野間清治記念館建設準備室 山口 耕一 |
地元桐生の人達からの愛称で、〜せいちゃんち〜と呼ばれている野間清治記念館には、この地方の偉人たちの足跡が残されていて、拝見することができる。 それぞれが実感、共感の湧く素晴らしい展示物があり、今では研修施設も併設され、全国的にも有名になっている。それは野間道場であり、剣道に勤しみ汗を流して、桐生川源流では自然を満喫し、大川美術館では東西の名画を鑑賞して、本町1〜2丁目の伝統建造物の町並みを歩きながら爽快な気分で、桐生から帰るときには決まって名物の「桐生銘菓 せいじまんじゅう」を求めるのが通の旅人である。 その饅頭は、いかにもふっくらとしておいしそうで、野間清治の似顔絵の焼き盤が押してあり、苦味があるのは季節変わりに蓬の葉や蕗のとうの苦さがあり、桐生で研修に出会った人々との心の温かさが溶け合って、やる気を起こさせる味がある。それが名物となって皆に愛される所以と思う。 今、社会を取り巻く環境は、嫌なことばかりですが、顕彰会に参加して楽しい夢をみませんか。「桐生銘菓せいじまんじゅう」の夢は、着実に現実味を帯びてきています。
野間清治記念館建設プロジェクトは、桐生市立南小学校内に設置された準備室活動から、具体的には生誕の日の行事などや、記念碑が建立されたこともあり、地元の方々や児童や先生達も学校行事として参画され、着実に歩を進めております。 |