8月の最終週末に2泊3日で石川県金沢市を旅した。金沢には2度目の訪問となるのだが、前回(1997年)は職場の旅行で金沢市内の滞在時間が数時間という短い時間で犀川沿いと石川近代文学館、兼六園を大急ぎで回っただけであった。
今回の旅の発端は1通のメール。金沢市在住で当HPを御贔屓にして下さっているYさんにある情報提供をしたことがきっかけで、メールのやり取りが始まり当管理人が「もし金沢に行ったら案内してくれる?」と厚かましい申し出をしたら、「いいですよ」とのお返事を頂き、7月中頃から具体的な検討を始め、まずは日程の検討・ホテルや列車の手配がトントントン・・・と進んだ。極端な事を言えばこれだけ決まっていれば団体行動ではないので行った先でどうにでもなるという気持ちと、出発日まで十分すぎるほどの時間があったのでかえって旅先での行動予定はなかなか立たなかったが、終わってみると今までに無いくらいにとても充実した旅となった。【1日目 8月27日(金)】
■行程
路 線 列 車 名 発車時刻 到着時刻 日光線 普通 今市発 7:30 宇都宮着 8:05 東北新幹線 Maxやまびこ102号 宇都宮発 8:28 大宮着 8:57 上越新幹線 Maxとき311号 大宮発 9:22 越後湯沢着 10:21 上越線〜北陸本線 特急はくたか6号 越後湯沢発 10:31 金沢着 13:04
※全線JR。ただし上越線〜北陸本線の途中、六日町〜犀潟間は北越急行ほくほく線を走る。■出発〜金沢到着まで
前夜、雨が降っていたが、出発時には上がっていて曇り空のもと午前7時に家を出る。切符は8月2日に宇都宮駅の緑の窓口で往復乗車券・急行券・指定券を購入済み。旅の楽しみは計画の段階で時刻表とのにらめっこから始まる。羽田から小松まで飛ぶという手もあるが、旅情としては列車に分がある。飛行機も好きだが、移り行く景色を楽しむという点ではやはり列車だろう。列車は全て予定通りに発着した。上越新幹線で上越国境(上越トンネル)を抜けると、青空が広がっている。実はこの時太平洋南岸には勢力の強い台風16号が接近中であり、この2泊3日の旅行中の天候を心配したのだが、結局金沢では好天に恵まれた。越後湯沢で乗り換えの際、駅構内で駅弁を買う。金沢着後に市内でとも考えたが、到着後すぐ街中の散策をスタートできるというほうを選んだ。特急はくたか号の座席が結構ゆったりしていて快適だった。直江津から糸魚川あたりでは日本海の海の色がとてもきれいだった。
金沢駅到着後、荷物を駅のコインロッカーに入れて(ホテルは駅の目の前だが、チェックインの時間には早すぎた)早速金沢市内の散策へ向かう。
★金沢駅東口ガラスドーム(工事中)
金沢駅東口では現在工事中で巨大なガラスドーム(正しい名称は?)が建設中。東口バスターミナルがそっくり覆われ、雨・雪をしのげるようだ。ただ、この構造物は金沢市民には極めて不評のようで、良く言う人はいないとのこと。東口を出て駅前通りを少し進んで駅の方を振り返ると全体像が分る。
JR金沢駅に停車中の特急はくたか号 右6号・左11号
6号で金沢入り。29日に11号で帰途についた。JR金沢駅東口の巨大なガラスドーム。金沢市民には不評らしい。 ■金沢市内散策
★1日目のコース
金沢駅東口 → 近江町市場 → 尾崎神社 → 旧高峰家 → 金沢蓄音機館 → 泉鏡花記念館 → 暗がり坂 → → 主計町茶屋街 → 中の橋 → あめの俵屋 → 中田屋元町店 → ひがし茶屋街 → 宝泉寺 → 卯辰山公園→ →ひがし茶屋街 → 浅野川大橋 → 百万石通り → 金沢駅前通り → 金沢駅 → ホテル
金沢は快晴で気温は高く日差しも強いが、からっとした風が少し強く吹いていて蒸し暑くはない。東口を出て、駅前通りを武蔵ヶ辻交差点へ向かう。武蔵ヶ辻交差点から近江町市場に行くつもりが、危うく道を間違えそうになった。地図があれば大概の所へは行く自信があるのだが、原因は見慣れた地図の向きと、実際に自分が向いている方向が180°違っていることであった。地図は北側を上にして描かれているので、そのイメージが頭の中には記憶されているが、実際には自分が南を向いており、そこで少々勘が鈍ったということらしい。すぐ気がついたのでほんのちょっと行き過ぎただけで大きな時間ロスにはならなかった。
★近江町市場
何か買い物をするつもりもなかったが、ガイドブックには“金沢の台所”という紹介があり、その賑わいの様子だけでも見ておこうと市場内を通った。ガイドブックでイメージしていたよりもずっと狭い範囲にぎっしりと商店が詰まっているという印象を受けた。通路も狭く、人が3人くらい横に並ぶと道を塞いでしまう。新鮮な魚介などがたくさん並んでいた。
★尾崎神社〜旧高峰家
徳川家康を祀る権現造の社殿から“北陸の東照宮”と言われるというので行ってみたが、正直に言うと拍子抜けかな。もっとも重要文化財に指定されているので、それだけの価値はあるのだろう。日光東照宮のイメージを持っていったのがいけなかったか?。“東照”は家康の諡(おくりな)の一部(だったと思う)なので、北陸で家康を祀るお宮の意味で“北陸の東照宮”と言ったのかなと思った。
旧高峰家は高峰譲吉の旧宅を移築したものという。同じ敷地内には豪姫居住址の説明板もある。
★金沢蓄音機館
裏通りから百万石通りに出て金沢蓄音機館へ。2001年にオープンした新しい観光スポット。もともとは個人所有の蓄音機やSP盤などのコレクションを市が建物を提供して展示している。常時140台のさまざまな蓄音機を展示し、その原理や仕組みも解説している。毎日決まった時間に解説と蓄音機による演奏を聴くことができるそうだ。
★泉鏡花記念館
金沢蓄音機館の脇道を入ったすぐ裏手にある。金沢は室生犀星、徳田秋声、泉鏡花という3人の文学者を輩出した街。犀星は犀川沿いに暮し、鏡花は浅野川沿いに生まれた。この記念館は鏡花が誕生したその地に建てられている。こじんまりとしてはいるが、要領の良い展示がされている。作品を読みたくさせるような展示内容である。
★暗がり坂〜主計町(かずえまち)茶屋街
金沢蓄音機館の脇道を入った突き当たりに久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)という小さなお宮があり、お宮の本堂右わきに小さな階段がある。日中でも薄暗かったことから「暗がり坂」と呼ばれたらしい。坂を下りようとすると、すぐ隣の家の中から三味線の稽古をしているらしい音が聞こえていた。この「坂」を下ると主計町茶屋街の路地に入る。
金沢には3つの茶屋街がある。寺町寺院群近くにある「にし茶屋街」、浅野川大橋近くでもっとも規模の大きい「ひがし茶屋街」、そしてひがし茶屋街から浅野川大橋の斜向かいに位置する「主計町茶屋街」。主計町茶屋街は3つの中ではいちばん規模が小さいが、当時の雰囲気をもっともよく残しているらしい。格子戸が続く街並みは日本人の情緒をくすぐる。
★あめの俵屋〜中田屋元町店
主計町茶屋街から中の橋を渡ってあめの俵屋へ。本当は予定していなかったが、地図を見たらそれほど離れている様子もないので、一度あの有名な暖簾を見ておいてもいいだろうと足を運ぶ。あめを買うつもりはなかったが、結局はじろ飴を買ってしまった(笑)。おかげで、Dバックが重くなった。飴の支払をしたところで、店の方の後ろの方に「冷やしあめ」なるものがあった。1杯100円とある。興味本位で尋ねてみると、じろ飴を水に溶いてジュースのようにしたものと判明。そこまで聞いておいて味を確かめないのも何なので、1杯注文。生姜の絞り汁が効いていてさっぱりとする。「よろしかったらどうぞ」と冷やしあめのレシピをもらう。有名な店なのでもっと観光客がいたり、観光地っぽかったりするのかなと思いきや、意外にも質素で、如何にも“老舗”といった感じの店構えだった。建物は金沢市の指定保存建物になっている。
俵屋まで行くときんつばの中田屋元町店(本店)もすぐ近くなので、ここも予定外だったが寄ってみる。何もここまで行かなくったってこの店の有名なきんつばは金沢市内のデパートや駅の名店街でも扱っているのだが、それだけ管理人の思い入れが強いということで・・・。日本マクドナルドの創業者で会長だった藤田田(ふじた・でん、2004年4月逝去故人)は金沢に来る機会があるとタクシーを飛ばしてこの店まで来て、出来たての餡を食べるのを楽しみにしていたと、つい最近知った。
このきんつばを知ったのは前回金沢に来た時。つば甚で昼食を食べた際(最近になって超高級料亭と知る・爆)、仲居さんに「金沢土産で何かいいものはありませんか」と尋ねたときに返ってきたのが「中田屋のきんつば」だったというわけ。で、話はここでは終わらない。きんつばを買って帰ったものの、自分で食べようとしたきんつばは管理人の知らないうちに他の家にお土産として縁付けられてしまっていた(泣&怒)。結局その後地元の百貨店で行われた加賀百万石物産展でお目にかかるまでお預けとなってしまった。念願かなって食べたきんつばの美味しいこと。それ以来ずっと中田屋のきんつばの大ファンになったというわけ。地元金沢でも何かと人が集まる時のお茶請けにこれを出すと喜ばれるそうだ。もちろん、お土産用に自宅への宅配をお願いした。
★ひがし茶屋街
先に紹介したように3つある茶屋街のうちもっとも規模が大きく、格式が高い茶屋街。現在では兼六園や金沢城公園と並ぶ観光スポットになっている。よく整備された紅殻格子の家並みが美しい。金曜日の夕方ということもあってか、観光客もそう多くはなく静かに時間が流れていた。
★宝泉寺
ひがし茶屋街裏手の急坂を登ったところにある。境内南側が開けていてひがし茶屋街の黒い瓦の屋根が並んでいる。浅野川大橋や梅の橋、金沢市内を眺望できる。
★卯辰山公園
宝泉寺から更に坂道を上がっていく。本来なら歩いて行くところではないらしい(爆)。このあと、夕食時からご一緒したYさんにも「歩いていったの?」とびっくりされた。確かにきつかった(笑)。でも、宝泉寺から見た眺望よりも更に高いところから金沢市内を見渡せた爽快感は車で行ったのでは得られないものであった、と歩いていった自分を慰めよう(大笑)。持参した双眼鏡で見ると、兼六園や金沢城公園も確認できた。
★卯辰山公園からホテルへ
再度ひがし茶屋街へおりて浅野川大橋を渡り、百万石通り・金沢駅前通りを通って金沢駅へ。駅西口のAPAホテル金沢駅前にチェック・インしたのが18時30分。途中で足にマメができていることに気付いていたので、武蔵が辻のダイエーにて傷テープ(絆創膏)を購入。この直後このダイエー前がYさんとの待ち合わせ場所になるとはこの時知る由もない。ホテル着後シャワーを浴びて一息。
★Yさんとの面会
シャワーの直後Yさんから電話があり、19時30分に武蔵ヶ辻のダイエー前にて待ち合わせ。メールのやり取りはしていたものの、お会いするのは初めて。しかし、もともとがお互いにさだまさしファンというのがきっかけだったので、打ち解けるのもあっという間。夕食を予約していただいた浅野川大橋近くのお店までいろいろと話しながら歩く。
★割烹 魚常
浅野川沿いに鏡花の道が通っており、その通り沿いにある割烹。あらかじめYさんにお願いし、お店を選んで予約していただた。1階がカウンター、2階はお座敷。通されたのは2階の浅野川を望む小部屋。気さくな大将と女将さんの気持ちが良い。出されたお料理も美味しくいただき、完食。食事が終わったころ女将さんが、女将のおば様が作ったというピエロのマスコットを頂く。良い記念になった。
★魚常からホテルまで
魚常での食事の後、武蔵ヶ辻まで歩く。お茶をしながら明日の予定の打ち合わせなどしておしゃべり。お茶とおしゃべりの済んだ後、Yさんはバスにて帰宅。管理人またまた歩いてホテルへ戻る。
★APAホテル金沢駅前
金沢駅周辺にはホテルが林立している状態で、よりどりみどり選ぶことができる。今回はYさんのお薦めもありこのホテルを7月中にインターネットで予約。インターネット早期割引で30%off。金沢駅西口すぐという立地の良さに加えて、ビジネスホテルだが大浴場を備えているのが特徴。まるまる半日歩き通した身体を癒すことができた。
★1日目のまとめ
とにかくよく歩いた一日。金沢駅到着後から最後にホテルに着くまでバスやタクシーは一切利用せずに歩いた。おかげで足には2つのマメ(水膨れ)ができた(笑)。
泉鏡花生誕の地。中に記念館がある。 暗がり坂。坂を下りると主計町茶屋街の路地に入る。 浅野川沿いの主計町茶屋街 あめの俵屋。暖簾そのものが観光名所。
建物は金沢市指定保存建物になっている。きんつばの中田屋元町店。工場を併設している。 西日を浴びるひがし茶屋街 宝泉寺からの眺望。中央少し上に浅野川大橋が見える。 卯辰山からの眺望。
矢印のあたりが金沢城公園。それより少し左側が兼六園。浅野川沿い、鏡花の道にある割烹魚常。
気さくな大将と女将さんが迎えてくれた。魚常の女将さんにいただいたピエロのマスコット 【2日目 8月28日(土)】
★2日目のコース
妙立寺(忍者寺) → 長町武家屋敷跡 → 武家屋敷跡野村家 → 昼食(香林坊) → 尾山神社 → 兼六園 → → 金沢城公園 → 夕食(本店いたる) → 金沢城公園三の丸広場(炎太鼓ライブ) → 休憩(お茶) → ホテル着
9時過ぎにホテルを出て、金沢駅東口バスターミナルから「広小路」バス停まで市内バスに乗る。9時30分に「広小路」でYさんと待ち合わせ。
前日同様快晴。ただし風は無く、気温も高い。午後は薄曇りになった。
★妙立寺(みょうりゅうじ 通称・忍者寺)
地元の人はもっぱら“忍者寺”と言うらしく、“妙立寺”ではピンと来ないこともあるらしい。事前の予約制が原則で、建物の内部を案内してくれる。“忍者寺”の呼称は堂内のさまざまなからくりに由来し、伊賀とか甲賀とかの忍者とは関係がないとのことである。この寺はもともと金沢城の出城の役目があったそうで、それゆえ迷路のような造りや敵を欺くための仕掛けをしたということだ。
本堂に向かって右側に百日紅が咲いていた。映画『解夏』を観て以来この花を覚えたので、そこここに咲いていることに気付くようになった。余談だが、堂内を案内してもらっている途中で携帯電話が鳴った。着信番号に覚えはなかったが、堂内の説明を聞き終わって本堂を出てから折り返し電話してみると、大阪の“お嬢さん”であった。奈良県十津川村で29日に予定されていたさだまさしさんのコンサートが台風の影響により中止になったとのことであった。
★長町武家屋敷跡・野村家
加賀藩の中級武士が住んでいた街。黄色い土塀と黒い瓦の家並みが美しい。その中に加賀藩の重臣野村家の屋敷跡が移築されて公開されている。建物に使われている材料が贅沢で造作も見事である。中庭は海外のジャーナリストが選ぶ日本式庭園の第3位にランクされたという。とても小さな庭だが、外国の人の心をくすぐる何かがあるのだろう。池には大きな鯉が何匹も泳いでいた。
★尾山神社
昼食の後、石川近代文学館裏手の中央公園を抜けて、金沢城二の丸から移築された東神門をくぐって尾山神社へ。加賀藩を開いた前田利家とまつを祀る神社で本殿は驚くほど大きくはないが、どっしりとした構えで風格を感じる。金沢市民の初詣はこの神社に来る人が多いらしい。本堂の南には“神門”と呼ばれる和洋折衷の門があり、上層部には色つきのギヤマンがはめ込まれていて美しい。かつては灯台の役目も果たしていたという。
★兼六園
尾山神社を出て旧石川県庁北側のお堀通りを通り、兼六園真弓坂口から兼六園に入る。水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並んで日本三名園のひとつに数えられる。“兼六園”の名前の由来は、なかなか得ることができない6つの要素を兼ね備えた名園ということのようだ。特に何を見るというわけでもなく園内をゆっくりと歩き、昨日歩いていった卯辰山を望むベンチに腰掛けてYさんと話し込んだりして、ゆったりと時間が流れていく。
★金沢城公園
以前は金沢大学のキャンパスとなっていたが、五十間長屋などを復元して2001年までに公園としての整備を終えた。文字通り兼六園と並んで金沢の観光名所となっている。今回は閉館時間を過ぎてしまっていたので、五十間長屋の内部を見学することはできなかったが、次回の楽しみとしておこう。
★本店いたる(居酒屋)
金沢市内の居酒屋でも超人気店らしい。Yさんの案内で開店時間の17時30分と同時に店に入る。ちょうど店員が暖簾を出すところだったので、一番乗りかと思いきや、既に先客がカウンターにいた。空いているカウンター席に着いて間もなく、カウンターと小上がりはあっという間に満席になった。次々と客は来るが店員は申し訳なさそうに満席である旨伝えている。Yさんによると、開店直後だったとはいえ予約無しで店に入れたのは幸運であったらしい。それほどの人気店である。料理も地のものを中心にしているようだ。金時草の酢の物や金沢の郷土料理“治部煮”、旬のお刺し身など堪能した。そのせいかどうかは分らないが、話も弾んだ。
★炎太鼓ライブ(金沢城公園三の丸広場)
本店いたるで夕食を済ませた後、再び金沢城公園へ。8/27〜29の旅行中、偶然にも「加賀百万石金沢城四季物語〜夏物語〜」というイベントが開催されており、そのメインとして“炎太鼓ライブ”が行われていた。地元石川県出身の女性3人組の和太鼓の演奏である。Yさんもお薦めということで、予定に入れておいた。この日の後半の約1時間の和太鼓の演奏を楽しんだ。ライトアップされた五十間長屋や橋爪門続櫓をバックにした演奏は迫力とともに幻想的な風景であった。
この女性3人組のリーダーを取り上げたドキュメンタリー番組が旅行から帰ったちょうど1週間後にオンエアされた(テレビ東京系列「ソロモンの王宮」2004/09/05 O.A.)。そこには8/28に生で見ていた演奏も収録されていた。テレビカメラが入っていることは分っていたが、地元石川県の放送局かと思っていたが、それだけではなかったようだ(地元放送局もおそらく取材していた)。
★ライブ後〜ホテル着
ライブ後、ライトアップされた石川門を見ながらお堀通りからこれもライトアップされた石川近代文学館の前の百万石通りを通り、香林坊へ。ちょっとだけお茶して翌日の打ち合わせをしてバスでホテルへ戻る。
★2日目のまとめ
結構長い距離を歩いたはずだが、前日に一人で歩いたよりはゆっくりのペースだったので、それほど疲れはない。前日は結構時間を気にしながら歩いていたが、この日は時計をほとんど見ずに過ごした。それだけYさんに頼っていたのかも知れない。足の裏にマメ(水膨れ)1個追加(笑)。マメは、針でたまった水だけ抜いて、皮を剥かずに皮の上から絆創膏を貼って応急処置。
妙立寺、通称“忍者寺”。元は金沢城の出城の役割を担っていた。 長町武家屋敷跡 加賀藩主前田利家とまつを祀る尾山神社本殿 尾山神社神門。上部のギヤマンが美しい。 金沢城石川門 金沢の象徴、兼六園の徽軫(ことじ)灯籠。
手前の虹橋を琴の胴に見立てて観賞するのがが正しい見方とか。超人気店の居酒屋本店いたる 金沢城公園三の丸広場で行われていた炎太鼓ライブ。
バックはライトアップされた橋爪門続櫓と五十間長屋。【3日目 8月29日(日)】
★3日目のコース
ホテル(チェック・アウト) → 内灘IC → 今浜IC → 千里浜なぎさドライブウェイ → 今浜IC → 金沢駅
8時55分にホテルをチェック・アウト。ホテルの玄関前にちょうどYさんが到着したところ。前日の打ち合わせで、千里浜なぎさドライブウェイへ行くことになった。管理人の我儘もずいぶんあるのだが、Yさんは快く応じてくれた。天候は残念ながら曇り空。でも雨の心配まではなさそう。台風が接近中という中にあって、今回の旅では本当に天候に恵まれてよかった。
★千里浜なぎさドライブウェイ
金沢駅西口から30分くらいのドライブで到着。夏休み最後の日曜日というのに人では少ない。海はすっかり夏が終わったという雰囲気。地元ナンバーの車で来ている人が釣り糸を垂れているくらい。波打ち際の水中では鱚(きす)の小さいのが泳いでいた。
このドライブウェイは前回来た時に観光バスで案内されてとても印象に残ったところ。特に予備知識無しで来たものだから、浜辺を車で走れるということが特に印象に残ったのだと思う。だから、今回の旅行でも機会があれば是非来てみたいと思っていた。この浜辺、晴れた日の夕日は絶対にいいと思う。夕日が沈んでいく様子を見ているだけで幸せを感じることができそうだもの。
ところで今年の夏はこの浜辺にとっては大変な出来事が起こっていたそうだ。7月中旬に起こった福井水害の際に海に流出したゴミが夏の観光シーズン直前にこの浜辺に打ち上げられて、海辺で営業する業者にとっては死活問題になったそうである。大急ぎでゴミの処置をして、夏休みを迎えたそうで、8月の終わりであってもややその名残が見られた。
また、最近ではこの砂浜の幅が昔に比べて随分と狭くなっているらしい。今年の夏前のニュースか何かだったと思うが、日本各地の砂浜の幅が狭くなったり失われたりしているという報道を見た。例えば、日本三景の天の橋立の美しい砂浜も侵食が激しいそうである。
浜では何をするわけでもなく、ボーッと過ごし、金沢駅へ戻る。
★JR金沢駅
予定の列車まで約1時間30分。駅構内にある金沢百番街でお土産品を覗き(九谷焼の湯飲みとマグカップを買った)、予定の列車の時間までYさんとお茶。とても充実した2泊3日の金沢を振り返った。
旅行の計画段階からいろいろとお世話いただいたYさんは、改札口まで見送ってくれました。金沢滞在中は本当にありがとうございました。
千里浜なぎさドライブウェイ。滝港方面を望む。 今回宿泊したAPAホテル金沢駅前。西口すぐ。
■行程(帰途)
路 線 列 車 名 発車時刻 到着時刻 北陸本線〜上越線 特急はくたか11号 金沢発 13:13 越後湯沢着 16:03 上越新幹線 Maxとき326号 越後湯沢発 16:11 大宮着 17:02 東北新幹線 やまびこ163号 大宮発 17:10 宇都宮着 17:40 日光線 普通 宇都宮発 18:06 今市着 18:41
※全線JR。ただし北陸本線〜上越本線の途中、犀潟〜六日町間は北越急行ほくほく線を走る。
★まとめ
帰途も全く予定通りで順調に帰宅することができた。上越国境を越えて関東圏に入ると、台風の影響で雨が降っていた。大宮乗り換えの際には、肌寒さを感じるほどであった。金沢から帰った後、しばらくはぐずついた天候が続き、また台風がたてつづけに(16号・18号)日本列島を縦断するという状況もあった。それを思うと本当に天候に恵まれて、良い思い出となる旅行になった。
2泊3日のうち、まるまる2日は自分の足で金沢の街を歩いた。今までの経験からも分っていたことだが、自分の足で歩いた分だけその街を好きになることかできる。しかし今回の金沢はそれ以上の何かを感じた旅だった。
(2004/09/05・06・10・11 記す)
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