テニアン島紀行  テニアン島ゆうゆう探検

約100平方kmほどの島なので、レンタカーを中心に回りました。

  北部のハゴイ空軍基地内にあるB29の格納庫跡
右の白いのは碑で、その後ろにATOMIC BOMB PIT B29と記されています。

第2次大戦当時の空軍基地には、B29用のコンクリート製の幅60m、2600m滑走路が4本あました。
現地で借りたレンタカーで、この滑走路を飛行機になったつもりでアクセル全開。三菱ミラージュ(現地名は不明)では、約140kmしかスピードが出す飛び立てませんでした。 
 旧日本軍の海軍航空隊司令部跡
 砲撃を受け、コンクリートの骨格のみ残っていましたか。今は虫たちの棲みかでした。
 火炎樹
サイパン島も含め、たくさんの火炎樹がありました。このFlame treeは、木も大きく花も大きく、そして実も大きく、大変目立ちました。
 潮吹き海岸
天候と波により、石灰岩の穴から潮を噴き上げます。
石灰岩の小さな洞窟の波がぶつかったときに、上に向けて潮が吹き上がります。
2カ所ありました。
テニアン島北部は、ほとんどが珊瑚礁でした。
 星の砂
北部のUnai Chulu(ウナイチュル) 1944年にアメリカ海兵隊が上陸した地点ですが、今は美しい海岸。星の砂がいっぱいです。
 星の砂は、有孔虫という生き物の死骸です。写真は約100倍で撮影。

レンタカーで道なき道を突き進みました。お金が無く4WD車が借りられなかったのですが、強引に走りました。
 こんなところで、故障したら、道行く人もなく、人家も、当然電話ボックス(島内には無い)さえもない所。でも、走りまくりました。
 車から出ると、甘ーい、カブトムシが好みそうな香り。そこにはマンゴがたくさん落ちていました。
 また、ちょっと歩くと、草の種が足に付き、大変痛い思いをしました。
 タガ遺跡
 テニアン港近くのタガ遺跡は、巨大なラッテストーン。
唯一の観光スポットでした。その近くには、爆撃機と思われる巨大なエンジンとプロペラが落ちて?いました。
 カメ見物シュノーケル体験
観光の少ないテニアン島での唯一の遊びは、海水浴、シュノーケリング、ダイビングが少々。
2日目の午後、たまたま同じ部屋の千葉の方とシュノーケリングでカメを見ようという話になり行きました。
ボートで沖に行き、そこからシュノーケルを付けて泳ぎ、カメを探すというのです。
水深13mほどの珊瑚礁の海を40分程度泳ぎ続け、4.5頭の亀を見ました。私は、ロシア人女性と並んで、速いペースで泳ぎました
 遅れると、その女性の泳ぎを後ろから見ることになる(?!)ので細心の注意を払いました。
しかし、ボートに戻って、友人がすでにボートにいることに気づきました。
彼曰く「体力が無く、泳ぎについて行けず、ボートに救助され、亀は見られなかった。」とのことでした。
「珊瑚礁に行く?」って聞いたが、返事がなかった。
 南十字星
日が落ちると、南十字が南中していました。
Tachogna Beachへ行き、星座観察。
 南十字、αケンナタウリなどよく見え、さそり座が立ち上がっていました。
写真の右下が南十字星、左がさそり座。
手前のビーチが明るいのは、撮影中にポリスの4WD車のライトのため。
ポリスは、ビルさんと言い、握手しながら、「プリーズ ライト ダウン」と言いましたが分かってもらえませんでした。写真に影響があるからと言っても、理解してもらえませんでしたが、すぐ帰ってくれました。

戻る