さだまさし「日本妖精伝」ツアーコンサート

             日  時 2002年6月2日(日)17時30分開場 18時00分開演
             
場  所 足利市民会館大ホール
             ソロ通算 3022回目
             シート  1階9列41番


 12時10分自宅を出発。宇都宮市内を経由して東北自動車道を鹿沼IC〜佐野藤岡IC〜国道50号バイパスを通って足利市民会館到着は午後2時40分。ホール正面入口で足利さだ研のすずきけいこさんを待つ。けいこさん15時ごろ現れ、ご挨拶。足利さだ研の皆さん、三流亭一流さん、岡田さん、ハ長調♪さんなどなどとメンバーの入り待ちをする。15時から16時の間にまさしさん(繁理さんの車が先導)、ベースの岡沢さん、パーカッションの川瀬さん、ギターの石川さん、マリンバの宅間さん、ピアノの倉田さんの順で楽屋入り。けいこさんから思わずポンポンを手渡されて、照れてしまいました。
 入り待ち後、開場時間まで市民会館の喫茶ロイヤルで足利さだ研の皆さんとお茶。足利さだ研キャンディーズのりょうさん、石塚さんそれからハ長調♪さんと同じテーブルでさだ談義で楽しませていただきました。
 17時30分開場。客入れ時にNTVのテレビクルーが撮影をしており、その後、ロビー売店と客席の様子などを開演前に撮影していた。このときの映像は6/6(木)の日本テレビ系列ズームインスーパーで流れたとのこと。
 足利市民会館大ホールは、1600席のキャパシティの割にこじんまりとしている感じで、たぶん2階席でもステージまでの距離を あまり感じない印象を受けた。1ベル18時03分、2ベル18時08分でコンサートスタート。

CONCERT MENU

開演18時08分 終演21時05分
  1.ナイルにて
  2.バニヤン樹に白い月〜LAHAINA SUNSET〜
  3.Close Your Eyes
  
 Talk 1
  4.きみのふるさと
  5.吸殻の風景
   
Talk 2
  6.アメイジング・グレイス(バイオリン・ソロ)
  7.北の国から〜メインテーマ
  8.案山子
  9.道化師のソネット
   
Talk 3
 10.関白宣言
   
Talk 4
 11.勇気凛凛
 12.秋桜
   
Talk 5
 13.精霊流し
 14.長崎小夜曲
   
Talk 6
 15.償い
 16.1989年渋滞
 17.春雷
   
Talk 7
 18.小さな手
 E.C.フレディもしくは三教街〜ロシア租界にて〜
 Talk 1
  
3000回コンサートについて
  ・さだまさしを初めて生で聴く人調査 半数以上
     初心者撲滅キャンペーン実施中
  ・アイドルだったころの話
     さだのお客さんは持ち上がりクラスだった
  ・「日本妖精伝」の意味
 
Talk 2
 
 ・バイオリンの赤い糸 スコットランド・グラスゴーの旅
  ・ダスキン(ミスタードーナッツ)不祥事で社長に代わりお詫び
 
Talk 3
  ・ヒット曲を作るのはお客さん。
 
Talk 4
  ・お父さん救済キャンペーン
 
Talk 5
  ・小説第2弾執筆中。短編小説5編。
  ・精霊流し さださんが出すお父様の精霊舟
 
Talk 6
  ・「償い」が裁判の説諭で取り上げられた
 
Talk 7
  ・あいさつ
  ・右手に勇気、左手に元気

 オープニングはアルバム『夢回帰線』から「ナイルにて」。続く「バニヤン樹に白い月」「Close Your Eyes」も意外。「(さだの)通でも厳しいところをついてますからね。外角低めにビュッと」なんて言ってました。ステージには2トンの水を張った池(?)をつくり、水面に照明を当ててその反射をステージ後ろのスクリーンに映すという演出をしていました。ただ、緞帳を開けて1曲目はその水面上にスモークをはわせて水面を見えないようにしていました。この辺の事情は1階席の前の方では池(?)が目線の高さで分からず、ステージを見下ろせる席にいた方はこれらの演出を楽しめたようですね。4曲目に「きみのふるさと」の演奏が始まったとき、個人的に感動していました。ソロになってからのしばらくはこの曲がコンサートのオープニングを飾っていたということは知っていましたが、生で聴くのは初めてだったような気がします。今でもオープニング曲に使って欲しいくらいです。衣装は、薄い水色のスーツに細い線のチェックのシャツに斜めストライプのネクタイ(スーツと同系色)に白のスニーカーといういでたちでした。足利では3年ぶりのコンサートとのことでした。
 トーク2では、昨年秋にNHKBSで放送された「バイオリンの赤い糸」の裏話をちりばめながら、グラスゴーを旅したときの様子を知ることができました。途中、現地のラジオ局で「R.C.クロフォード」の情報提供を求める呼びかけをしたところで、電話は「100番100番」とダスキンの話へと話題がそれていきました。高校生以下はまさしさんを「モップのおじさん」としか覚えていないと言い、ひどい場合にはまさしさんを「ダスキンの社長」と思っている新入社員がいると言って笑いを誘っていました。そういえば、とミスタードーナッツの不祥事に関して、社長に代わってお詫びをしていました(ミスタードーナッツはダスキンの傘下企業)。本当は所ジョージさんが担当なのだけれど、「僕は本社扱いなので」なんても言ってましたっけ。それにしても、ダスキンのCMキャラクターになってから15年にもなるとは思ってもみませんでした。
 10曲目の「関白宣言」では歌う前に関白宣言を生で聴く人はどれくらいいるの?と聞いたが、オープニングではじめてさだまさしを生で聞く人調査をやっていたので、「そういえばさっき聞いたよな。自分で言ってなんだか恥ずかしい」とつぶやきつつ演奏へ。エンディングではお約束の早回し。何度聴いても楽しい。宅間さん相変わらずすごい。お客さんの拍手と歓声も惜しみない。そこでふと思ったのだが、宅間さんのマリンバ、しっかりとまさしさんのボーカルとギターに早さを合わせているのだけれど、たまにはまさしさんよりも早く演奏し終わったら面白いかな〜なんて考えるのは僕だけでしょうか?早回し演奏が終わった後、大きな拍手と歓声の中、1階3列目12、3番あたりで足利さだ研のすずきけいこさんはじめ、数人でポンポンを頭上に掲げて振っていましたが、それを見たまさしさん、「何でチアガールがいるの?」「それにしちゃレオタード着てないじゃない?」「レオタード着て来られても困るけど」などと言って笑っていました。
 トーク4では、お父さんの権威が落ちた原因(テレビの普及と給料の銀行振込)、妻は夫を立てておけばいい、等々の話を身振り手振り交えて熱演。世のお母さん方に時々でいいからお父さんを振り返ってほしいと。お父さん救済キャンペーン実施中。
 トーク5で小説「精霊流し」についてと、現在執筆中の小説第2弾について。さらに、長崎のお祭り精霊流しについて、さださんが出すお父さんの精霊舟の話。自分の子どもたちは長崎っ子ではないので、自分の精霊舟は出せないかも知れないが、「親父の舟は俺が立派なのを出す」と。長崎丸山の芸者衆を総揚げするという話に、お父様は「いいね〜。見てみたいね〜」と(笑)。「精霊流し」に続いてジャジィーな「長崎小夜曲」。
 トーク6はこの春に「償い」が話題になったことに触れ、この曲は知人に起こった事実をもとに作られたことを話したうえで、自分が被害者あるいは加害者の立場に立ったとき、自分はどうしただろうかと考えたという。世の中にはまだまだ無名のすごい人がいるものだと。「償い」を裁判の説諭で取り上げた判事は、昨年9月から始まったこのツアーをどこかで聴いたのか、以前からこの曲を知っていたのかは分からないが、過ちを犯した少年たちの反省を促したかったのだろう。(「償い」は今回のコンサートツアーの始めからメニューに入っているそうだが、この話題が持ち上がるまではどんな内容のトークが語られていたのでしょうか)
 「償い」の後まさしさんはいったん楽屋へ、その間ピアノの倉田さんがつなぎまさしさん登場の際は白のパンツ、スパンコールのついた白のシャツにギターを抱えて再登場。すぐに「1989年渋滞(ラッシュ)」を演奏、間髪を置かず「春雷」へ。
 生で聴く「春雷」は久しぶりでした。宅間さんのマリンバ、大太鼓の雷、良かったです。客席も大拍手。激しい曲の2曲続きにまさしさん、「コンサートが命がけになってきた」と。
 最後の挨拶、右手に元気、左手に勇気(逆も可)、どちらも使えば使うほど増える。「小さな手」を歌い終わり緞帳が下りる。アンコールの拍手が続き、緞帳が開いたステージの中央にはシックな黒のスーツに身を包んだまさしさん。「フレディもしくは三教街」をうたい終わって舞台上手、下手で挨拶をして舞台袖へ。緞帳が下りて終演。

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