キングレコードから初代社長の生地桐生に寄贈
童謡からキング所属歌手のCDなど43巻
(2008/7/11)
大日本雄弁会講談社を起こし、日本の雑誌王と呼ばれた野間清治は、
出版以外にも様々な事業展開を行いました。
その一つとして、昭和6(1931)年1月、会社の中にレコード
部を置き、雑誌「キング」にちなんで「キングレコード」のレーベル
で発売しました。レコード部はその後、昭和26(1941)年11
月にキングレコード株式会社として独立ました。最近は海外資本の会
社が多くなった音楽業界にあって、数少ない日本の資本で、キングレ
コードは日本人の心を大切にする幅広いジャンルに商品展開を行って
います。
今年は、その野間清治の生誕から130年という記念すべき年であ
り、野間清治顕彰会(大西康之会長)では、様々な顕彰事業を計画・
展開しています。その中で、キングレコードとの関係についても、よ
り多くの市民に知っていただきたいと、5月12日顕彰会役員がキン
グレコードを訪ねました。
同社は、協力を惜しまないことを表明、さっそく顕彰会の仲介によ
り、同社が発売したCDを桐生市立図書館に寄贈されました。