アジサイの花の秘密

 梅雨の季節の代表的な花、アジサイ(紫陽花)。日本では多くの品種改良が行われ、世界においても日本を代表する花です。
アジサイの花には、「レイコ」「ミセス・クミコ」と言った女性の名前が多いです。「ミセス・クミコ(アスカ)」は、世界に誇れる群馬産のアジサイです。
 
 ここでは、アジサイの花の秘密を探ってみました。
梅雨の時期に、雨に濡れても美しいアジサイは・・・・・。
 花びらは、何枚でしょう?なんて質問すると、4枚とか5枚とか、答えが返ってきます。アジサイの花は、七色に変わる何て言いますが。

 実は、これは、ガクなのです。
アジサイの花は、とっても不思議な花です。
左の写真
4枚のガクの中央に花が咲きます。
これは、装飾花といいます。

右の写真
両全花といいます。
 両全花が集まって咲いているのが左の写真・
4枚の花びらと約10本のおしべ、3本のめしべがあります。

右は、ガクの付け根の部分に咲いた花です。
アジサイの花のアップ おしべの先、葯の拡大です。
葯が開くと黄色い花粉がたくさん出できます。
3本のめしべのアップ
柱頭の部分は、紫色していました。
 このように、アジサイの花は、ガクに目を奪われていますが、とっても可愛い小さな花です。

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