|
群馬県側は濃い霧に覆われていたが、三国トンネルを越えると一転してスッキリとした晴れ。駐車場には昨夜の泊まりも
居て、既に30台近くで駐車場の4分の一ほどが埋っています。登りはすこし足に心配はあるものの、人の少ない松手山コースを
辿ることにした。いきなりの丸太の階段の急坂で汗がドット吹き出てきます。林の中の道も20分ほどで最初の肩に出ると、
朝の涼しい風が通り苗場山などを望む見晴らしが得られます。
|
途中、小休止に適した場所に送電線鉄塔があります。ウグイスや小鳥の声を聞きながら、滑る石の道を30分ほどで松手山の
山頂に着く。平標山が逆光の下に現れ、苗場山をバックに記念撮影に適したところです。ここからはサラサドウダンや石楠花と笹の原と
なり景色を楽しみながらの尾根登りです。
|
やっとの事、平標の山頂に辿り着くと以外にも人は少なく、代わりに沢山のリュックが置いてあります。仙ノ倉へ身軽に行って来ようと
する皆さんのものです。ケルンのあたりで私を追い抜いていった60歳過ぎの方は休む事も無く、平標小屋へと下りて行きました。強いですね!
こちらはヘトヘトなのに…。
気を取り戻して仙ノ倉を目指して出発。木製階段を大きく下るとチングルマなどのお花畑が広がります。
《平標・仙ノ倉の花へ》
|
道の両側にヘリコプターで運ばれた木道用の資材が点在し、作業小屋が建っています。ガスが濃くなり次第に山容が分からなくなり
途中で引き返す人も居ましたが、一気に仙ノ倉山頂に登ると団体が下山し、3名の方が残りガスの切れるのを待っています。
この間にと早い昼食を採ります。一瞬の切れ間に大源太が…また一瞬平標が現れましたが、比較的明るい
山頂は次第に賑やかとなり30名ほどで混雑しだしたので、あきらめて下山する事にしました。平標小屋方面には
以前は巻き道があったのですが、植物保護のため平標へ登らなければなりません。
|
平標山頂に戻ると沢山の人が居て一杯ですので、すこし下って小休止。仙ノ倉の山肌にわずかながらですが残雪がガスの切れ間に光
ます。小屋近くまで切るとエビス大黒の頭が”登ってみよ!”とばかりに尖っています。
|
平標小屋に着くと怪しくなった足を元気付けるためす間食と小休止をし、平標の鐘を山頂まで届とばかりに鳴らし下山です。
天望もここまでで木立の中となります。既に11時を過ぎ皆さん登りきったのでしょう出会う人がいません。滑る土や石と格闘しながら
ゆっくりと林道まで下ると水場があります。その冷たさを喉と顔に感じて、長い林道をとぼとぼと帰りました。
|