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鼻曲山 (群馬県倉渕村) 1999.5.8(土) 晴れのち曇り






  霧積温泉前に駐車させて頂き、まずは十六曲峠を目指しスタートです。金湯館への林道を過ぎると 鼻曲の突き出した鼻が見えてきます。所々に咲き残った山桜が花びらを散らし、ウグイスや小鳥のさえずりが、 聞こえてきます。十六曲峠よりはアップダウウンの少ない歩きやすい道となります。しかし浅間隠などに 気をとられていると、足を踏み外しそうになる所も多い。まばらな落葉松を過ぎると、急登となります。 へばってきて足も止まることも多くなると小瀬温泉分岐に着く。そこからは山頂までは目と鼻の先です。 大天狗より小天狗の方が見晴らしが良く、二度上峠から浅間隠山、軽井沢、浅間山、白根山などが一望できます。
山頂で出会った、富岡の長谷さんと留夫山を廻り下山することになりました。霧積から鼻曲までは、 至るところに黄色い蛇イチゴの花が多いのに対し、留夫山方面には白いミヤマエンレイソウや青紫の フデリンドウが多くなります。
留夫山を過ぎても2万5千分の1の地図にある霧積への道がありません。 長谷さんと話し、熊野神社へ抜けそれから戻るように霧積を目指すことにしました。 一の字山はなだらかな山で山頂を見逃してしまいそうです。旧碓井峠からは旧中仙道と霧積への林道を歩きます。 「碓井から霧積への道で、谷底へ落としたあの帽子ですよ」と詩に詠まれた道を、雷鳴に背中を押され 先を急ぎます。
綺麗な白樺を過ぎたところで、先に黒くゴソゴソ・グァオと2mを超える熊です。 人間も熊も驚き、熊は山の上へ逃げ、人間は後ずさりです。ヘトヘトになり、やっとのことで霧積に辿りつき、 塩の吹いた顔を沢の冷たい水で洗い、ホォと棒になった足をさすりました。

霧積温泉(9:40)→金湯館分岐(9:55)→馬頭観音(10:02)→剣の峰分岐(10:15)→
小瀬温泉分岐(11:15)→(11:30)鼻曲山(11:50)→留夫山(長倉山)(12:45)→一の字山(13:30)
→旧碓井峠(13:45)→中仙道分岐(14:00)→美しの平(14:55)→霧積温泉(15:25)