3000円でネットライブをしよう   ListCamによるライブカメラ

 常時接続のブロードバンドの普及でネット上のライブが増えてきました。私も安価なカメラを利用してライブを行っています。
今は、気象の学習用に雲画像のライブを行っています(夜は、夜景です)が、いくらでも他に転用できますので紹介します。
 使っているカメラは、コニカのe-mini
小売店では、6〜7000円で売られていますが、YAHOOなどのオークションでは3000円前後で入手できます。
 ここでは、このe-miniを使ったWebカメラ、Webライブを紹介します。
 このカメラは、USBでパソコンに静止画だけでなくVGAサイズの動画も画像伝送できます。
 ここでは、動画をパソコンに転送しながら、現在30秒に1度FTPでネットに転送しています。
コニカe-miniを窓枠に外を向けて取り付けています。 ノートパソコンのモニタ画像
 画像の転送は、フリーソフトのListcam20を使っています。
 このソフトは、画像サイズと転送時間を自由に設定できます。設定された時間が来るとFTPで画像転送されます。
 私の場合は、30万画素のe-miniでフルサイズをJPEGで転送しています。そのため、ライブページは、30秒でリロードをかけています。
このソフトを使い、Webサーバ上に画像を送り、それを一定時間でリロードするHTMLページを作れば、ネットライブは完成です。 フリーソフトListcamのメニュー 昼間のライブ画像
実際のネットライブ
 このListcamは、画像サイズや転送時間の設定が自由にできますが、VGAサイズの画像を短時間で転送したら、低速回線では見る側で追いついていかないことになります。画像サイズと転送時間は、何を送るかによって決めることが大切です。
 天文現象においても明るいものであれば、望遠鏡にコリメート法で取り付けて可能ですし。使い方によってはネット上の監視カメラにもなります。

 Listcamを紹介した参考サイト
  ●Listcamでつくるライブカメラページ
         Listcamに e-miniを利用
  ●インターネットWebカメラ 定点観測画像記録システム

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