2005奥日光・夏
(2005/06/25)
■6月の奥日光は初めて
生まれてからずっと日光の近くに住んでいますが、6月に奥日光を訪ねるのは実は初めてなのでした。この季節、地上では梅雨ですが標高1200〜1400mに位置する奥日光は梅雨がないと言われます。地上で雨が降っていても奥日光は晴れていることがあるそうです。また、気候的にはこの季節の北海道のような、湿気の少ないからっとした天候が多いようです。少し前から今年は戦場ケ原の「わたすげ」の季節の奥日光に行きたいなと思って
いたので、梅雨の中休みという願ってもない条件の中、両親も乗せて車で出かけました。出かけるとき地上の気温は既に30℃を越えていましたが、いろは坂を上っていくと明智平では天然の冷房が効いているような涼しい風が心地よかったです。
■明智平展望台
いろは坂を上って奥日光に行く時には必ずこの前を通りますが、ここから明智平展望台へ行くロープウェイに乗ったことがありませんでした。一度だけそのつもりで来たことがありましたが、悪天候のため運行していませんでした。今日はそのリベンジでもありました。で、その明智平展望台に行くと何があるのかというと、真正面に中禅寺湖と華厳の滝、中禅寺温泉街を見下ろせる大パノラマがあるのです。奥日光を紹介するときに必ずと言っていいほど使われる映像はここで撮影されているはずです。空撮の場合でもこの方向から撮影されていると思います。今日は展望台にいる間少し曇っていてモヤッとした写真になってしまいましたが、くっきりと晴れると素晴らしい眺めになるはずです。中禅寺湖を見下ろす有名なポイントはもう一つあって、中禅寺湖スカイラインを上った終点から15分くらい山道を上っていくと、半月峠展望台というところがあります。晴れた日のここからの眺めはピカイチです。機会がありましたら是非行ってみて下さい。
明智平ロープウェイ 所要時間3分 最大乗車人数16人というかわいらしいゴンドラです。往復710円。ハイキングコースもあります。
明智平ロープウェイ 明智平展望台から
中禅寺湖と華厳の滝を望む■戦場ケ原展望台
この日、奥日光に来た第一の目的は戦場ケ原の「わたすげ」を見ることでした。この季節でないと見られないことは知っていました。時期的には既に終盤で盛りを過ぎていましたが、展望台から双眼鏡で見ると点々と白い花(と言っていいのかな)を見ることができました。もう1週間早ければもっと見事な群落を見られたかも知れません。今回は国道からほんのちょっと入ったところにある展望台から眺めただけですが、戦場ケ原内には「自然探求路」というハイキングコース(主に木道)が整備されています。運動靴程度の軽装でも十分楽しめます。
今年の年末頃には、この戦場ケ原とさらに西に広がる小田代が原が沼や湿原の保護を目的としたラムサール条約に登録される予定です。戦場ケ原は草原化が進んでおり、動植物の生態系にも変化を及ぼすことが危惧されています。
戦場ケ原展望台 うっすらと白く点々と見えるのが「わたすげ」 ■湯元温泉の足湯
実は湯元まで足を伸ばすつもりはありませんでした。しかし、車の中で母が少し前に来た時に足湯に入ったと言ったので足湯に浸かりに足を伸ばしました。足を伸ばしたと言っても、戦場ケ原からは車で10分とはかからないところです。温泉街の真ん中に足湯「あんよの湯」(2003年8月オープン)はありました。湯元温泉は強烈な硫黄泉で、国道から湯元湖畔に降りてくるとすぐに硫黄の匂いがします。この足湯も硫黄泉で、写真で見た通り白濁した温泉です。最大で40〜50人位がいちどに浸かれそうです。この日は10分までは浸かっていなかったと思いますが、額にうっすらと汗がにじんで、足湯から上がった後は随分と足が軽くなりました。
湯元温泉「あんよの湯」 無料(協力金募金箱あり) 冬期は閉鎖
日光湯元温泉の足湯「あんよの湯」
写真左は管理人の足(^^;) 写真右に写っている人物は管理人とは無関係です■レストラン「ユーコン」と中禅寺湖ボートハウス記念館
中禅寺金谷ホテルの入口近くにある、金谷ホテル直営のレストラン。国道沿いにあるけれどもうっかりすると見過ごしてしまうかも知れません。日光を紹介するガイドブックにはだいたい掲載されていると思います。カナダ産の丸太を使ったログハウスで、室内とテラスが選べます。店名はユーコン川流域の木材を使ったところから命名されたそうです。百年ライスカレー(ビーフ)とケーキセットで1500円+900円の昼食でした。
「ユーコン」から国道を挟んだ斜向かいに「中禅寺湖ボートハウス記念館」があります。ここは以前、「金谷ボートハウス」という名でレストランでした。数年前に県が買い上げ現在のような記念館になりました。まだ、レストランとして経営していたころ、同僚の結婚パーティーがここで行われ、招待されたことがありました。国道から見ると、小さな屋根の小屋のように見えますが、中に入るとけっこう広々としています。そして何よりもお勧めなのが、入口からまっすぐ出たところにある展望デッキです。ここから眺める中禅寺湖はまた格別です。夕方がきっとロマンティックだと思います。「ユーコン」は有名になっていますが、すぐそばにあるこの「中禅寺湖ボートハウス記念館」はまだまだ穴場ですよ。
レストラン「ユーコン」 営業9:30〜17:00 冬期は閉鎖
金谷ホテル直営のレストラン「ユーコン」 中禅寺湖ボートハウス記念館の展望デッキ ■まとめ
「わたすげ」が見たいが発端だった奥日光ドライブでしたが、けっこう欲張っちゃいました。家を出たのが午前10時頃、帰宅したのが午後3時半少し前、トータルで5時間半という時間でこれだけ回れるというのはやはり地元の利ですね。遠くから来る人には羨ましがられるでしょうね。それなのにまだまだ行ったことの無いところもあるんですよね。
今の車に変えてから初めての奥日光でしたので、少なくとも2年以上は行っていなかったのですが、中宮祠周辺の観光物産店などが随分と垢抜けてきてちょっだけおしゃれな避暑地らしい雰囲気になっていることに気がつきました。
帰宅途中、神橋前交差点をネックとした渋滞に巻き込まれ、またその渋滞中ににわか雨の雷雨と雹(ひょう)〜小豆ぐらいの大きさでした〜に見舞われ、車のボンネットや屋根が凹みはしないかと冷汗ものでしたが、なんとか大丈夫だったようで安心しました。(2005/06/25 記す)
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