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那須岳 nasu
(栃木県那須町)
  2001.10.20(土) 快晴

朝日岳(1,896m)、三本槍岳(1,916.9m:一等三角点)
茶臼岳(1,915m:百名山)
8時間50分(歩行時間:7時間25分)

県営P(6:30)→峰の茶屋跡(7:15)→朝日の肩(7:50)→朝日岳(7:55-8:05)→熊見曽根(8:20)
→清水平(8:55)→三本槍岳(9:30-9:45)→北温泉分岐(10:10)→熊見曽根(10:50-11:30)→
峰の茶屋跡(12:10)→茶臼岳(13:10)→ロープウエイ分岐(13:35)→牛ヶ首(14:05-14:15)→
峰の茶屋跡(14:40-14:50)→県営P(15:20)
  よく晴れて雲ひとつ無い絶好の登山日和、と思うのは空だけで、地には3センチ程の霜柱、 冷たい風は強く耳あてが欲しい寒さです。贅沢は言えないので、本日同行のAさん夫妻とIさんと 鳥居をくぐり狛犬の間を、良く整備された山道に従って歩き出すと、いきなり張り出した木に額を 強かぶつけ、大きく弾き飛ばされてしまった。A婦人も同じくぶつけてしまった。 森林限界を超えた道は右に朝日に照らされた朝日岳を見ながらだらだらと続きます。

  暫くして峰の茶屋跡と呼ばれる所に着く。茶臼・朝日を仰ぎ那須高原を一望でき、眼下に所々残る 紅葉も既に終わりを告げています。強風の通り道で有名とあって長居はできない。右にに剣の峰を 巻いてクサリの付いた急坂を登り、恵比寿大黒岩を巻くクサリのテラス状の岩場を注意して越し、 ガレ場を登ると朝日の肩に着く。ここにリュックを置いて、朝日岳の往復は10分程で可能です。

  熊見曽根を超え1900M峰からは三本槍が綺麗に見え、早く来いと言わんばかりです。 泥濘出した山道を下り出すと、今度はAさんがネットに足を取られ転んでしまう。 災難が続いたが一寸した打撲程度なのが不幸中の幸いです。清水平の木道を過ぎ、スダレ山を左に巻き、 少し下ると三本槍の登りに付きます。

  100Mを登りきると、一等三角点の置かれたなだらかな山頂に着く。相変わらず風は冷たく、 霧氷の付く潅木は白く輝いています。栃木と福島との県境に位置する山頂からは、磐梯山や日光連山 を遠くに望み、平野部にはそれぞれの街並が見える360度の眺望です。震える身体の要求に長居はできません。

  熊見曽根まで戻り風を避けて、那須の裾野を眺めながらの昼食を採ります。 昼食の間に風も穏やかになり、快適さが増した山道を峠の茶屋跡まで戻り、今度は茶臼岳に向かいます。 見上げる山容にとは異なり さほどの傾斜は無く、吹き上げる湯気や眼下の景色などを見ながらの道は楽しく、時間も 疲労も少なく感じます。火口跡を右に廻ると、三本槍や朝日・峰の茶屋跡を一望でき、沢山の 登山客が蟻のように筋をなしているのが見えます。

  火口周辺には、平らな面にヒビの入った岩が多くあり不思議な感じがします。 また、いたるところから湯気が噴出していて、手をかざすと大変熱く、ゆで卵ができそうです。 山頂の祠にお参りをして、ロープウエイ山頂駅側に降りる事にします。

  砂礫の山道を下り分岐を右に折れ周遊コースを進んで牛ヶ首に廻ります。途中幾つかの案内板に、 ひび割れ岩や植物の紹介が有ります。牛ヶ首から見上げる茶臼岳は男性的な豪快さがあります。 無限地獄からは、音を立てて噴出す湯気が、牛の角のような岩を隠します。日も傾き出して気温も 下がり出しますが朝の寒さは無く、気持ちの良い一日の散策を胸に終了へと下ります。