さだまさし 3000回記念コンサート
              日 時 2002年3月21日(木・春分の日)15時30分開場 16時30分開演
             
場 所 東京国際フォーラム ホールA
             シート 1階46列79番



 開場時間の15時30分にはホールAの入口(東京駅丸の内南口側)からガラスホール沿いに2列で長蛇の列ができる。35分頃から並ぶ。自分の座席にたどり着くまでに約20分かかった。
 入り口には縁(ゆかり)のある方やテレビ・ラジオ番組関係者からのお花がたくさん届いていた。チケットを係にもぎってもらい、3000回記念のパンフレットと深紅のアルストロメリアを一輪もらって(全員に配られた)正面の階段を登ろうとしたら、目の前にまさしさんのお父様・雅人さんがいて誰にというわけでなく、入場してくるお客様に丁寧におじぎをなさっていた。ロビーではCDやその他のグッズ売り場がすでに築地の魚河岸のごとく(行ったことはないのだが)、あるいはそれ以上に混雑していた。それを横目に取りあえず自分の座席へ向かう。座席は1階46列79番。ステージ側から見ると1階の左手いちばん奥の方だ。後ろにはあと3列しかない。そこからステージを見た第一印象は、疎外感であった。前もって「ぴあmap」で確認はしていたものの、ステージまで約50mという距離がどれだけ離れているか思い知らされた。それでも今日この会場にいられることに感謝しようと思い直す。
 席に着いたところで携帯を確認したらレナさんからの着信があった。まだ列に並んでいた時の着信だったがその時は気がつかなかったので慌ててコールしたが今度は先方が留守電モードになっており、メッセージを入れる。そうこうしているうちに今度は黄菜さんから着信、座席にいることを伝える。その直後レナさんから着信、黄菜さんと同じように伝える。会場が広くキャパシティも大きいので(5000人収容)、へたにウロウロしないほうが良いと思い自分の席を動かなかったのが良かったのか、まずレナさんとお会いできた。まもなく、黄菜さんも合流し、ご挨拶できた。私とご両人は初めて会うのにちっともそんな感じがしなかったのはインターネットの掲示板でのやり取りがあったからなのだろう。時間にすると5分あるいは長くても10分までなかったと思うが、さだまさしファンサイトでは有名なお二人とご一緒できたこと(スーパー・ウルトラ・ミニ・オフ会 (笑))に妙に感激してしまい、コンサートはまだ始まっていないというのに自分だけ舞い上がってしまっていた。レナさん、黄菜さん開演前の貴重なお時間にありがとうございました(写真撮るのを忘れた)。
 客席では、開演前と休憩時間に山野楽器の店員さんたちがいくつものグループに分かれてカゴにアルバム「夢百合草」と「さだの素」を入れて出張販売(笑)をしていた。
 1ベルが16時25分、2ベルが16時35分で開演。

CONCERT MENU

<第1部> 16:35〜17:48

1.絵はがき坂
2.道化師のソネット
  MC
3.精霊流し
4.無縁坂
  MC
5.雨やどり
  MC
6.関白宣言
  MC
7.勇気凛凛
  MC
8.桜散る

<休憩> 17:48〜18:05







<第2部> 18:05〜20:25

9.桃花源
10.案山子
11.檸檬
12.秋桜
  MC(エレクトーン、ハイ!事件)
13.北の国から(お客さんハミング参加)
  MC(加山雄三さん登場)
14.親父の一番長い日
  MC
15.防人の詩
16.しあわせについて
  MC
17.療養所
18.奇跡〜大きな愛のように〜
19.飛梅
20.修二会
  MC
21.小さな手
〜〜〜〜 幕 〜〜〜〜
E.C.1 主人公
E.C.2 風に立つライオン
〜〜〜〜 幕 〜〜〜〜

< 第 1 部 >


 オープニングの2曲と最初のMCの間だけマスコミ各社対応のためカメラマンが多数所定の場所で取材をしており、客席1階中ほどまで照明が入っていた。MCの間にカメラマンは退出した。マスコミ各社とは別にテレビカメラ(ハイビジョンらしい)とクレーンカメラがあり、後ほどテレビでのオンエアやビデオ・DVD等の発売がある模様。CDのライブ版は5月22日発売との情報も伝わっている。
 ステージに目を戻すと、ステージに向かって左側からピアノの倉田さん、マリンバ・パーカッションの宅間さん、ギターの石川さん、石川さんの前にサックスの平原さん、ボーカル・ギター・バイオリンはもちろんさださん、ギターの松原さん、ベースの岡沢さん、ドラムの島村さん、島村さんの後ろ一段高いところにパーカッションの川瀬さんという順で、緩やかな弧を描いて並んでいる。その後ろにはかなりのスベースが確保してあり、後ほどストリングスが加わるであろうことを予想させる。さださんの立ち位置は半円形のスロープのセットの中央で、その半円形のセット(ベージュ色)には白抜きで「3000th MASASHI SADA」(たぶんこうだったと思うが、不確か。ビデオ発売を待って確認されたし)の文字があしらわれていた。衣装は紺のジーパンに白のTシャツ、紺のジージャンという、カジュアルなスタイルで登場。オープニング曲の「絵はがき坂」は意表を突かれた感じ(ちなみに僕の予想というか希望は「きみのふるさと」でした)。
   ※「絵はがき坂」は長崎NBCビデオホールでのソロになってからの第1回目コンサートのオープニング曲
    だったということを後日知りました。

 最初のMCでは、「3000回やってこられたのは、コンサートに来てくれるお客様があってできたこと。僕の記録というよりあなたの記録です」と言い、また「そうしなければならない事情があった」とも言って笑いを誘っていた。今日のコンサートには海外で生活している方からの応募もあったといい、実際に会場にはロンドンから駆けつけている方もいらっしゃるとのことだった。
 3曲目からのラインナップは、2部までを通じて「さだまさしヒストリー」とでも言うべきさだまさしヒットパレードであった。「ヒットパレード」については、3月18日付毎日新聞連載「日本が聞こえる」で予告していた。「雨やどり」では歌詞の途中「♪スヌーピーのハンカチ」のところが、少し間があいた後「♪キティちゃんのハンカチ」に替えられ笑いを誘い、「関白宣言」では、お約束のエンディングの早回し(?)で盛り上がった。。「関白宣言」後のMCでは、世のお父さんの権威がなくなったのはテレビの普及と給料の銀行振込が原因だという話。世のお母さん方は、お父さん(夫)をおだてようというという話になり、お父さん救済キャンペーンを始めようと。MCのあと「関白宣言」のアンサーソング「勇気凛凛」へのつながりはお見事。
 この日東京では桜の満開宣言が出されたそうで、異常気象や地球温暖化への懸念があるが、さださんいわく、今年は温暖化云々は言わず、感謝したいと。今日、桜が満開になったのは俺のため(=3000回コンサート)ではないかと。お気に入りの桜があって今回のコンサートを前にその桜の木の下で、一杯飲みながら語りかけたそうだ。そしたら、実はその桜が桜の世界では有名なやつで、そいつが全国の桜に指令を出して3000回の日に桜を満開にしたのではないかと・・・・・・(笑)東京では満開となった桜だが、この日は風も強く、お客さんが帰るころには桜吹雪になるかも知れないということで、予定はしていなかった曲だが、といって「桜散る」で第1部の幕が下りる。

 < 休 憩 >

 「桜散る」で幕が下りてきたところで客席も2部制であることを初めて知る。場内アナウンスでは20分の休憩とのことだったが、休憩に入って10分後に1ベルが鳴る。トイレに並んでいた女性たちは慌てた様子。実際に2部が始まって切りが良いところ(曲間)に席に戻る方もいた。


< 第 2 部 >

 第2部は予想通りストリングスが加わり、指揮は渡辺俊幸さん。2部のオープニングでの4曲続きは今まで聞いたことが無い(と思う)。衣装はスパンコールの付いた黒のタキシード。「秋桜」のあとのMCでは、今日は長い曲が多いので、スタッフからトークは控えめにという指示が出ていたそうで、「妖怪かっとび」や「バイト事件」といった大ネタはできないと言い、「ぼやと浴衣・革靴事件」はどうだと聞いたら某マネージャーから「それはもういいじゃないですか」と言われたとかで、中ネタならいいだろうとさださん自ら「エレクトーン、ハイ!事件」を切り出す。「秋桜」から結婚式つながりのトークとなる。ストリングスの皆さんにさだまさしコンサートが初めての方調査を行い、客席だけでなく時折ストリングスの皆さんに向かって身振り手振りを交えたトークを展開。会場・ステージとも笑いの渦に包まれる。
 MC後、今度はお客さんが歌う番と言って、「北の国から」が流れる。客席一体となってハミング。「北の国から」が終わった後、ピアノの倉田さんが「君といつまでも」を控えめに弾き出したと思ったらステージ上手(客席から見て右側)から鮮やかな空色のジャケットを着た加山雄三さんが大きな花束(真っ赤なアルストロメリア)をもって登場。さださん少々慌てた様子だった。この日のトークでも歌を作ることのきっかけが「君といつまでも」だったという話をしていた(加山さんが登場した後だったかな?)。
 「親父の一番長い日」を歌う前には、歌おうかどうか迷っていたがやっぱり歌います、と何かを吹っ切るような感じだった(遠方から来ていたお客さんの帰りを心配したのかな)。この曲を歌っている時の高音部分の声が出なくて辛そうだった。この後の「防人の歌」「しあわせについて」ではなんとか高音部も出ていたが、聞いている側もはらはしてしまった。
 「療養所」から「修二会」までの4曲続きは圧巻。「修二会」の後、「これぐらいはいつでもできるんです」と冷静に語る一方で、「コンサートがだんだん命がけになってきた」と言って笑いを誘う。
 エンディングはアルバム「夢百合草」から「小さな手」で幕が下りる。この時点ですでに20時を回っており、幕が下りきるのと同時に出口へ急ぐ人が結構いた。16時30分開演のコンサートだから、いくら遅くとも20時には終わると踏んでいた方々も多かったようだ。遠方から来た方は時計とのにらめっこで落ち着けなかったと想像される。
 アンコールは2曲。衣装はスパンコール付き白のタキシード。拍手の際にはスタンディング・オベーションをしている方も見受けた。
 終演時間20時25分。久々に長いコンサートを体験した。トークに物足りなさを感じたのはさだファンの我儘か?。しかし、演奏された曲目のラインナップを見てみると、非常に贅沢で、通常のコンサートではあり得ない選曲と曲順であると気がつく。
 コンサートの余韻に包まれて、ロビーへ下り、当日発売になった「さだの素〜ウルトラ・スーパー・ミラクル・ベスト〜初級入門編」を記念に買う。たくさんの方から届いていたお花の前で山下暗庵先生がお客さんに記念写真をせがまれているのを横目に出口へ向かい、JR東京駅に向かった。


終演後、座席から見たステージ


ホールAの入り口
(終演後)


会場で配られた
アルストロメリア(赤)


3000回記念パンフレットとチケット、記念チケット


「さだの素」と
特典の記念トレイ

※写真は解像度を落としていますので、少々ざらついた感じがしますがお許し下さい。

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