さだまさし アコースティックコンサート

             日  時 2003年7月12日(土)17時30分開場 18時00分開演
             
場  所 藤岡町文化会館
             ソロ通算 3130回目
             シート  1階22列32番


■開演まで
 今日の会場は初めて行く会場なので、少し時間に余裕を持たせて13:30に自宅を出発し宇都宮市内を通り鹿沼IC(14:30)から東北自動車道に乗り佐野藤岡ICで下りて一般道で会場まで(会場着15:30)。6月末に新車に乗り換えてから初めての遠出と高速走行ということもあり、コンサートとは別の楽しみもあるドライブとなりました。
 鹿沼ICから東北自動車道に乗って間もなくのこと、ジープタイプのベ○ツにものすごい勢いで追い越されました。後ろから接近していることにも気が付かず、追い越されてから気が付いたのですが、その車どこかで見かけたことのあるしかもかすかな記憶にあるナンバーでした。それはさださんの弟さん、繁理さんの車に間違いありませんでした。追い越されて自車の前に出られてから気が付いたので、運転席の様子はわかりませんでしたが、たぶん繁理さんの運転に間違いないと思いました(コンサート後、出待ちでお見送りをした時に繁理さんがその車を運転して行きました。まさしさんは別の車です)。ご存知の方もいると思いますが、繁理さんは那須町にお住まいで(このことはまさしさんも玲子さんも宇都宮のコンサートで話題にしています)、この日はご自宅からコンサート会場へ向かう途中だったようです。それにしても繁理さん、200Km/hぐらいのスピードだったような気がしますが・・・。こちとら新車の慣らし運転中で無理することもできず、100Km/h巡航のままあっという間に遠ざかるベ○ツを見送るだけでした。繁理さん、くれぐれも事故などに遭いませんようにご注意願います。
 そんなこんなで佐野SAで休憩。ここで、会場までのルートをカーナビで設定。休憩後はカーナビの案内のままに車を進めていけばいいはずなのに、佐野藤岡IC下りてすぐに予定の交差点の1つ手前で曲がってしまい、佐野アウトレットモールの駐車場へ紛れ込んでしまいました(爆)。しかしこの大型商業施設、新聞などでオープンしたことは知っていましたが、ICのすぐそばとは知りませんでした。去年足利のコンサートで通ったときには何にもなかったと思っていたのに。そんなこともありながら、カーナビの指示にしたがって無事に会場に到着。初めてカーナビを使った感想は・・・こんな便利なものがあっていいのだろうか!!。行ったことの無いところへ行くときの不安が全くといっていいほど無くなるような印象を受けました。これは、一度使ったら止められなくなる、そう感じました。
 無事に会場に到着したものの、開場までは2時間もあります。仕方が無いので、渡良瀬遊水池周辺を1時間ほど適当にドライブして会場の駐車場に戻りました。この辺りは、栃木・埼玉・群馬の県境にあり、道路脇の表示板がそれぞれの県・町名を表示していました。
 開場の17:30近くになると、お客さんが列を作りはじめましたので、一緒に並んで入場しました。会場の入り口正面右側には「さだまさしアコースティックコンサート」の看板がかかっていたので、携帯に付いているカメラで撮ってみました。

藤岡町文化会館 正面から

ホール入口右側にコンサートの看板がありました

 入場後、コンサートプログラムVol.48と「23時間57分のひとり旅」・写真集「Historie〜arc de lune〜」を購入して座席へ。ホールの客席の印象は、1000人くらいのキャパシティなのにホール全体が大きく感じました。1階席だけなので、余計にそう感じるのかも知れません。この日の客層はやはり女性が多いようでした。僕の座った列(通路から通路まで)は、僕以外は皆女性でした。
 ステージ上は緞帳が開いており、下手に石川さん、上手に宅間さん、中央にまさしさん、の3人編成です。今回のアコースティックコンサートにはピアノの倉田さんが参加している会場もあるようでしたが、この日は残念ながら倉田さんはいらっしゃいませんでした。
 1ベル18時00分、2ベル18時08分でコンサートがスタートしました。

■開演

CONCERT MENU

開演18時00分 終演21時05分
  1.案山子
   
Talk 1
  2.雪の朝
  3.縁切寺
  4.僕にまかせて下さい
  
 Talk 2
  5.関白宣言
   
Talk 3
  6.関白失脚
   
Talk 4
  7.風の篝火
  8.線香花火
  9.Pinapple Hill
   
Talk 5
 10.秋桜
 11.北の国から〜メインテーマ〜
 12.桜散る
   
Talk 6
 13.償い
   
Talk 7
 14.無縁坂
 15.精霊流し
 E.C.風に立つライオン

 
Talk 1
  ・挨拶
  
3130回目のコンサート。教育委員会主催
  ・初心者調査(拍手たくさん)
    トークがダブらず嬉しい
    せっかく来たコンサート、知っている曲が無いと淋しい
  ・昔はアイドルだった
 
Talk 2
 
 ・出戻りのお客さんたち 3代目4代目まで歌ってやる
  ・27時間テレビのこと
 
Talk 3
  ・メンバー紹介 
  ・お父さん救済キャンペーン
 
Talk 4
  ・長崎での幼児殺害事件
  ・高校時代の安本クラス 雪の日の登校
  ・ラフカディオ・ハーン「仏像の微笑み」
 
Talk 5
  ・27時間テレビ
     新幹線の車掌さんと色紙
 
Talk 6
  ・桜 自分の桜を決めると人生が変わる
  ・映画「精霊流し」
    制作発表会での松坂慶子さんについて
  ・「償い」報道以来、さだまさしがいろいろと話題になった
 
Talk 7
  ・「償い」を取り上げた裁判長が後押しをしたのは・・・
  ・元気と勇気 挨拶


 オープニングは「案山子」。ゆったりとした感じでコンサートがスタートしました。まさしさんの衣装は、薄いクリーム色のスーツで、上着の中は黒のTシャツでした。スーツは遠目で見るとほとんど白に見えるほどの淡クリーム色でした。
Talk1
 簡単な挨拶の後、今日は3130回目のコンサートであることを知らせてくれました。今日の主催は何と教育委員会(笑)。日本全国でコンサートをやって来たけれども、まだやったことが無い町があった(笑と大拍手)。恒例の初心者調査。大多数の人が拍手。まさしさん嬉しそうに、トークがダブらなくていい。一方、せっかくコンサートに来たのに知っている曲が無いと淋しい。
昔はアイドルだったという話になったときに、僕の座席の近くにいた女性が「キャー」と黄色い(?)声。まさしさん苦笑いしながら「ありがとう」。
Talk2
 実はさだのお客さんは“出戻り”が多いという話題に。女学生の頃熱心に聴いてくれた人たちが結婚・育児・子育て等で一時離れていたが、子供の手がかからなくなってからまたファンとして戻ってきてくれている。それだけでなく、自分たちの子供も巻き込んでファンになっている。こうなったら3代目・4代目まで歌ってやる、とまさしさん。
 27時間テレビに出演したときのこと。出演の経緯について、制作担当が報道部門に変わったということで引き受けたが、結果去年は飛行機などで九州から北海道まで慌ただしいことになったと・・・。
           (確かこんな内容だったと思いますが、はっきりとは覚えていないので間違っていたらごめんなさい)
 その27時間テレビで、今年はモーニング娘。の3人の名前を覚えたと言って自慢しましたが、次に会ったときに覚えているかどうかと(笑)。
 5曲目「関白宣言」で演奏が始まってすぐに客席から手拍子が始まりますが、曲に合っていません。まさしさん演奏をやめてべらんめい調で「待て待てぃ、合わせんか〜」(会場大爆笑)。宅間さんの手拍子に合わせて会場の拍手が揃うとまさしさんはギターを弾きながら「素晴らしい!!」。
Talk3
 メンバー紹介から。宅間さんの紹介の時に、「最上牛」のエピソード。「噺歌集」でこの話は知っていましたが、生で聴くのは初めてだったと思います。山形にコンサートツアーに行った時、列車で最上川を渡っているときに宅間さんがこの川の名前をまさしさんに尋ねた。「もがみがわ」と看板に書いてあるだろうと教えられた宅間さん、その後ステーキ屋でメニューを指さして「最上(もがみ)牛のロース」(本当は「さいじょうぎゅう」)と言って失笑を買ったというエピソードでした。おまけに、翌朝ホテルロビーにて新聞を読んでいる宅間さんにまさしさんが「何読んでんだ」の問いに「サンケイ新聞」と答えた宅間さんだったが、実は宅間さんが手にしていたのは「山形新聞」だったという・・・。
 石川さんの紹介では、フォークギターの草分けであるという紹介がされました。まさしさんが「石川さん、ギターを弾き始めたのは天保14年・・・」と振ると石川さんは笑いながらそうじゃなくてと言う素振りで「天保12年」などというやりとりが・・・・(笑)。
 メンバー紹介の後、「お父さん救済キャンペーン」の話しで盛り上がります。この日の結論は「女性は社会を変える力がある。それを言いにこの町へ来た」と言い切るまさしさんに大きな拍手が贈られます。このトークの後、3人だけで演奏する「関白失脚」が披露されました。
Talk4
 長崎で起こった幼児殺害事件について。長崎という町ではこういう事件が起こらない町だった。どんどん都会化してしまっていることを嘆いているようでいた。
 國學院高校時代の安本クラスについて。在籍が60人くらいの大クラスで変な人間が多かった。雪が降った日、他のクラスでは半分ぐらい欠席していたのに、全員が出席したこと。中でもまさしさんが地下鉄駅まで時間をかけて歩き、教室に到着した時には大きな拍手でもって迎えられたこと、到着して全員が揃ったところで、先生曰く「じゃあ、帰ろうか」(爆)。
  ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の『仏像の微笑み』に関する話がありました。日本人の奥ゆかしさなどを愛したハーンが、現代の日本の有り様を予見していたような危惧を抱いていることが述べられているエッセイだそうです。この話も何度も聞き、アルバムのライナーノート(どの曲だったか忘れましたが)にも書いてありましたので、いつかは読んでみないとと思っています。
Talk5
 27時間テレビに関して、新幹線の車掌さんと色紙の話でした。退職で最後の乗務となった列車に偶然まさしさんが乗ってくれたことについて、この車掌さんは「神様というのは本当にいるのかも知れない」と。娘さんに頼まれて持ち歩いて角が丸まってしまった色紙に訳有りと感じたまさしさん、車掌さんに事情を聞いて納得。番組ではこの車掌さんとの再会を願ったけれど、この方は既に亡くなってしまったとのこと。せめてその娘さん(色紙をお願いしたご本人)にお話を伺えればとの事で、同番組の総集編でそのあたりをリポートするらしいと、番組の宣伝もしていました。(後日談ですが、この番組は7月27日に放送されたようですが、ファンサイトの書き込みから伺い知れる様子では、我々さだファンが期待していたほどの内容ではなかったようでした。当管理人はその番組を見ていませんのでこれ以上言及できません)
Talk6
桜について自分のお気に入りの桜の木を決めると人生が変わると言うことを話されました。(どういう内容だったかはメモしませんでしたのでわからないです・・・ごめんなさい)
 映画「精霊流し」の制作発表の時のこと、出演される俳優さん・女優さんと一緒だったのだが、松坂慶子さんの胸元の開いた服装に「目のやり場が決まった」「開いた口が乾く」などと言って半ば嬉しそうに話しました。おまけにダンディ坂野の“ゲッツ!!”(アクション付き)までやってくれたりして(笑)。
 「償い」が去年の春に裁判で取り上げられてから、それをきっかけにしたかのようにさだまさしがいろいろと話題に取り上げられるようになった。1ファンとして考えても、コンサート3000回、小説だい2弾『夏解』、NHKドラマ「精霊流し」、30周年コンサート、「精霊流し」と「夏解」の映画化・・・。「皆さんで聴きましょう」という歌ではないけれども、とことわって「償い」を歌いだします。
Talk7
 「償い」を歌い終わって、あの時裁判長が押したのは加害者の少年たちの背中だけではなくて、自分の背中をも押してくれたのではないか、と。
 最後の挨拶は、いつもの「元気と勇気」。どちらも使えば使うほど増えていくという特徴を持っている。「またお会いしましょう」と言ってMCが終り、石川さんが「精霊流し」のイントロを弾き始めますが、まさしさんは「あれっ」と言った表情で石川さんの方を見ています。それに気づいた石川さんはまさしさんを見て、ちょっと間が合ってから演奏をやめて、お互いに深くお辞儀をしたかと思うと、今度は石川さん「無縁坂」のイントロを弾き始めました。どうやら石川さんが曲順を間違えたようでした(笑)。
 最後の曲「精霊流し」が終わって3人が舞台から袖に入っていきます。アンコールを求める拍手の中、まさしさんだけが登場して「風に立つライオン」を熱唱してコンサートは終了しました。


■終演後
 ゆっくりと座席を立って会場から出ましたが、グッズ売り場は混雑していました。何気なく売り子さんの後ろに目をやると今日の演目が張り出されていましたので携帯のカメラでパチリ。まさしさんのコンサートでその日のメニューが張り出されているのを見たのは初めてでした。
 駐車場を出る車が混雑するので、何となく出待ちをしました。楽屋口からは少し離れたところでしたが、20〜30人が列を作って待っていましたので、その端っこに陣取りました。例の車で繁理さんが先頭でまさしさんを乗せた車が続きます。助手席にいたまさしさん、窓を開けたまま「ありがとう」と言って去っていきました。

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