難聴の種類

伝音難聴

外耳閉塞 外耳の奇形
耳垢栓塞 耳垢により耳道を塞がれた状態
滲出性中耳炎
 (中耳カタル)
中耳粘膜より滲出や分泌物が中耳空にたまり鼓膜の働きが悪くなった状態
急性中耳炎 鼻咽腔の炎症が鼻管を通し中耳に及んだ状態
慢性化膿性中耳炎 耳漏がが反復して起こり、その度に聴力が変動する
  (伝音性難聴の大部分を占める)
真珠腫性中耳炎 中耳を破壊する慢性中耳炎で時々悪臭を発生する白い物が出る。
  (早急の治療を要する)
中耳の先天性奇形
     外傷性奇形
耳小骨の奇形や頭部外傷による耳小骨連鎖の欠落
その他

感音性難聴

突発性難聴 突然一側または両耳に高度の難聴が現れる
  (早期治療を必要とする)
音響外傷 耳元での強大音の発生により、耳鳴りと共に高度の難聴になる
  (高音域に強い障害)  
メニエール氏病 めまいや耳鳴りを繰り返す
  (通常一側性)
蝸牛窓破裂症 頭部を強打したり、力んだりして蝸牛窓が破れて起こる難聴
窓音性難聴 初期は4KHzの障害から強い高音障害へと進行
老人性難聴 内耳の聴覚細胞の老化により、高音域から聴力が低下する
   (通常両じ対称性を示す)
中枢神経及び大脳皮質の障害が加わる場合もあり、個人差が大きく複雑な難聴の場合がある
その他

  ホーム