まわり灯ろうを作ろう




熱による空気の
対流を利用した
おもちゃです。

ろうそくの光で、
コップに描かれ
た絵がまわりに
映し出されます。

1.材料

色ボール、底板(12×12×1pの板)、紙コップ(深さ約8p)、トレーシングペーパー(12×33p)、TPシート(5×21p)、針がね(太さ1o.55p)、画びょう、ろうそく、アルミホイル

2.制作

@外枠
白ボールを図のようにサイズを測り青色の部分を切り抜く。

Aスクリーン
トレーシングペーパー(半紙)を図のようなサイズで3枚作る。

B天板
中央の青い円は切り抜く。
4隅の青い部分は折り曲げてふたのようにする。
@の外枠の完成図
紙コップの底に、図のように切れ目を入れて羽根にする。
TPシートにマジックで絵を入れよう。
カップの切り口の部分に、絵を描いたTPシートをセロテープでとめる。
針金の先端は、とがらせる。
針金を図のように加工して、底板に画びょうで留める。
上の部分に日が直接コップに当たらないようにするために、アルミハクの円盤を作る。
図のように組み立てる。
針金の先端にコップの中心をのせ、天板をのせ完成です。
ろうそくに火を付ければ、コップは回転します。

3.原理

ろうそくでまわりの空気が暖められ、上昇を始め対流する。
上がろうとする空気によって、コップの底の羽根を回すことになる。
アルミハクは、日が直接コップにあたらなうようにするもの。

4.トラブル
回らない原因として
@コップの底の羽根が小さいか、折り方が良くない。
A針金の先端が、尖っていなかったり、のせる中心がずれている。
Bアルミハクの部分が大きく、コップに接している。
Cアルミハクとコップの底が、近すぎたり遠すぎたりしている。4pぐらいがよい。
D火を使うので、ふざけたりしていると火事になります。近くに消化器を用意しましょう。