課題研究の目的 | 新学習指導要領完全実施に伴い、授業研究を中心に児童が自分で課題を見つけ、自ら学び自ら考える力の育成を図るとともに、基礎的・基本的な内容の確実な定着を図り、個性を生かしていけるような評価の研究を行う。 |
課題設定の理由 | 昨年度は、今までの指導及び研究実施においての成果や課題をふまえ、新学習指導要領に則した評価の研究(教科主任による公開授業や通信票「のびゆくすがた」の見直し等)を行い、個に応じた指導の充実に努め、基礎・基本の定着を図るべく研究を進めてきた。しかし、指導と評価の一体化という点での深まりに課題が残った。 本年度は、授業研究を通して具体的な評価方法の研究を進めていきたい。 |
学校経営の努力点との関連 | 本課題は、本校の経営方針(2)「個を生かし、主体的に学習に取り組み、互いに学び合う喜びの味わえる授業の創造に努める。」(3)「体験学習や地域に開かれた学校の推進に努め、思いやりとたくましい児童の育成に努める。」(6)「教職員の研修の充実と専門職としての資質を高める努力をする。」を受けた努力点の「基礎・基本の内容を重視し、個を生かす学習活動を推進する。」「仲間と助け合い、存在感が味わえる児童指導の充実を図る。」「豊かな心をもち、共に生きていこうとする児童の育成と人権教育の推進を図る。」に結びつくものである。 |
(1)研究の方針 | 教師一人一人が課題を明確にとらえ、全職員が協力して児童の成長、変容を目指す。 校内研修の充実に努め、研究の深化を図る。 研究の成果を、日常の指導に生かすようにする。 |
(2)研究の内容 | 新学習指導要領に則した、通信票「のびゆくすがた」の完成。 新学習指導要領に則した、評価の研究。 新学習指導要領に則した、年計の見直し。 教師一人一人の得意分野の公開授業。授業研究会(具体的な評価方法)。 課題のまとめ(研究の成果と今後の課題・来年度の見通しについて)。 |
(3)研究の方法 | 個人研修・ブロック研修・全体研修の三形態を活用しながら研究を進める。 各学年の授業実践の時期が重ならないように、年間計画を立てて実践を進める。 進んで自己研修に努めるとともに、研修日を設定して、計画的・継続的に進める。 |