朝のうちは雲やガスが多かったのですが、歩き出す頃には山頂付近を残して晴れて、
暑くなりそうな気配である。花が少し残るキャンプ場の舗装路を少し行くと、登山道入り口で登山者カードを
書き、所々木道を配した山道に入る。山道はその大半を木漏れ日の林間道で、涼しいと思いきや蒸し暑い。
時々通り過ぎる風は涼しく助かる。
セビオス岳の湿原近くで宇都宮の伊藤さんと一緒になり、今日の道中を同行することとなる。
中ノ岳に近づくと鎖場が2箇所あり急登すると、前武尊と沖武尊への分岐に着く。
この近くには霊界の水と札のある清水があり、冷たく上手い。沖武尊まではガレていて、
水たまりやぬかるみもあり歩きにくが、薄い醤油色をした三ッ池を過ぎ、大和タケルの像を過ぎると山頂に着く。
20人ほどの人で、それほど広くない山頂ではあるが、今の時期にしては混んでいるとは言えない。
山頂では本来の360度の展望が、残念ながら這い上がるガスの中であり、じっとしていると風に汗が冷え寒いくらいである。
1時間ほど粘ってガスの切れるのを待ったがあきらめ、下山を始めると突然眼前に、笠岳とその先に至仏が一瞬見えた。
さらに下ると今度は越後三山が見え登った甲斐を感じた足はいくぶん軽くなったようである。
湿原の休憩所で日光市に住む月井さんご夫妻と会話が弾み、武尊田代まで足を伸ばすことになった。
田代湿原は花の時期を過ぎて少し寂しい感じであるが、秋の紅葉の美しさを感じさせる。
その先の花咲湿原では、多くの花が咲き見事である。良く整備された自然観察歩道を辿って駐車場に戻り
良き同行者とののんびりとした充実時間の1日の山行きを閉じた。
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