カラスウリの花 8月から10月

樹木などにからみついてつるを伸ばしているカラスウリ。夕方から夜にかけてに白い花が開きます。花弁の先端はレース状の細い糸になっています。

 つる性の多年草で、繁殖力が強く
巻きひげがあります。アサガオや
ウリ科の植物のように、周囲のものに
からみつきながら成長します。
 花の色は白く、花弁の先は糸のように、
細長く無数に切れ込んでいます。
夕方になると急速に開花し、
夜の間花を開き翌朝には
ほとんどしぼんでしまいます。
 果実は長さ5p程度の卵形で、
秋には朱赤色となり、樹木に絡み付いて
人目につきます。
前日の朝のつぼみ

午後3時頃、夕方開きだすつぼみ
夜中には、花が大きく開きます。
日が昇ると、レース状の花びらは
すぐに、縮んで来ます。


子房がふくらんで、実になります。
青から赤に変わっていきます。

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