アネモネの花の異常


 アネモネは、ユーラシア大陸に多く分布する球根植物で、八重咲きなどの多くの品種があります。

冬場の仕事場に花を飾ろうとスーパーの花屋さんでアネモネを買ってきました。
とってもきれいなので喜んでいると、ふとおかしいことに気づきました。


下の紫色のアネモネを見てください。
がくの一部が大きくうす紫色になっていました。
そこで、調べて分かったことは。
花の下にある緑色したものは、萼(がく)ではなく葉なのです。そして、アネモネには花弁がありません。きれいな花びらは、本当の花弁ではなく萼片(がくへん)が花弁状となったものなのです。
つまり、萼の一部が薄紫の花びらになったのだと思ったが、葉の一部が花びら状の萼になったと言うこと。
ちょっと、ややっこしい文ですが、お分かりいただけましたか。(私は生物の専門家ではありません。専門家が見て間違っていましたらご連絡ください)

さて、なぜこのようになったか?
 理由として考えられるのは、園芸種なので、いろいろ遺伝子をいじっているから? 化学薬品の影響? 突然変異でなく、アネモネにはよくあること?
私には、分かりません。

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