レンゲは、大気中の窒素を土に
![]() |
![]() |
レンゲは、豆科で、大気中の窒素を 取り込んで養分にできる植物です。 ほとんどの植物は、土の中の窒素分を 根から吸収しています。だから、田畑の 窒素分が無くなるので肥料をまきます。 多くが石灰窒素です。酸性に偏った土を アルカリ性に変えることと、窒素分を 補うのです。 しかし、豆科の植物は進化していて 大気成分の半分以上を占める窒素を 直接利用できます。だから、昔は、秋に レンゲの種を撒いて春に備えました。 春になり、このレンゲを肥料として使う のです。 今は、こんなレンゲの風景は少なくな りました。 地方によっては、レンゲでなく、ゲンゲと 呼ぶところがあります。 |
![]() |