ツユクサの花びらは、おしべは、いくつ?

夏季、早朝4時頃花を開き、昼すぎには閉じてしまう。まるでアサガオみたいな短命なツユクサの花。
あまりにありふれた植物なのですが、しわしく見るととっても不思議。
青い花のツユクサ。
他の草花に露が降りて無くても、
なぜかツユクサには水滴が付いている
ことがあります。

花をよく見ると、とても不思議。
その不思議な花を調べてみました。
花びらは、何枚かな。
ツユクサの花を横から見ると、貝殻状の苞葉に包まれています。
花びらは、青い大きいのが2枚と下に付いている小さな1枚の白い花びらがあります。
       つまり 花びらは3枚
花を正面からアップしてみると。

1本の長いめしべといっしょに
2本の長いおしべがあります。

しかし、よく見てみると
4つの小さな花みたいなのが
あります。
小さな花みたいなのは、
青い茎みたいなものから
出でいます。
これは、飾り雄しべです。
左の写真は、おしべのアップ

右の写真は、飾りおしべのアップ
飾り雄しべは、「π(パイ)」の形をして
いるのが、3つ、もう一つは「人」の
形をしています。
つまり、おしべは全部で6本    (2本がちゃんとしたおしべ、3本がπ型、1本が人型のおしべ)。
お昼過ぎになると、おしべやめしべが先から丸まってくるように縮んできます。花びらも縮んで、3時頃にはまとまってしまいます。


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