第4回今市そばまつり
(2005/11/03・05)


 第4回今市そばまつりが11月3日(木)〜11月6日(日)の4日間にわたって日光だいや川公園にて開催された。昨年初めて会場に足を運び、様子が分かったので、今回は開催前から楽しみにして待っていた。初日と三日目に足を運んだが、特に初日は昨年は諦めた広島・雪花山房の高橋名人のそばを食べることを第一に考えて、長蛇の列を覚悟の上で臨んだ。11月4日の地元紙下野新聞の記事によれば、初日の来場者数約3万人。会期中8〜10万人の来場者を見込んでいるという。
 
★会場までのアクセス
 会場近くには駐車場は用意されていないので、市中心部に用意された臨時駐車場から無料シャトルバスが運行されている。当管理人は昨年同様、会場から大谷川をはさんだ対岸にある松原公園の駐車場に車を止め、歩行者専用の水郷橋を渡って会場まで約15分歩く。県外ナンバーの車も多く見られるようになったが、まだまだ穴場と言える。

★出店数
 そばのブースは県外から15店、県内から5店、今市市から8店の計33店が出店した。そば店とは別に各地の物産品を販売する店が出店したのも昨年と同じである。気がついたことは、特に県外からの参加店が、営業をしているプロの蕎麦屋よりも「そば研究会」などの素人集団の参加が目立っていることである。もう少しプロの蕎麦屋の参加を望みたいが、店の側からすればこのために営業を休まなければならないということがネックになるのであろう。

★当管理人が食べたそば
■広島県北広島町 雪花山房 達磨
 昨年も出店していた、現代の蕎麦打ち名人高橋邦弘氏の店。昨年は2時間待ちの行列にさすがに並ぶ気はしなかった。が、今年は長い時間待っても食べてみようと腹をくくって会場到着後一目散に「達磨」のブースを目指した。午前10時30分頃に行列に並んで整理券を受け取った。整理券の番号は575番。整理券を配っていた市職員の説明によれば3時間待ちとのこと(ひょぇ〜!)。でも今回はこれを覚悟の上で来たのでじっと我慢。そんなこともあろうかと思って読みかけの単行本を持参。おかげで読み終わった(笑)。そば通には高橋氏の存在は良く知られているが、今年はNHKの教育テレビで氏の蕎麦打ち入門が9月から10月にかけて放送されたので、そば通でない一般の方にも氏のことが知られるようになって余計に混雑したように思われる。行列は幾重にも折り曲がってつづら折りのようになっていた。行列を脇目に通り過ぎる人々の驚きの声が面白かった。
 行列に並ぶこと3時間10分、開業当時の東海道新幹線が東京を出発して新大阪に着いてしまう時間を待ってようやく蕎麦にご対面。メニューはもりそばのみ。1枚700円。2枚を注文。見た目も実にきれいな蕎麦であった。味は、正直に言えば、びっくりするほど普通の蕎麦という感じであった。何か特別に他の蕎麦と違うということはないが、目の前で手際よく水回し、のし、切り、茹でまでを見た後では食べる側の意識も違うというものだろう。
 会場には各店舗のブースの前で蕎麦打ちの実演をしているが、高橋氏ののしと切りの動作の素早さ・見事さは群を抜いている。またブース内では店員(弟子?)が水回しと練り、茹で、盛りつけを分業で行なっていたが、その手際よさや連携も見事であった。(2005/11/03 食す)

■宇都宮市 野州手打ちそば研究会
 鴨南蛮を食べようとして選んだ店。打ち手の腕はまあまあであった。鴨南蛮500円。写真なし(2005/11/03 食す)

■北海道札幌市 札幌長命庵
 「達磨」の隣のブースで初日には行列も出来ていた。韃靼蕎麦が有名らしい。韃靼蕎麦500円。つゆはやや甘め。(2005/11/05 食す)

■栃木県小山市 ヘギソバ浅野野茂兵衛
 ヘギソバは新潟県が有名。つなぎに海藻を使っている。そのせいか、麺が滑らかでコシが強い。つゆは札幌長命庵のものよりも更に甘く感じた。(2005/11/05 食す)

■福島県山都町 蕎邑(きょうむら)
 昨年はここのざるを最初に食べた。今回はざるを2食食べた後だったので、かけ蕎麦500円を注文。あっという間に食べ終わってしまった。(2005/11/05 食す)

会場の様子(11月5日午後)

広島県北広島町 雪花山房 達磨

北海道札幌市 札幌長命庵の韃靼蕎麦

ヘギソバ浅野野茂兵衛のへぎそば

蕎邑(きょうむら)のかけそば

 

(2005/11/06 記す)