お 風 呂 の水 位 報 知 器

1 ねらい概要図
 トランジスタ回路をつくり、わずかな電気を通す物があることに気付き、お風呂の水位報知器を作ろう。また、人間の体も電気が流れることを体験しましょう。


2 準備/材料

トランジスタ(2SC1815) 1個
メロディーIC       1個
抵抗(10kΩ)     1個
電池(単三)       2本
電池ボックス       1個
コード           3本
インターホンコード    5m
クリーニングハンガー  1つ
ケース           1つ
厚紙(ダンボール5×5p)1枚
ビニールテープ
はさみ
ニッパー
ペンチ
キリ(千枚通し)
ハンダごて
ハンダ


3 製作

設計図(回路図)
作業3 設計図のように組み立てる。
@トランジスタの足を(3本の線)を3方向に広げておく。
Aトランジスタの向きを確認し、各E,C,Bとつながる相手を正しくつなぐ。
トランジスタのE(エミッタ)と電池ボックスの黒の線
トランジスタのC(コレクタ)とメロディーICの黒の線
トランジスタのB(ベース)とインターホーンコードの線
B残りの線をつなぐ
 メロディーICの赤線と電池ボックスを一緒に抵抗の片側につなぐ。 抵抗のもう一方はインターホンコードの別の線

作業4
 クリーニング用ハンガーをお風呂のふちにかかるように曲げ、コードの先を固定する。
 @クリーニング用ハンガーを手で曲げる。
 Aインターホンコードをハンガーにビニールテープでつける。
作業4 回路をケースに入れる。  @接続場所の線をセロテープでおおう。
 Aケースのふたにキリであなを開ける。
  (最低2つ、たくさん開けても良い)
 B回路全部をケースに入れ、ふたのあなからインターホンコードを出す。
電極に水が付くと、わずかな電流が流れ、トランジスタで増幅され、メロデイーがなります。

3 これは水位報知器ですが、電極を両手でつかむだけでもメロデイーがなります。
つまり人間もわずかに電気を流すということです。

これを利用して、50人程度で、手をつなぎ輪を作り、電流を流すことができます。
水道水、ジュースなどでも鳴ります。


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