例 : 撮影した3コマを下のように切り取ります。
そして、画像処理ソフトでモザイク合成します。
Photoshopの場合は、Photomageでパノラマ合成します。そのときに、「周辺部減光」処理にチェックを入れておきます。
薄くて暗いプロミネンスの表現
プロミネンスが放出すると、最初はある程度の明るさがありますが、大きく広がるにつれて大変暗くなります。
プロミネンス自体は、大きく成長し見応えのあるものになるのですが、眼視での観察は薄くて気付かなかったり、写真にも写りにくいです。
露出をかけて表そうとすると、明るい太陽本体が広がったりしてコントラストを低下させます。
そこで私は、次のような方法で薄くて暗いプロミネンスを表現しています。
撮影
薄くて暗いプロミネンスを撮影するのに、太陽本体の部分は完全に露出オーバーになってもプロミネンスを表現できる露出から、比較的明るい太陽近くのプロミネンスを表現できる露出まで、2〜3コマ撮影します。
太陽から離れた暗い部分が分かるような露出で撮影したコマ。光球部分が完全に露出オーバーで広がっています。
処理
モザイク合成し完成したのが、下の画像です。