立体に見えないという原因

人により「真っ直ぐ見る平行法」や「より目で見る交差法」のどちらかが得意かは違います。私は、立体視装置を使った場合は平行法ですが、裸眼で見る場合は交差法が適しています。また、良くできないときは、アナグリフ画像が良いでしょう。しかし、アナグリフ画像には、赤青メガネ(アナグリフメガネ)が必要です。

原 因 と 解 決 策
【平行法】
モニターのサイズの問題
  人間の2つの目の間隔は、だいたい5.5〜6.5cmです。
  二つの目は、それぞれ同じ方向、上下左右に動きます。同じ方向で内場合は、内側へ寄る「より目」です。
つまり、平行法の画像の間隔(基準点)が、その自分の目の間隔より広い場合は、立体に見えません。人間の目は、左右に広がって、外側を向くことはできないのです。
  私の交差法の画像は、左右の間隔を約266ピクセルにしています。この解像度で、お手持ちのモニターに映し出したときに、自分の目の間隔に近いか、または超えていたら、平行法で立体に見ることはできません。
  その場合は、モニター解像度を上げるか(見た目の画像は小さくなる)、いったん画像を保存して、ビューワのズームで調整してください。
【平行法】
顔が傾いている場合
  女性に多いのですが、頭(顔)が真っ直ぐになっていない人がいます。
  癖で、右や左に傾いている場合が多いです。一見可愛く見えますが。傾いていると立体には見えません。
つまり、人間の2つの目は、「より目」以外、同じ方向を向くのです。目が傾いていると、一方の目は上向きに、もう一方は下向きなるのですが、こんなことできる人はいません。カメレオンは、左右別々に動くのですが。
  この場合は、モニターを前にして、姿勢を整え、頭を真っすくしてみてください。
【平行・交差法】
基準点がつかめない
作成した画像の上には、基準点となる 「●」 印を付けています。
まずは、「●」を見るようにして、調整してください。
【アナグリフ】
うまく立体にならない
まず、2の例の、頭が傾いている場合を考えてください。頭(顔)が傾いていると、アナグリフでも立体に見えません。
【アナグリフ】
うまく立体にならない
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