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100tクレーンの車検

 日本のシステム上、2年に1回、車検を受けなければなりません。この2年 という期間が、なかなか絶妙だと思っています。2年に一度だから「その時はよくやろう」という気にさせます。 今回は作動油を取り替えようということで作業を開始したわけですが、上部と下部の両方の作動油を交換すると、なんと!
約1000リットル。 「うひょー」作動油が1リットル当たり、150円だから単純にかけると150,000円。15万円もかかるのか。

車検の様子1車検の様子2

 それと、エンジンオイルの交換も一苦労。なんと言っても、上部と下部にエンジンが分かれています。 上部はクレーンを動かすためだけのエンジンで日産ディーゼル製。排気量が7400ccで180馬力。

 下部は走行するためのエンジンでベンツ製のV8インタークーラー付ターボです。 排気量は12700ccで381馬力。

車検の様子3車検の様子4

 そして極めつけはタイヤです。8本ついています。1本が25万円以上。 1本だけ減らないので交換は8本一緒。ということは、当然200万円超え!!更に驚かされることがあるのです。 それは……クレーンメーカーとの会話。

私  「AR1000Mのタイヤ、今年中に交換しようと思うんだけど」

タダノ「はい」

私  「とりあえず見積と納期を教えてくれますか?」

タダノ「それがですねぇ~納期なんですが今年は無理です」

私  「今年って……うそ~、確か……まだ5月だけど……」

タダノ「メーカーでは今年いっぱい、無理だと言っています。そんなことで見積も確実なものは……ちょっと……」

 原油の高騰の影響が、こんなところにも波及しています。 大きなタイヤが入荷しない。 公共事業削減と消耗品の厳しい仕入れで、じわじわと追いつめられる「クレーン業界」。 この先どうなることやら……。

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