2006夏 長崎から FINAL

日  時 2006年08月06日(日)14時30分開場 16時30分開演 22時02分終演
場  所 稲佐山公園野外ステージ(コンサート通算3424回目)
       
まさしさんからのアナウンスはありませんでしたが、7/21の大平町でのアコースティックコンサートで
        3420回というアナウンスがありましたので、以後のコンサートを加算しました
シ ー ト 自由席(中央ブロックから通路を挟んだ左側のブロック、下手側スピーカーの正面、前から20列目くらい)

「2006夏 長崎から FINAL」ポスター  8月7日南山手さだショップ雨やどり にて

FINALの参加券


◆コンサート・メニュー

CONCERT MENU

<Opening>

長崎小夜曲

<佐田玲子>

1.この手に夢を掴むまで
2.いつも君の味方
3.翼をください
4.風待ち


<チキン・ガーリック・ステーキ>

1.キッスは目にしてぽぉ!
2.どうにもとまらない
3.ときめくかけら
4.未来予想図2


<コロッケ>
(モノマネ)

1.さそり座の女(美川憲一)
2.かあさんのうた(松山千春)
3.チューリップ(田原俊彦)
4.ずいずいずっころばし(和田アキ子)
5.団子三兄弟(堀内孝雄)
7.お猿のかごや(北島三郎)
8.ぞうさん(田村正和)
9.東京砂漠(前川清)
10.いい日旅立ち(谷村新司)
11.さくら(森山直太郎)
12.契り(五木ロボットひろし)
13.精霊流し(さだまさし


<平原綾香>

1.向かい風(詩・曲:さだまさし)
2.明日
3.Jupiter


<BEGIN>

1.定価ブルース
2.ボトル2本とチョコレート
3.島人ぬ宝
4.三線の花
5.涙そうそう(バイオリン:さだまさし)


<加山雄三>

1.君といつまでも
2.メドレー
  蒼い星くず〜夜空を仰いで〜
  ブラックサンドビーチ〜夜空の星〜お嫁においで
  〜海・その愛
3.案山子(ギター:さだまさし)
4.フェアウェル


<さだまさし>

<さだまさし>
1.吸殻の風景
2.がんばらんば
3.がんばらんば(アンコール)
4.本当は泣きたいのに(森川由加里)

<グレープ>
5.精霊流し
6.祇園会
7.さよなら橋
   
(ニューアルバム「美しき日本の面影」収録曲)
8.紫陽花の詩

<さだまさし>
9.道化師のソネット
10.主人公
   
朗読:フレディもしくは三教街(大竹しのぶ)
11.フレディもしくは三教街
   
朗読:防人の詩(大竹しのぶ)
12.防人の詩
13.修二会
14.まほろば
15.広島の空
16.祈り

EC1.しあわせについて
EC2.遙かなるクリスマス
EC3.長崎の空
EC4.天然色の化石

加山雄三さんのメドレー中、2曲の曲名がわかりませんでした。
最終的には「まさしんぐWORLD178号」に掲載されると思うので、間違っていたら訂正します。
9/3、ワールド会報179号にて確認・訂正しました。

■コンサート前日
 8月5日、早朝に自宅を出て長崎市内のホテルに着いたのが13:30。チェックインと着替えを済ませて、ホテル近くの新地・中華街の江山楼本店へ昼食を食べに行く。食べ始めて間もなく、MS.パンプキンさんからメール。15:00から整理券配布とのこと。ちょっと焦る…。食後すぐにタクシーで稲佐山公園へ。新地からの運賃1,600円也。14:45頃稲佐山公園に到着。既にすごい列。MS.パンプキンさんに電話するも電波が届かないらしい。一通り列の横を流して歩いてみるが、MS.パンプキンさんたちがどこにいるかわからずにまた焦る…。列の最後尾まで行ったところが、「ここは最後尾ではないですよ」と並んでいた方に指摘される。つまり、2列目が先頭から出来ているとのこと。幸いにもお嬢さんや紬さんのグループに会えたので、MS.パンプキンさんがどの辺りにいるか尋ねてみると「もう少し前だよ」と教えていただき、見当をつけて「パンプキンさんいますか〜?」とちょっと大きな声で尋ねたら、すぐ近くでお会いすることが出来ました。近くにいた方も「パンプキンさんいますか」と声をかけてくれて、ありがたかったです。予定通り15:00頃から整理券が配布されました。MS.パンプキンさんのグループに加えていただいたおかげで、300番台前半の整理券を確保することが出来ました。最終的に整理券は2,000枚以上配布されたようです。
 この後は解散になったのですが、稲佐山展望台からの夜景を撮影する予定だった僕は、ずっと展望台にいました。この辺については、「小さな旅」のページに書きました。

ツアートラック

スカイウェイから見た会場

稲佐山展望台から会場全体を望む

■コンサート当日
 前日に配布された整理券には8/6(日)9:00に集合する旨が記載されています。8:20頃ホテルを出て再びタクシーで稲佐山に上がります。皆さん考えていることは同じで、稲佐山公園に向かうタクシーと山を下りてくるタクシーと、どちらの車線もタクシーだらけです。長崎駅前からの路線バスもあるのですが、本数が少ないのと、混雑するという情報を得ていました。8:40頃到着、整理券を持った方の列は既に長く出来ています。それとは別に、整理券を持っていない方の列が出来始めていました。
 整理券組はいったん点呼をとって順番を確認するのですが、それほど厳密なものではないので後ほど小さなトラブルが起こります。何はともあれ点呼も終了し、14:00の集合までは自由になります。ここが整理券を取るか取らないかの違いのひとつです。整理券を取らなかった方は、炎天下で延々と開場まで順番待ちの列の中で待たなければならないのです。もちろんグループで来ていれば交代可能ですが。
 いったんバスで山を下りて、それぞれの行動になりました。下山後の行動については、これも「小さな旅」のページでどうぞ。

 14:00の集合に間に合うように、魚市跡地のシャトルバス発着所から再度稲佐山を目指します。到着すると公園の駐車場には、人、人、人。去年はもう少し遅い時間(15:00頃)に到着したけれども、これほどではなかったような気がしました。やはり今年が最後ということや、シャトルバスの運行も早い時間から(昨年は14:00から、今年は12:00から)行われたことの影響でしょう。
 無事に整理券の順番に並んだところで、僕が加えていただいたMS.パンプキンさんのグループが地元NBC長崎放送のインタビューを受けました。恥ずかしながら私めも「皆さんどこからいらしたのですか?」の質問にひとり一人答えた中で「栃木で〜す」と答えました。この様子が翌8/7の夕方の番組でオンエアされたそうです(汗;)。
 そのインタビューを受ける前後で、列をもう少し下がって下さい、と言われました。おそらく、前日に整理券を取ったものの、当日朝(9:00)の点呼には来なかった方が割り込んだものと想像されます。そうでなければ、列の位置は変わらないはずですから…。本来点呼の時間に来なければ、整理券は無効になるはずなのです。このあたりが整理券を配るもののそのあとの列の整理や管理が難しいところで、小さなトラブルの原因と思います。スタッフも限られた人数でやっているようなので大変なのでしょうけれどね。

■開場から開演まで
 14:30、整理券組が番号順にある程度の人数で区切られながら入場します。入場後は早い者勝ちで座席(ブロックごと)が埋められていきます。整理券組の後に整理券を持たない方々が入場します。開演までの2時間30分は、強い日射しの下で暑さとの闘いです。あれは一種の修行ですね。もしくは拷問…(笑)。自分の確保した座席を離れて、木陰で待機という手もありますが。とにかく熱中症対策は重要です。場内アナウンスも、水分を取ることや、救護室があることをお知らせしていました。昨年と違ったのは、日除けの傘は使わないで欲しいということでした。傘のとがった部分で近くの人の目などを刺してしまわないようにとの理由からでした。昨年は開演15分前には傘を閉じて下さいというアナウンスがあっただけでした。
 15:30頃、かき氷を求めて会場後方のテントに行ったところが、ここも行列。ものは試しと並んでみましたが、かき氷を手にするまでに30分かかりました。その間、入場してきた人々が次々とかき氷待ちの行列を横切っていきました。この時点で、PAや照明、NHKのTVカメラ用のテントの後ろにも観客が入っていたり、物販のテント近くに陣取る方々もいました。かき氷はシロップかけが400円也でした(ボロ儲けやね、氷やさん)。かき氷で一息ついて自分の席に戻る途中の通路や生け垣のそば(中)にも人、人、人でした。かき氷で小一時間も費やしたので、自席に戻ってから開演まではあっという間でした。かき氷を求める列にいて良かったんだか、悪かったんだか…。

会場ゲート(客席側から)

客席後方から見たステージ(開演前)

センターブロックからひとつ下手側のブロックに確保した座席から見たステージ(開演前)

そんなこんなしているうちに、開演時刻が迫ってきます。徐々に立ち始める人も増えてきて、ステージ上にはバンドのメンバーがスタンバイし出して、開演を煽る手拍子も起き始めます(ここまで読んできて下さった方、お待たせ致しました。ようやく本編です…汗;)。

   以下の文章中のMCの中には、当管理人の感想なども混ざっていることと、
   「 」で記した直接話法の内容は話し手ご本人の正確な言葉通りではないこと、
   また、MCの内容を全て網羅しているわけではないこと、をご了解下さい。

■開演    
 宅間さんのサンバホイッスルで「長崎小夜曲」が始まり、観客も待ってましたとばかりに、スタンディングとなり、20回目・「夏 長崎からFINAL」が幕開けしました。ステージにはドライアイスの白煙噴射と上空には色とりどりの風船が舞い上がります。

<オープニング>
  長崎小夜曲(間奏中にメンバー紹介)

MC
歌いながらTVカメラマン(NHK)と肩を組んで踊っていました。
「おかえり〜」の声に客席から「ただいま〜」の大合唱。オープニング時にこんなにたくさんのお客さんがいたことがなかった(物販テントの前まで一杯)。20回目、最後の「夏 長崎から」を始めます。
トップバッターは佐田玲子。

<佐田玲子>
  1.この手に夢を掴むまで

MC
8/4深夜のNHK「真夏の夜もさだまさし」で電話出演した谷村新司さんから「MEGUMI」に似ていると言われた玲子さん、
自ら「MEGUMIよ〜」と。「夏 長崎から」20回のうち、19回出させてもらった。第2回の時のゲストは松山千春さんだけだった。

  2.いつも君の味方
  3.翼をください
(みんなで歌いましょうということで、会場も一緒に歌う)

MC
メンバー紹介。A.ギター安田さん、キーボード白石さん、ベース川嶋さん、バイオリン友永さん。

  4.風待ち

MC
「夏 長崎から」を始めたきっかけ。1986年に広島平和コンサート0回のゲストとして呼ばれた。長崎ではなぜやらないのだろうと友人に話したら「わいがせんけんからたい(おまえがやらないからだ)」と言われた。「借金(映画「長江」)の最中だったが、無料でコンサートをやりたいと言った時の、弟(繁理社長)の遠くをうつろな目で見た表情が忘れられない。約3,000万円の赤字が出たが、借金の額に較べたら…(笑)」。
チキン・ガーリック・ステーキ紹介。

<チキン・ガーリック・ステーキ>
  1.キッスは目にして

MC
2001年に“さだ軍団”に加わった。「オブラディ・オブラダ」に乗せてメンバー紹介。

  2.どうにもとまらない
  3.ときめくかけら
  4.未来予想図2

MC
「夏 長崎から」の思い出。第2回のゲストは松山千春。リハーサルで般若の柄の浴衣を着ていた(爆)。
ロン・リチャードソンや村下孝蔵さんの思い出。会場を稲佐山公園野外ステージでやるようになって、スポンサーも付き、大きな赤字が出なくなって、楽になった。
「チキン・ガーリック・ステーキに続いて、美味しそうなゲスト3品目(笑)、リハーサルでスタッフにいちばんウケたゲスト、コロッケ!。」

<コロッケ>
  1.さそり座の女(美川憲一)
  2.かあさんのうた(松山千春)
  3.チューリップ(田原俊彦)
  4.ずいずいずっころばし(和田アキ子)
  5.団子三兄弟(堀内孝雄)
  7.お猿のかごや(北島三郎)
  8.ぞうさん(田村正和)
  9.東京砂漠(前川清)
  10.いい日旅立ち(谷村新司)
  11.さくら(森山直太郎)
  12.契り(五木ロボットひろし)

MC
「さだまさしはなかったね?。」の問いかけに、ばつの悪そうなコロッケさん。観客の拍手に後押しされながら「ご本人の前でやるんですか?」とややおよび腰ながら「精霊流し」のマネを披露。

  13.精霊流し(さだまさし)

MC
さださん、半分呆れて、半分笑って怒りながら「帰れよっ!(笑)」とコロッケさんを舞台上手袖に追いやります。「悪意に満ちたものまね」と評し、「天才だわ」とも。本番中、舞台裏では手の空いているスタッフがモニターに釘付けで、視聴率が高かったと紹介してくれました。前半は童謡に合わせたそれぞれのモノマネ、後半は「五木ロボットひろし」をメインにしたパフォーマンスでした。それにしても、それぞれの特徴をよく掴んでいます。それぞれのモノマネのどこがポイントかを解説しながらの芸に客席も大爆笑でした。特に「五木ロボットひろし」はSE(効果音)とのシンクロが見事でした。
平原綾香さんを舞台に呼んでMC。PAやTVカメラ、スポットライトのテントの真後ろまで観客がびっしり。客席スペースの外周にある生け垣の隙間にもお客さんがたくさん入っていて、「あんなところにもたくさん。あの人たちは虫じゃないんです(笑)」。それから、場外の高台にもお客さんがいっぱい(このページ最後の写真をご覧下さいませ〜)。
親子でこのステージを踏むのは初めて(父はSax奏者の平原まことさん。まさしさんのステージをサポートしたこともあります)。

<平原綾香>
  1.向かい風(詩・曲:さだまさし)
  2.明日
  3.Jupiter

MC
平原まことさんは長崎育ち。「今回は何で来なかったんだろう?」というまさしさんの問いに綾香さん「(父が夏 長崎からに)呼ばれなかった、と落ち込んでいました(笑)」。
ピースミュージアムを作ったきっかけ。長崎被爆50周年をきっかけに何かしたかった。
長崎市の伊藤市長が花束を持って登場。今朝、広島の平和記念式典に出席していたのに駆けつけてくれた。いつも市長としてでなく、一市民として普段着で駆けつけてくれる。ある時に、あまりにも普通の格好でうろうろしていたので、スタッフも市長であると気づかずにいた(笑)。
「20年間、このコンサートでは同じ事しか言ってこなかった。大切な人の笑顔を守るためにはどうしたらいいのか、ほんの少しの時間でもいいから考えて欲しい。それが平和を守ることにつながる。このコンサートは政治的・思想的集会ではない。平和について考える門(入り口)にしたい。ただ、もう一言付け加えれば良かった。何かをしなければならないと気づいたら行動を起こすこと。」
「夏 長崎から」で蒔いた種が沖縄で根付いて「うたの日コンサート」が行われるようになって6回目が今年行われた。

<BEGIN>
  1.定価ブルース
  2.ボトル二本とチョコレート

MC
「うたの日コンサート」で蒔いた種が、東京や石垣島で芽を出した。石垣島で行われたコンサートに、種を蒔いたBEGINが呼ばれずに寂しかった。

  3.島人ぬ宝
  4.三線の花

MC
「うたの日コンサート」の4回目(2004年)に呼ばれもしないのに行った。オリオンビールが主催者(スポンサー?)でビール飲み放題。まさしさん、自分の出番までは我慢したが、自分の出番が終わったらビールを飲んだ。南こうせつさんに「神田川」のバイオリン演奏を頼まれていたのを忘れて、酔ったままステージへ(爆)。さらに、「涙そうそう」でも出番があったのに、さらに酔った状態でステージに登場。栄昇さんに言われる、言われる(笑)。
まさしさん曰く、「他の人の(主催の)コンサートは楽でいい」(笑)。(会報「まさしんぐWORLD」Vol.167に記事と写真があります)

  5.涙そうそう(バイオリン:さだまさし)

MC
コンサートで全国を回りながら、オリジナルを探す旅をしているのかも知れない。BEGINには沖縄の音楽がある。僕にはバイオリンからはずれたあと、ギターを覚え、歌を作るようになった原因がある。加山雄三さん(客席はスタンディングオベーションで出迎え)。

<加山雄三>
  1.君といつまでも

MC
「スタンディングオベーションでの出迎え、ありがとう。」
「10回目の出演。今日はスタッフ用のTシャツを着てきた。スタッフの一員として参加しているつもり。」

  2.メドレー 蒼い星くず〜夜空を仰いで〜ブラックサンドビーチ〜夜空の星〜お嫁においで〜海・その愛

MC
メドレーの間、まさしさんはカメラで加山さんを撮影しながら、ステージ上をウロチョロ(笑)。
加山さんからまさしさんにプレゼント。まさしさんがギターを弾いている様子を描いた油絵。
加山さん思い出の曲「案山子」。息子さんをアメリカ留学させた時の思い出。
まさしの歌は暗い歌が多い。明るい歌もあるが売れない。「これは僕(まさし)が暗いのか、お客さんが暗いのか?お客さんが暗いんですよ。でも、ノー天気ばかりでは生きていけない。」

  3.案山子(ギター:さだまさし)
  4.フェアウェル

MC
まさしさん、ヘッドセット・マイクをつけて登場。
西の空の雲が夕日に照らされて朱鷺色に輝いている。朱鷺は増えている。
「さだまさしが歌う時間になりました。いつもより早くから歌うよ。その分、長く歌うよ」(大拍手)。

<さだまさし>
  1.吸殻の風景

MC
1曲目から観客も一緒に口ずさんでいます。最初はスピーカーの正面だったので、その関係かとも思いましたが、周囲を見回してみると多くの方の口が歌詞を口ずさんでいました。このあと、まさしさんの曲はほとんどが観客も一緒に歌い、時間が経つにつれてその声は大きくなっていくような気がしました。間もなく「みんな〜、覚えてきたかい〜!!」観客は間髪を入れずに「ウォー!」とか「ワァー!」とか、すごい勢い。そんなわけで「がんばらんば」スタート。

  2.がんばらんば

MC
紙テープって言うんですか?、あれが噴射されたり、スピーカー横では風船の大きな人形が踊るわ、ステージにはDVDに出演されているダンサーとZubambaダンサンズは登場するわ、もちろん客席は総立ちで踊るわ、の大盛り上がりとなりました。曲がフェードアウトで終わってすぐに、センターブロックあたりから「もう一回!、もう一回!」の声がかかると瞬く間に会場全体に「もう一回!」コールが広がります。まさしさんはくたびれた様子で、でも諦めたように息を切らしながらも「もう一回だけだぞ!!ミュージック…スタート(会場唱和)!!」

  3.がんばらんば(アンコール)

MC
ダンサー、Zubambaダンサンズ、振付をした松下さんを紹介したあと、会場もやや冷静さを取り戻しました。
そこへ森川由加里さんが花束を持って登場。「夏 長崎から」にゲスト出演したことがあります。山口百恵さんの次に、さださんから曲提供を受けたのは自分だと自慢していました。
まさしさん、「俺汗かいたし、着替えなきゃ行けないから、おまえつないでおけ」(笑)。

  4.本当は泣きたいのに(森川由加里)

MC
森川由加里に曲を提供したときの思い出。一曲提供した後、「一曲じゃレコードにならないのでもう一曲提供して欲しい」と連絡を受け、旅行中のスイスのホテルで満足なギターもなく、しかも夜間は大きな音も出せない中で苦労した。
加山さんの時に、最後のゲストと紹介したが、もう一人忘れていた…吉田政美(拍手)。まさしさん、いきなり上手側の客席に向かって
「元気か〜い!!」客席「イェ〜イ!!」。こっちはどうかな、とセンター客席、下手側客席にも振ります。一度やってみたかったことがある。「元気か〜い!!」客席「イェ〜イ!!」のあとに♪チ〜リ〜♪って「精霊流し」のイントロで始めるの(笑)。
再度客席に「元気か〜い!!」客席「イェ〜イ!!」と振った後、吉田さんタイミング良くイントロ出せずに間がありました。まさしさん「おまえ、タイミングってものがあるだろう」と言いますが、「やっぱりだめか」といつものように静かに「精霊流し」が始まります。

<グレープ>
  5.精霊流し

MC
「精霊流し」がヒットして間もない頃、栂池高原の野外コンサート(予備校の合宿勉強でのイベント?)で、歌っている最中に蛾を2匹食べた。吉田さん曰く、「カルシウム、カルシウム」(笑)。トークで「浪人生の諸君…」と言ったら「予備校生だよな、俺たち予備校生…予備校生…」というつぶやきやざわめきが起きた(笑)。
吉田さん、「また有給休暇を取ってきました。まさしのためにある有給休暇です。休暇のある限りついて行きます」(拍手)。

  6.祇園会

MC
グレープを解散して30年。「まちゃみ、間もなく定年だろ、あと何年?」「7年かな?」。何かを期待させるやりとりでした。
新しいアルバムにも吉田が協力してくれた。その中から一曲。「(この曲は)おまえも辛いだろうが、俺も辛い。おまえの辛さがわかるのは俺だけだ」。吉田「ありがとう」。

  7.さよなら橋(ニューアルバム「美しき日本の面影」収録曲)

MC
3333回武道館裏話。(吉田さん)3333回コンサートの時、本当は1日目に1曲だけの予定だった。リハスタ(リハーサル・スタジオ)に貼ってあった予定表には2日間で2曲ずつになっていた(本番では1日目4曲、2日目5曲でした)。それを見た瞬間に「また有給か〜と思った」(笑)。1日目に予定の2曲を終えて帰ろうとした時のまさしの言いぐさがよかった「まあ、ゆっくりしていきたまえ」(笑)。
グレープのアンコール。バイオリンで挫折し、長崎に帰ってグレープとして活動を始めようとした時に宮崎康平先生に呼ばれた。康平先生はバイオリンを諦めたことがけしからんと怒るつもりだったらしいけれど、何曲かグレープの曲を聴いて「これは面白い、やらせてみよう」となった。その時に歌った曲。

  8.紫陽花の詩

<さだまさし>

MC
このコンサートが20年続くとは思わなかった。やめる理由は、自分が伝えたかったことが伝わっているかどうか、現場を離れて確かめたい。同じ事を続けているとお互い(主催者側と観客側)に緩んでくることもある。
長崎は自分にとって特別な街。アマチュアの時から今も支えてくれている人がいる。

  9.道化師のソネット(イントロを弾きながら、みんなで歌おうか、と呼びかける)
  10.主人公

「主人公」のあと、舞台上の照明も落とされてしばらく間がありました。少ししてから、ステージ上手寄りに椅子に座った大竹しのぶさんがスポットライトに浮かび上がります。

    朗読:フレディもしくは三教街(大竹しのぶ)
  11.フレディもしくは三教街
    朗読:防人の詩(大竹しのぶ)
  12.防人の詩
  13.修二会
(イントロ・間奏で炎の演出。観客にもその熱波が伝わりました)
  14.まほろば(ステージの上空には折しも月齢12の月が昇っていました)

MC
「フレディもしくは三教街」「防人の詩」の朗読の最中、3万人とも4万人とも言われている観客がし〜んと静まりかえっている様子は圧巻でした。
まさしさんの「防人の詩」のあとにはMCを入れずに「修二会」「まほろば」と続きました。「まほろば」のあと、まさしさんが「朗読は大竹しのぶさんでした」と大竹さんを紹介しましたが、大竹さんは「ちょっといいですか?」とまさしさんの次の言葉を遮って、自分の感じたことを話されました。内容は、ここ(稲佐山の会場)に来る時に、お年寄りから子供までが暑い中で待っている様子を見てきた。このようなコンサートを20年も続けてやってきたさださんのすごさがわかった、というようなものでした(あくまでも要約です。本当はもう少し長い言葉でした)。察するところ、何か言わずにはいられないという思いに駆られていたように思います。観客からも温かい拍手が起こりました。
まさしさんも「大竹しのぶがこの20年の思い(まさしさんが伝えようとしていたこと)を言ってくれた」と感謝していました。
昨年までのこのコンサートの動員数が約47万人。今年の入場者はまだわからないが、今年の人数を加えると50万人を越えるのではないか。長崎市の人口(約46万人)を超え、ウッドストックの伝説(1969年アメリカ、3日間で40万人以上の入場者を数えたロックコンサート)をも越えた。これは自慢できる。
いつものメッセージ。「大切な人の笑顔を守るためにどうしたらいいか、ほんの少しの時間でいいから考えて欲しい。そして何かをしなければならないと思ったら行動して欲しい。」

  15.広島の空(with C.G.S.)
  16.祈り(ゲスト総出演)

  EC1.しあわせについて

MC
「しあわせについて」の最中、両脇のスクリーンには20年間に出演したゲストの写真が映し出されました。
叔母の話。「私(叔母)が先に死ぬか、コンサートをやめるのが先か。武器を憎んでもだめ。武器を作り出す人間の心を改めないといけない。」

  EC2.遙かなるクリスマス

MC
曲の途中から雪に見立てた細かい泡(?)を降らせるという素敵な演出がされました。3333回の武道館でも行われた演出ですが、武道館ではシャボン玉だったのが今回はより本物の雪に近いものになっていました。上空を見上げると本当の雪が降ってきたような不思議な感じでした。
「来年の8月6日、俺はここで歌っていないことは確かだ。どこで何をしているんだろう。みんなの中にはこの場所に来て、平和への思いを確かめている人がいるかも知れない。ここで歌っていないのは確かだが、俺にはやり残したことがある。来年は8月9日に広島で歌う。長崎の日に広島から長崎に向かって歌う『夏 広島から』をやらない限り、おれの“行”は終らない
(「」書きで表しましたが、まさしさんの正確な言葉ではありません。だいたいこのような内容のことを言ったということで、受けとめて下さい)
20回目の「夏 長崎から」が終了することを惜しみ、寂しがる多くの観客、涙ぐむ人も多くいたようですが、この爆弾発言によって会場は一瞬にして歓喜に包まれました。

  EC3.長崎の空
  EC4.天然色の化石(ギター・ソロ)

(終演 22:02)

■終演後
 場内のアナウンスに従って、ブロックごとに退場します。特に大きな混乱はありませんでしたが、シャトルバスに乗るための列が整然とは出来ずに混雑しました。もう少しうまく整理・誘導できそうな気がします。
 僕が加えていただいたMS.パンプキンさんのグループはJR長崎駅前の某居酒屋にて20数名の規模で打ち上げ(オフ会)を行いましたが、早い方で入店が23:30頃、参加者全員が揃ったのが0時頃でそれからの開宴でした。西日本の方がほとんどで東日本からは無縁坂より愛をこめてさん、デイジーの花言葉さん、と僕だけだったでしょうか。僕の掲示板に書き込みされる方も何人かいらっしゃって、お顔を拝見することが出来ましたが、個々にはお話しができなくて残念でした。それぞれに来年の「夏 広島から」での再会を誓いながら25:30頃お開きになりました。
 その後、深夜の長崎の街を新地のホテルまで歩いて帰りました。途中、県庁坂を通って、まだ見たことのない「精霊流し」の賑やかさを想像してみました。ホテル着は26:00過ぎ、27:00には就寝しました。

■「2006夏 長崎から FINAL」管理人なりのまとめ
 最後の「夏 長崎から」とあって観客の人数の多さと、それを見越した動き出しが早かったのが特徴だったように思います。シャトルバスも昨年よりも2時間早く運行を始めました。開場後の客席を見ると、いつもは人が入らないPA・照明・TVカメラテントの真後ろまでびっしりと人で埋まっていました。それでも入りきれないお客さんもいたようで、あるブログの情報によれば700〜800人くらいがシャトルバス乗り場で足止めされたとのことらしいです。これを書いている時点(8/16)で新聞記事になった主催者発表では28,000人という数字を出しているそうですが、一説には30,000人ともあるいは40,00人とも言われているようです。
 コンサート自体は、オープニングから各ゲストの持ち時間までは昨年と変わらない感じでした。しかし、後半のまさしさんの持ち時間からは何となく去年(現場の様子は去年しか知らないので)とは違う雰囲気が漂い始めました。その現れのひとつが、「吸殻の風景」のところでも書きましたが、まさしさんが歌うのに合わせて口ずさむ、と言うよりは明らかに一緒に歌う人が多かったということです。歌える曲はみんな歌おうと思っていた人が多いのではないかと思います。「修二会」や「遙かなるクリスマス」「天然色の化石」でさえ歌っていたのでした。僕もですが。
 平和を考えるという点では、大竹しのぶさんの「フレディもしくは三教街」と「防人の詩」の朗読中、会場を埋め尽くした3万人以上が静まりかえって耳を傾けていたというところにピークがあったように感じました。あの時はコンサート全体の中でも独特の雰囲気を持っていました。多くの人がそれを感じていたことと思います。
 今回で「夏 長崎から」を終わりにすることについて、まさしさんは現場を離れて自分が伝えたいと思っていることが伝わっているのか確かめたい、ということを言っていましたが、それはわかるような気がします。「夏 長崎から」を20年続けてきて、長崎を代表する夏の風物詩になり、日本全国からコンサートを聴きにやって来る人がたくさんいます。それはありがたいことだけれども、そうなることで、コンサート本来の、当初の趣旨が忘れがちになって、お客さんの意識が普通の(ただの、と言ったら言い過ぎでしょうか)夏の野外イベントになってしまっていたとしたら、まさしさんとしては続けていく意味はなくなってしまうと考えたのではないでしょうか。それが「夏 長崎から」やめることの理由の全てではないにしても、「夏 長崎から」に1回でも足を運んでくれたお客さんにはそのことをもう一度振り返って欲しいと考えたのではないのかな、という気がしています。
 来年は“長崎の日”の8月9日に広島から長崎に向かって歌う「夏 広島から」を行うという爆弾発言がありました。ごく一部のスタッフにしか知らされていなかったようで、例えばマリンバの宅間さんはじめいつものメンバーも知らなかったようです(宅間さんのブログから)。変な言い方かも知れませんが、我々さだファンにはあと1回、チャンスが与えられたと考えることができるのではないでしょうか?。つまり、「夏 広島から」に参加するにあたって、今まで以上のどのような気持ちで参加するのかと、宿題を与えられたような気がするのです。宿題の答えはひとつではないはずです。それぞれの答えを持って、広島で会いましょう。

(2006年 8/10・11・13・14・16・17 記す )

2006年8月6日「2006夏 長崎から FINAL」 稲佐山公園野外ステージの客席を埋めた人、人、人・・・。
この写真は長崎在住の「ほしなべ」さんからいただきました。
 ほしなべさんのHP 長崎遠めがね
 

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(2006年08月27日から)

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