ベトナム社会主義共和国

ベトナムの地理
 ベトナムはインドシナ半島東部の南北に細長い国です。日本からの飛行機で5時間で、地図日本との時差は2時間あり、日本の8時はベトナムで6時です。
 ベトナムは北を中国、西はラオス、カンボジアと接し、東と南は南シナ海に面しています。北部は紅河、南部はメコン川によって形成されたデルタ平野が広がり、南部の肥沃な土壌は米の三期作や三毛作が行われています。

ベトナムの歴史
 北方に強大な中華帝国と対峙しており、中国には何度も攻められ、10世紀までの1000年間をその支配下でした。ベトナムの英雄のほとんどが中国との戦争での指導者です。
 大まかに言ってベトナムの歴史は、群小国家に分かれていた時代、中国への北属時代、統一国家期、フランスの植民地となり、その後のベトナム(インドシナ)戦争です。

ベトナムの気候
 ベトナムの気候は北部、中部、南部とそれぞれ異なり、北部は四季らしきものがありますが、春、秋は非常に短く、長い夏と短い冬といった感じです。冬の最低気温は10度を下ることがあるようです。
 中部は夏が非常に蒸し暑く、北部や南部より気象条件が厳しいところで、夏から秋にかけての季節には台風の襲来や洪水もあります。マネー

通貨
 ベトナムの通貨は、VDN(ドン)です。1ドンは、日本円で約0.008円です。硬貨はなく、最小単位の紙幣は500ドンです。最大の紙幣は50000ドン(約400円)です。多くの取引にはVDNを使いますが、外国人を相手の店や売り子は、USドルを使うことができます。町中でドルで買い物をすると、1ドル以下のおつりはドンで返ってきます。
 紙幣の多くは大変汚れています。それは、町中で肉(鳥や豚などの解体)や野菜を扱った手で、そのままお金を持つからです。
 

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