CCD奮戦記 StarLightXpress/スターライトエクスプレス編 


9月21日 まだ拘っている スターライトエクスプレスvsビットラン
 BITRUN BJ-41C と StarLightXpress SXVF-M8Cについて、まだ、こだわりがあります。BJ-41Cは140万画素だし、SXVF-M8Cは400万画素だから、画素数の高い方を使いたいのですが、SXVF-M8Cがまだ性能が生かしきれないです。
 下の3月21日の処理は、MaxIm DLにて処理しましたが、どうもステライメージのベイヤー処理の方がうまくいくのです。ずっと、MaxIm DLの方が優れていると思い、そこから離れなれませんでしたが、身近なステライメージの方がビットランに近いイメージに仕上がりました。
 
しかし、まだまだビットランの方が階調が豊かです。いままでで分かったこと。
○BJ-41Cの方は、露出アンダーでもノイズが少ない。(SXVF-M8Cは露出をかける必要がある)
○SXVF-M8Cは露出が多いと、R以外に、BとGのかぶりが大きい。

この差は、ピクセルサイズにあるのではないか?
BJ-41Cは、 6.45μm 受光面積 8.8×6.6mm
SXVF-M8Cは、 3.125μm 受光面積 7.225 x 5.375mm
明らかに、M8Cの方が小さいので。
もう少し、工夫してみます。

 


3月21日 ダークノイズが少ないスターライトエクスプレスなのに
スターライトエクスプレスのノイズ ダークノイズが少ないスターライトエクスプレスなのですが、太陽を撮影していると、どうもノイズが気になります。3月15日の記事に、M42を撮影したの画像を載せましたが、確かにダークノイズは少ないです。ピットランのBJ41も少ないのですが、暗い天体の長時間露出にはとても良い結果を出しています。しかし、明るい天体については、今ひとつノイジーです。どうも、CCDチップの転送にかかわるノイズではなく、チップ本体の構造上なのかもしれません。階調についても、ビットランのBJ-41Cに明らかに劣っています。
そんなわけで、なかなか使いこなせない冷却CCDです。


 3月21日 転送データに入り込むノイズ
スターライテエクスプレスに入るノイズ スターライトエクスプレス SXVF-M8Cをディスクトップにつないで太陽を撮影したのが左の画像です。一見しただけでノイジーな画像だとおわかりになると思います。この画像は、2×2ビニングで撮影しました。方眼状に現れるのか、CRTモニターからのノイズと思われます。さらに、黒い線と赤い線が太陽の縁の部分に現れています。このラインノイズは、ビニング撮影で出ます。しかし、なぜ太陽の縁の部分/ハーフトーンの部分に出るのかは、謎です。


 3月20日 スターライトエクスプレス付属ソフトのバグ

スターライトエクスプレス 左の画像は、StarLightXpress SXVF-M8Cに附属の制御ソフトのカメラコントロール画面です。Forcus Window でピントを確かめようとすると、Forcus Windowが右にずれて表示され、文字等と重なってしまいます。付属CDは古いかもしれないと、ネットでダウンロードしてみましたが、やっぱりダメです。明らかに、ソフトのバグです。ネット上でもこのプログラムがアップロードされていると言うことは、もしかしたら日本語WindowsXPと相性が合わないのかもしれません。


 3月15日 StarLight Xpressのノイズの原因判明

オリオン大星雲 MaxImDL スターライトエクスプレスのノイズの原因が判明しました。先週よりCSTの早川さんに原因を調べてもらいました。彼は、バッテリーから電源をとり、アスースのノートパソコンにつないだら、ノイズが出ないので、電源装置が原因であろうと判断しました。
早速、やっとのことでインストールできたノートパソコンで、CCDの電源供給をバッテリーにつないで、撮影したらノイズは出ませんでした。よかったーと思い、原因の確認のために、安定化電源にCCDをつないだら、出ませんでした。
あれっ、と思い。もしかしたら、電源装置でなく、観測所内のデスクトップパソコンが原因だと推測しました。案の定、デスクトップでした。これは、今まで全く疑わなかったのです。ビットランのCCDを2種類も使っていても、ノイズが出ることはなかったからです。さらに、追究したら、どうも、CRTモニターが原因であることを突き止めました。
 このモニターは、実は、14年くらい使っていて、観測所なので、ほこりが入って、ブラウン管の電子ビームあたりから、ブチブチってとても小さな音で、異音がしていたのです。たぶん、基板上のショートの音ではないかと思われます。これが原因であろうと、ほぼ確信した1日でした。
  テスト用に撮影した、オリオン大星雲です。1分露出を、4コマ加算平均しました。スターライトエクスプレスの宣伝の通り、ダークフレームの処理はしていません。ダークなしで、こんなきれいな画像なのです。撮影機材は、ボーク76ED、中心部2/3程度をトリミングしています。

ところで、パソコンにインストールできなかったと書きましたが、単純なミスなのです。古いパソコン2台にインストールできて、比較的新しい3台ができないで悩んでいました。早川さんと、悩んでいて、分かったのは、ウィルスバスターというソフトでした。古いのは、天体の撮像用に使っていた物で、ウィルスバスターはインストールしていませんでした。新しいのは、インストールしてあったため、できませんでした。症状は、ドライバーのインストール時に完全にフリーズしてしまうのです。キーボード上の操作が全く効かなくなり、電源を落とすしかないのです。こんな単純なことに、ずっと悩まされていました。

まだまだ奮闘はあります。スターライトエクスプレスのFITSがマキシムDLやステライメージで読めないこと。カラー化のバツチ処理ができないこと  近日公開


 12月20日 StarLight Xpressの冷却CCDで苦戦

メカニカルシャッターのないCCDの最大の欠点 グレースケールで撮影した画像を拡大すると

スターライトエクスプレスSXVF−M8Cで撮影した太陽像を見て、がくっときました。
1.メカニカルシャッターのないCCD特有の現象で、月や太陽の撮影は、受光後のデータ転送中に光が当たってしまい、転送方向に強いノイズが出てしまいます。通常使っているビットランのCCDでもこの現象は起きますが、スターライトエクスプレスは現象が激しいです。
2.原因は分からないのですが、等間隔でホットピクセル/白い点が現れてしまいます。
3.Ha光で撮影した画像を拡大すると、右画像のようにRGGBの受光素子がくっきりと出てしまいます。赤/Rのみの受光なので、4分の1のみの感光です。
4.制御ソフトになれていないこともあり、フォーカス画面が小さく、拡大もできないため、正確なピント合わせが難しいです。

このようなことから、なかなかスターライトエクスプレスに移行できず、当分の間はビットランのBJ−41Cで撮影かな。


 12月19日 Star Light Xpressの冷却CCDで奮闘

 ラント製のHaフィルターセットに、スターライト・エクスプレス社の冷却CCDを取り付けたら、ビットラン製よりパックフォーカスが長いのでピントが合いませんでした。過日、口径80mmの鏡筒長を55mm切断しましたが、再び40mm切断しました。結果的に95mm短くしたことになり、ダイヤゴナルプリズムを使わないでの通常眼視や直接焦点撮影は使えなくなりました。でも、太陽観測用ですからよしとしましょう。でも、使っているスコープタウンの鏡筒の接眼部は、36.5mmはなく、31.7mmドロチューブのみであり、強度も良くないのでいずれ交換しようと思っています。
再び40mm切断した鏡筒 取り付けたスターライトクスプレスのCCD


11月24日 スターライト・エクスプレスの電源

SXVF-M8C StarlightXpress  スターライト・エクスプレスの冷却CCDの制御ソフトのインストールで悩んでいましたが、解決しました。前所有者のS氏のアドバイスの通り、日本の家庭電源の100Vに対応していなかったのです。イギリスは、本来240V/50Hzなのですが、この冷却CCDは110V仕様で、日本の100Vでも電圧不足でした。幸い、この電源装置には12V入力用(出力は5V)の端子があり、12V入力で試したら、すんなり本体を認識し、ドライバーのインストールができました。

 しかし、まだ制御ソフトの設定や扱いに慣れていないので、これからです。
とりあえずは、動作確認できたと言うことで、本日は終了です。
StarLight Xpress SXVF-M8C本体 電源部

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