ポケット電卓で風速計

風速計本体です。

半球は、ガチャポンのカプセル。
正式名は、100円カプセル。
竹ひごと木片で回転部分を作り、
台は、アクリル版を加工しています。
電気接点を利用するために、
リードスイッチを使います。
そして、ON/OFFは、回転する
フェライト磁石。
リードスイッチの信号は、
ポケット電卓へ。
接点は、「=」の端子につながっています。

 さて、この風速計の原理を考えてみましょう。
コンピュータに信号を送り、風速を測るためのソフトは、「自作ソフトのページの風速計」の中のファイルを解凍すると、その中にもあります。
 ここで紹介するのは、ちょー簡単。
平成5年に群馬県教育センターの理科研修講座で講師をしたときに、受講生に作ってもらいました。
ポケット電卓のメモリー機能を利用しています。つまり、1+1======と「=」を押していくとどうなるでしょう。答えは、1.2.3.4.・・・・と増えていきます。つまりカウンターになります。
風速計の回転は、リードスイッチにより接点が一瞬にONになり、回路が閉じます。これを利用して、1分間に何回回転したかを調べます。あとは、ビラン風速計などで回転数と風速の値を比較して計数を求め、でてきた答えにかければ風速が分かるという仕組み。
いかがでしょうか。写真の電卓は、他のものにも接続できるようにして応用を広げています。

トップページへ