足利フラワーパーク

安藤勇寿「少年の日」美術館
(2004/05/08)


 ゴールデンウィークも一段落した土曜日に足利フラワーパークに出かけた。ゴールデンウィーク直前に地元新聞にフラワーパークの大藤が見ごろとの記事が出ていたのがきっかけ。足利は2年前に西渓園を訪ねて以来ちょっと身近な存在になっているので、同じ県内ながら少し遠いけれども自分の行動範囲内に入ってきた。足利に行くに当たっては有名な蕎麦店である一茶庵本店へも寄りたいし、ついでにと行っては何だが足を伸ばして田沼町の安藤勇寿美術館にも行くつもりで出かけた。

★家を出たのは9時55分。日光宇都宮道路大沢ICから東北自動車道佐野藤岡IC、国道50号を経由してフラワーパークへ。国道50号に入るまでは順調だったが途中でやや渋滞に巻き込まれたことと、フラワーパークの駐車場周辺で混雑した。渋滞が無ければ高速道路を使って1時間ちょっとで着いてしまう。

★足利フラワーパーク
 駐車場周辺など外から見るとどこにあるの?という感じだが、遊園地などと違って大きな建物があるわけではないのでそれも当然だった。しかしながら中に入ると広い園内(東京ドーム2つ分の面積とか)には藤をはじめとして四季折々の花が植えられており、「フラワーパーク」の名前に恥じない規模だ。ゴールデンウィークを少しでも避けるつもりでこの日を選んだが、それでも園内はたくさんの人で賑わっていた。面白いと思ったのは、入園料が花の見ごろによって異なるということ。大人で無料〜1200円までの幅がある(無料は12月1日〜2月28日)。言ってみれば寿司屋などの“時価”と同じ考え方なのだなぁと、妙な関心の仕方をしてみた(笑)。この日の大人の入園料は1000円だった。名物の大藤がやや盛りを過ぎていたこともあってこの金額だったのだろうと思った。3〜4日早ければ1200円だったかも知れない。ゴールデンウィーク前後は藤を目当てに来る人で賑わうようだが、春から夏にかけてもさまざまな花が次々と盛りを迎えるので、それぞれの花ごとに楽しむのもいいだろうなぁと思う。これからの季節は薔薇と紫陽花が期待できそうで、次の機会にはこの季節に行ってみたい。

250畳に広がる見事な藤棚

長さ80mにわたる白藤のトンネル

★一茶庵本店

 フラワーパークを出て足利市街へ向かう。行き先は一茶庵本店。関東一円に暖簾分けをして“一茶庵系”と呼ばれる蕎麦屋のおおもと。2年前には店の前まで来ているが、営業時間ではなかったので蕎麦をいただくことが出来なかった。詳しくは「食べある記」のページへどうぞ。

一茶庵を出た後、お土産に「古印最中」を買おうとして、太平記念館に寄ろうとしたが駐車場に入るのに時間がかかりそうだったので、香雲堂本店に行く。ところが最初に寄ったのは同じ香雲堂でも「古銭最中」のほうだった(笑)。同じ通りの同じ側でそんなに離れていない所に同じ名前の店で似たような商品名を扱っているので間違えてしまうよね〜。実際に僕らの後に入ってきた客も間違えたみたいで、何も買わずに店を出ていった。僕ら(母と一緒だった)は何も買わずに店を出るのも・・・と思い、「古銭最中」と「古印最中」を食べ比べてみるのも一興と考えて「古銭最中」を購入。その足で香雲堂本店に行き「古印最中」も買った。そうしていると、さっき「古銭最中」の香雲堂で何も買わずに店を出ていった客も来店してきた(笑)。

★安藤勇寿「少年の日」美術館(HPはこちら

 この画家を知ったのは4年前に勤務先でのこと。発刊されたばかりの画集『少年の日』を縁があって拝見することがあった。一目見て何とも言えない懐かしさが込み上げてくる。そこに描かれているのは、年齢40歳以上の人であればどこかで体験している少年時代の風景である。その風景が色鉛筆の柔らかいタッチで描かれている。美術館は2002年に田沼町の静かな山あいに建設された。
 この日、美術館を出ようとしたところ、安藤さん本人と会い、縁あって安藤さんを知った経緯を含めてご挨拶したところ、握手を求められてお話をさせていただく機会に恵まれた。10分くらいだったと思うが、美術館入口左側のテラスにてお話をうかがえた。
 氏とその画集『少年の日』を知った後に一度書店で画集『少年の日』を見かけたが、金額を見てその時は躊躇してしまった。改めて原画を美術館で見て手元に置いておきたいと思い、何軒かの書店を探したが在庫がないようなので、自宅近くの書店に注文した。

(2004/05/16 記す)