さだまさし「Mist」コンサート

             日  時 2008年01月17日(木)17時30分開場 18時00分開演
             場  所 大宮ソニックシテイ大ホール(ソロコンサート通算3555回目)
             シ ー ト 1階25列9番


◆コンサート・メニュー

CONCERT MENU
1ベル(予鈴)18時00分 / 2ベル(開演)18時07分 / 終演20時59分

  1.道化師のソネット
   
MC1
  2.白雨
  3.眉山
  
 MC2
  4.雨やどり
  5.パンプキンパイとシナモンティ
  
 MC3
  6.窓
  
 MC4
  7.桜桜咲くラプソディ
  8.加速度
  9.主人公
   
MC5
 10.都忘れ
 11.賢者の贈り物
   
MC6
 12.赤い月
 13.1989年 渋滞(ラッシュ)
 14.胡桃の日
   
MC7
 15.霧-Mist-
 16.かささぎ
  
< 緞 帳 >
 EC1.51
 EC2.落日
  
< 緞 帳 >

 MC 1
  ・大宮最終日
  ・暮はNHKに出ずっぱり

 MC 2
  ・「眉山」がフジTVでドラマになる
  
・横綱と相撲の話
  ・日本は身近なところに神様がいる国

 MC 3

  ・「雨やどり」は熊谷会館でライブレコーディングした
  ・さだパパ、大腿骨骨折・入院

 
MC 4
  ・「窓」制作裏話
  ・コンサートツアーは置き薬屋
  ・メンバー紹介

 MC 5
  
・「主人公」について
  
・もっと話(会話)をしよう
  ・やる気のない人とやる気のある人
    新幹線の車内販売と車掌のアナウンス

 
MC6
  ・殺伐とした事件が多い
  ・コミュニケーション不足
  ・タスキを受け継ぐこと
  ・「夏 長崎から」と「夏 広島から」

 MC7
  ・間もなく35周年 5年ごとにいろいろはやっていられない
  ・目先のことをやっていこう

■開演前
 仕事を定時までしていて、急いで宇都宮駅へ。宇都宮発17:32の新幹線で大宮着は17:58。毎度のことで実際の開演は開演予定より7〜8分遅れることは分かっていてもギリギリ。実際には、ホールに着いて、入場前にトイレに寄って、ホールの方に「お席は分かりますか」と声を掛けられたのを「分かります」と言って振り切り(ゴメンナサイね)全く迷うことなく席に到着して着席したのと同時に2ベルが鳴って客電が落ち、1曲目の「道化師のソネット」のイントロが始まりました。コートを脱ぐ間もなく、後で気がつけば携帯電話の電源を切るのも忘れていたことに気づいて、ハラハラしました(でも大宮ソニックホール内は携帯電話の電波をキャンセルするシステムが使われているとどこかで聞いたことがあります)。たまたま両隣の席もまだお客さんが来ていなくて、ギリギリでもスムーズに他のお客さんに迷惑をかけることなく着席できて良かったです。1曲目が終わって、まさしさんのMCが始まったところでコートを脱ぎました。

1.道化師のソネット
MC1
・今日はソロ通算3555回目のコンサート。3333回の武道館からもう200回以上やってきた。
 今日は大宮最終日。昨日が初日(笑)。大宮は1/16・17の2Daysでした。
・今日はこの冬いちばんの冷え込み。昨年の今頃はハワイに行った後で風邪をひいた。
・昨年暮にはNHKのテレビに出ずっぱりだった。着物が似合う歳になった。以前は二つ目だったが、今は真打ち。

2.白雨
3.眉山
MC2
・「眉山」がフジTVのドラマになり、その主題歌に舞台の主題歌「眉山」が使われる。
・年始早々のNHKの番組で、フジTVからのハガキを読んだ。ドラマ「眉山」の宣伝広報(笑)。
・横綱と朝青龍問題、相撲の話
 中途半端に謝るのだったら謝るな。私だったら「サッカーポールを抱えて行って『何か?』って言う」(爆)。相撲の土俵は祭壇。相撲は神事。女性が土俵に上がれないというのは差別とは違うもの。女性が土俵に上がろうとしたところを高見盛が引き止めたのは良かった(このエピソードはこのトークで知りました)。横綱に幣束が下がっているということは、横綱という存在は横綱によって仕切られた結界の内側であるから、神と同等である。それゆえ、それだけの品格を備えなければならない。横綱は強いだけではだめ。史上最強と言われた関取は雷電為右衛門。69連勝(当時は年二場所・11日制だったから、3年間負けなかったことになる)した横綱双葉山は連勝が途絶えた日に「未だ木鶏たりえず」と自己の未熟さを自覚していたという。その横綱双葉山が興した部屋が、師匠が若い弟子を稽古以上の暴力(リンチ)によって死亡させてしまった時津風部屋。また、横綱栃木山は全勝優勝した次の場所に突如引退を表明。周囲を驚かせたが、髷が結えなくなったからという理由もあったらしいが、「今が華だから・・・」と引き際を考えてのことだったらしい。ただ、引退後しばらくしてから、第一回大日本力士選手権会に出場して、現役力士の強豪天竜、玉錦を破って優勝したという。この栃木山が興したのが春日野部屋。
品格を持っていた先代たちの志が申し送りされていないのではないか。
・日本は身近なところに神様がいる国。台所や便所にさえ神様がいるとする国。
4.雨やどり
5.パンプキンパイとシナモンティ
MC3
・神様の話から「雨やどり」へ。「雨やどり」は熊谷会館でライブレコーディングした。レコーディングの時の客席からは若い声。
 そんなあなたがそんなになってしまった(爆)。
・さだパパが夏前に大腿骨を骨折した。夏広島からには車椅子で参加。玄関で骨折したが、母・喜代子さんには自室にいて気がつくまでに1時間ほどかかった。気づいてもらうために手に取ることのできる靴べらなどで辺りを叩いたりして知らせようとしたが、なかなか気づいてもらえなかった。治療の際、患部にチタンを入れたそうだが、出来ればクラブフェイスに欲しかった(爆)。本人には目標(たぶん夏長崎からへの参加)があったから、前向きに治療やリハビリに取り組んだ様子。手術の時に麻酔で痛みが無かったことが嬉しかったらしく、「喜代子、お前もやってもらいなさい」と言ったところが、普通は「はいはい、また後でね」ぐらいの返事をするところが普通の妻の対応であろうところを、喜代子さんは「私はよか」(爆)とそっけない返事。取りつく島の無かったさだパパは、家でお手伝いをしてくれているかよちゃんに、「かよちゃんもやってもらいなさい」の問い掛けに「おじさん、私はどこをやってもらえばいいの?」、さだパパの返事は「あー、かよちゃんは顔をやってもらいなさい」(大爆)。実話だよ。話、作ってないから。かよちゃんはしばらく落ち込んだそうで・・・。
 病院食はまずい。作ってくれる人には悪いが・・・。ミシュランもこういうところに目をつけないといけないんじゃないか。
みんなが知らないような美味しい店を集めて作ろうか?、「見知らん」(爆)。
 さだパパの入院中、病室の窓からは狭い範囲しか外が見えない。「窓」への前振りだったのねぇ、なるほど。
6.窓
MC4
・この詩を書いたのは1年前。ちょうど矢野真紀が入院していた頃だった、と後で知った。
・自分の役割は、置き薬屋と同じ。旅をしながら減った薬を補っていく。「○○の薬が無くなっていますね、じゃあこれを置いていきますね、はい『Mist』」(笑)。
・メンバー紹介。
 ピアノ-倉田信男・・・行者と山登りをする。修行僧のよう。仏教界ドラフト1位候補(笑)。
 Aギター-石川鷹彦・・芸風はボケ。観音崎で合宿レコーディングの時、ペリーが上陸したという浦賀に行こうと誘ったら
            「俺はいいよ」って断られた。「だって、(ペリーは)もう帰ったんだろう?」(大爆笑)。
 マリンバ・パーカッション-宅間久善・・・まさしさんに何か振られて、そこまでやらなくてもという、大ズッコケ。
           産経新聞の「産経」は「月経」の「経」に「お産」の「産」だからな、って。
           漢字は苦手だけれどマリンバを弾かせたら日本一。
 Eギター-松原正樹・・・レコーディングやイベントではいつも助けてくれているけれど、ツアーの参加は初めて。
           この人の置物のような酒の飲み方が好き。「あっ、そうなの」クイッ、「あっ、そうなの」クイッ。
 ドラム・パーカッション-キムチこと木村誠・・・業界では知らない人がいないくらいの名プレーヤー。
           石川さんも付き合いが長いけれど、今回のツアーで初めて本名を知った。
           北京の遊園地にいたドラえもん似。
 Bギター-岡沢章・・・銀座の生まれだが、神田生まれの奥さんからは田舎者扱い。不二家のポコちゃん似(笑)。
           グレープの「三年坂」でもベースを弾いていた。松原正樹も追っかけをしていた。

7.桜桜咲くラプソディ
8.加速度
9.主人公
MC5
・「主人公」は自信をもって生きている人には必要のない歌。
・もっと会話をしないといけない。コンビニの店員はマニュアル通りに「いらっしゃいませ、こんばんは」(早口で心のこもらない、良く聞き取れない、独特のイントネーションで)と言う。店に入ってきた客に何か声を掛けることが、犯罪を防ぐための一つの方法らしい。マニュアル通りにしか動けない人間が増えてきている。
・新幹線の車内販売(実演付き)。やる気の無い人とある人では、売り上げに差がでるはず。お茶が欲しいけれどもどうしようかなと迷いつつ品物に視線を送っていると、それを察知した売り子さんが「何か差し上げましょうか」と声を掛けてくれば、客は「お茶を下さい」と言う。
・新幹線ひかり号の車掌さんの体温のある、車内アナウンス。週末にこだま号で熱海に行くはずのお客さんが、間違ってひかり号に乗ってしまって、名古屋まで連れて行かれた爆笑大ネタ。
 これだけ言葉の大切さを訴えているのに、コンサートを終えて楽屋に戻ると、マネージャーが「お疲れ様っした!!」(爆)。

10.都忘れ
11.賢者の贈り物
MC6

・殺伐とした事件が多い。コミュニケーション不足が原因ではないか。自分が思っていること・考えていることをうまく言葉で伝えられないことから、フラストレーションがたまって、一気に暴力に及んでしまうのではないか。
・被害者にはもちろん、加害者にも親・兄弟がいて、その親にもまたそれぞれに親・兄弟がいる・・・。そう考えると、自分の存在は連綿と受け継がれた中での存在だと気づかないといけない。タスキを受け継ぐことが必要だ。
・「夏 長崎から」を借金で苦しいときに、赤字を出してまで始めて続けてきた理由は何だろう。そうしてまで伝えたいことがあったのかな。スポンサーが付いて、収支もトントンになってきたところで、自分の思いはブレていないか、確かめる必要もあって、「夏 長崎から」をやめた。
 「夏 広島から」の時に、弟とセンターポールに翻る半旗を見て、長崎の日に広島の人たちも長崎のことを思ってくれていたのだということが分かって、涙が出た。打ち上げでは、山崎まさよしと根本要から「まさしの客は歌がうまい」と褒められた。お客さんが褒められるのは嬉しかった。
12.赤い月
13.1989年 渋滞(ラッシュ)
14.胡桃の日
MC7
・今年はデビュー35周年。5年ごとにいろいろはやっていられないけれど、でも、40周年の保証はないから、目先のことをやっていこう。
・今年は始まったばかり。一年の計は元旦にあり。三日坊主で終わってしまった人も、節分はあるし、何だったら年度末で気分を切り替えることもできる。

15.霧-Mist-
16.かささぎ

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EC1.51
EC2.落日

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20:59 終演

■感想
 ツアーも中盤で、楽曲の変更は初日と比べてなかったものの、1ヵ所だけ曲順が変わっていた(「赤い月」)のと、ツアー初めは2部構成だったのが、1部構成になっていました。トークの内容は細かいところや季節・時期によるものが加わったり無くなったりはしているものの、大きな流れや内容は変わっていませんでした。当然、ツアー初日と比べると熟成が進んでいました。

■終演後
 joshuさんが声を掛けてくれて、かずえさん、Fuseさん、あーちゃんさんとお目にかかることが出来ました。楽屋口で出待ちをしてまさしさんをお見送りした後、大宮駅までかずえさんとFuseさんと一緒でした。
 昨年、大宮に来た時には撮影しなかった大宮駅西口デッキのイルミネーションを撮影して、新幹線で宇都宮に戻り、その後更に自家用車を運転して帰宅しました。
 実はその翌朝、出勤しようとして起きていくと父の様子がおかしく、脳梗塞の疑いありと判断し、急遽休暇を取って病院に行ったりと、バタバタしたのでした。

大宮駅西口 2008年1月17日 撮影

(2008/04/26 記す)


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