漆工房の店 くぼた 本文へジャンプ

6/27

 以前から、作品の中で具体的なモチーフを描いたり彫ったりしてみようか?という考えはあったのですが、ずっと作り出せずにいました。絵から描かなければならないのは、やはり技術や時間の面でハードルが高かったのです。
 今回、うさぎ展に声をかけていただき実際に作る機会を得て、今、楽しさと難しさを感じています。
 きっと作品が完成し、いろいろな方に見ていただき、うさぎ展が終わり、頭の中が整理され秋も深くなった頃、積極的に取り組むか少し距離を置くか、気持ちが固まる気がしています。

6/26

 うさぎ作品をヘラ付けで下地する際、最後の一回は、今まで使っていた砥の粉より、さらに細かい粉を使ってみようと思い立ちました。問屋さんにお聞きすると「霧粉」というものがあるそうでさっそく取ってみました。ちょっといつもとは違うことをしようとすると、知らないことがまだまだ出てくることを知りました。

6/25

 うさぎ作品は、今日もヘラでの下地仕事をします。今日を入れて後二回、裏と表があるので工程数では後4回は覚悟して下地仕事を進めます。下手な分は研ぎでカバーしながら、厚くなりすぎないよう研ぎ破らないよういい下地を目指します。

6/24

 うさぎの作品、裏表をひと通り研いでみてやっぱりヘラ付けは難しいと実感しています。まだまだかなり凸凹で木地まで見えているところも。でも、専門に下地をつける職人さんでも一回では終わりませんし、(理由は違いそうでうが・・・)根気よくいきます。

6/23

 うさぎ作品は、ヘラ付けした下地がよく乾いたので、今日は当て木をした耐水ペーパーで水研ぎをします。ヘラ付けがうまくいっているわけないので、まずはいつもより粗めの目で研ぎ始めてみようと思っています。簡単にはきれいにならないのを覚悟して、無理に研ぎすぎないよう心掛けて仕事を進めます。

6/20

 布目を埋めながら今後の工程について考えていました。普段やっている蒔地での下地では、やはり形が崩れてしまうのは避けられないのを感じ、ヘラを使い下地を付けることにしました。ヘラでの仕事は、ほとんどやっていないので、これも今回新たな挑戦です。

6/19

 今日も、うさぎ作品は布目をサビで埋める仕事になります。昨日、埋めたところを今朝確認すると、少し漆の割合がが多かったようです。目の埋りが悪いです。でもその分、丈夫になるので良しとします。

6/18

 ドンドン暑くなってしまうのかと思っていたら、そうでもないですね。思う以上に肌寒かったりして着る物を考えてしまいます。
 工房のオイルヒーターも、弱くしたり強くしたり微調節が必要になっています。今朝は、強いほうへ少し、調整しました。

6/17

 休みを挟んで、時間がとれず更新できませんでした。訪ねて下さった方、スミマセンでした。ちょっとしたことでもいつも通りにいかなくなってしまうものですね。
 今年の2月に、頭を切られてしまったケヤキですが、気がついたら緑でもじゃもじゃです。写真手前の店の裏も覆い尽くされそうです。これでも、いくらか切ったのですが・・・・生命力の強さに驚いてしまいます。
 その後、うさぎ作品は、漆と砥の粉を混ぜたサビで布目を埋めているところです。また、紹介します。
 今日も、読んでいただいてありがとうございます。
 
6/13

 うさぎ作品の布着せは昨日で終わりました。今日は、よく乾いているのを確認してから、余っている所や重なっているところを切り、布の際を整えます。今回、布目は残さないので、布の厚み分の段差があるところは、なるべく緩やかになるようこの段階で削っておきます。

6/12

 昨日布着せしたうさぎ作品を、ムロの中で乾かしている様子です。白く見えているのは、布着せをした布の端です。着せる前から長さをピッタリに切ってしまうと足りなくなるので余裕をみて用意しておきます。使う糊は、漆と小麦粉を混ぜた麦漆と呼ばれる漆の糊です。
 
6/11

 お母さん、とても大変そう。足利学校近辺で、今年確認した3組目のカルガモ親子です。
 
 昨日は、お椀などの研ぎと中塗りをして、うさぎ作品に布着せをしました。形の都合上、1度に全部の場所は着せられないので、2度か3度に分けて着せていきます。今回、お盆は縁を2回に分けて、お弁当箱は、側面に線彫りがあるので3回に分けて着せることにしました。

6/10

 最近、先日ご紹介したガラ紡・綿ふきんを使って新しい作品の試作をしています。3月頃から始めているのですが時間の合間を見ての試作なのでかなりゆっくりとした気の長い試作です。先ずは、小さな物を作ってみましたが考えていたようにガラ紡・綿ふきんを使うと具合がいいので、今度は少し大きくして作ってみようと思っています。

6/9

 昨日は定休日だったので衣替えをかねて犬小屋の大掃除と補修をしていました。小屋の補修は屋根のペンキがはがれていたので急遽、ペンキ塗りも。同じ塗りでも仕事ではないと、ま〜気楽なもので塗面がガタガタであろうがゴミが付いていようがお構いなし!!短時間でドンドン形になって一気に完成すると、やり切った感じがあって爽快です。
 写真は、うさぎ作品です。こちらは犬小屋のようにはいかないですが、こちらはこちらで完成したときの喜びはまた違ったもので大きく満足感があります。

6/7

 昨日、がら紡・綿ふきん(びわこ)で、お世話になっている朝光テープ様から、可愛らしい人形が届いたので紹介してしまいます。この人形、がら紡の糸と絹糸を染めた布でできているそうです。「くぼた」の旗までつけて頂いて嬉しくなってしまいました。
 がら紡・綿ふきんは、糸の表面積がかなり大きいため汚れを絡めとる力が強く、油汚れでもお湯か少量の洗剤で落ちてしまいます。納豆のネバネバも一発です。綿100%なので安心して漆器洗いにもお使いいただけるので、くぼたでもオススメ!!紹介させていただいています。

6/6

 視線を変えたらハトがいた!
 かなり意識しないと自分の視線や視点を変えるのは難しい。でも、ゴンのように上を見るぐらいはできます。そんな時間を少し意識しながら毎日を過ごしたいと思っています。
(ゴンはよくハトを見つけたな〜とひとり関心。親バ○ということで・・・。)

6/5

 今、線彫りをしたうさぎの下地をどうするか?考えています。仕上がったときに線以外のところでは、木地の感じを残したくはないのですが、線が埋ってしまっては意味ないです。いつも通りの下地をして全部埋ってしまうことはないにしても、どのように残るかは、やってみないと分からないところです。いずれにしても、ガンガン使うことを前提にした塗りに仕上げます。

6/4

 「うさぎ展」の準備は、今のところ
 「えっへへっへ〜」
という感じで進んでいます。これは、自分でも
 「なかなかいい感じ!」
と言うことです。
 でも、いつの間にか
 「あれれれれ〜」
になっていることもないわけではないです。

6/3

 「漆工房の店 くぼた」も、今日から7年目に突入です。この6年間、大きな変化から小さな変化まで、店の内外でいろいろありましたが、今日もこうして店が開けられることに感謝しています。これもたくさんの方の助けや支えがあってこそ。本当にありがとうございます。まだまだ手探りしながらの毎日ですが、1日1日を大切に続けていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。

6/2

 「うさぎ展」に向けて、もう1つお弁当箱を用意しています。実は、先日紹介したお盆より先にこのお弁当箱のデザインは決まっていました。実際彫りだす時に、より彫る感覚がつかみやすそうな方から手を付けたわけです。こちらも彫りは、線彫りにしましたが、塗りの方は部分的に変えてみようと思っています。お盆とは、違う趣に仕上げる予定です。

5/31

 いいお天気になりました。晴れるとやっぱり犬の散歩も気持ちいいです。
 写真は、「うさぎ展」の準備をしているところです。お盆の木地にうさぎを線彫りして壁に掛けられるようにします。塗りはシンプルにして線を際立たせたいと思っていますが、最終的にどんな方法で仕上げるかは、まだ悩んでいます。

5/30

 以前書いた七月のグループ展とは、中ノ沢美術館での「うさぎ展」になります。今まで具体的なモチーフを取り上げて漆器にしたことがほとんどなかったので、今回はとてもいい機会をいただきました。幾つかの作品案の中から、ひとつを具体的に作り始めました。今、完成までのいくつもの山の1つをやっと越えた感じです。

5/29

 今日は、上塗りに使う朱漆を練らなければ(作らなければ)なりません。用意するのは、木地呂漆、顔料、茶碗2客、ヘラ4本、練るための棒?(名称不明)、練り台、漉し紙20枚、灯油、汚れを拭くためのボロ布かティッシュ、こんなところです。道具を出して色を練り漉して片付けるまで、三時間半から四時間かかる半日仕事になります。仕事自体は何も難しいことは全くありません。もしかして道具以上に必要なのは、根気とあまりいろいろと考えすぎないことでしょうか?

5/28

 近くのばんな寺には、鎌倉時代や室町時代の建物も残っています。当たり前だけれど、つい忘れてしまうこと。その当時、車や電気なんかなかったですよね。木を切って運んでくるのも、材料を刻むのも、建てるのもみん〜〜な人力!せいぜい馬か牛に荷車を引かせたぐらいでしょうか。そう思うと、見え方も違ってきますね。手仕事が当たり前だった頃の生活、電気も車もなかった頃の生活ってどんな毎日だったのでしょうか?

5/27

 足利学校やばんな寺の周りでは、毎年数組のカルガモの親子が見られます。よく見るとそれぞれの親鳥によって教育方針?が違うようで、広範囲でコガモが遊びまわっている家族もあれば、目の届くようなところに全部のコガモが揃っている家族もあって結構おもしろいです。写真の家族は、”怪しいやつ(私)”が来ると、ワーーーーーー!!と親鳥の元へ!団結力が凄いんです。

5/26

 昨日、伺った話では、今年は例年になく花がとても綺麗にたくさん咲いているそうです。
 それは、地震によって植物たちも危機感を感じて花を咲かせているとも、地中に空気が取り込まれたからともいわれているそうです。確かに近くのバラやツツジは、いつも以上に花をつけているように感じます。皆さんの近くでは、どのように感じられますか。 
 
5/24

 今朝は、雨が降ってかなり寒さを感じます。。数日前の暑さがうそのようです。
 日曜までは、工房内の温度が高めになり気を付けてオイルヒーターの温度設定を低くめにしていましたが、そのままの設定では、さすがに今朝は低すぎました。仕事に大きな支障はなさそうですが、すぐに、温度設定を高めにし直しました。風邪をひかないためにも、気温変化は、穏やか〜〜〜にお願いしたいです。

5/23

 茶碗に移した漆、その日のうちに使い切ってしまえばいいのですが、だいたい使い切れずに残ってしまいます。そんなときはどうするか?というとサランラップを使ってできるだけ空気が入らないように蓋をします。落とし蓋のように漆の表面から茶碗の側面に沿って、空気を追い出すように蓋をします。それでも日がたつにつれて縁のところは乾いてきてしまいます。それは、ある程度仕方がありませんね。何よりも早く使い切ってしまうこと、必要な量だけ出すのが一番なんですけれど・・・案外難しいです。
 昨日の午後から、ビックリするほど急に冷え込んでしまいました。皆様、風邪などひかれていませんか。

5/22

 漆は、1kgか2kgで注文し、樽で送っていただいています。使うときは、ヘラで水飴をすくうように茶碗に移して使っています。漆は、水のようにサラサラではなく、水飴ほどは硬くもなく、軟らかめのハチミツといった粘性の液体です。ただ、この硬さは、うちで普段使っている漆で常温の状態での話です。漆の硬さは、質や温度によってかなりかわってくる性質をしています。仕事では、この性質をうまく使えるかもポイントになります。

5/21

 中塗りを始めると、色漆が必要になります。木地呂漆と顔料を練り合わせて作るのですが、このとき前回作った色漆も混ぜ合わせてしまいます。こうすると、色が出やすく発色も良くなり、漆の伸びもよくなるといわれていますが、正直、実感できるほどの違いを感じられたことがありません。おそらく、もっと時間がたち乾かないかもしれない漆のほうが効果があると思うのですが・・・。まだ試したことがないのです。

5/20

 下地が終わったものもあり、そろそろまた中塗り、上塗り中心の仕事になります。この期間でも下地の仕事を全くしないわけではないです。ただ蒔地では、粉が飛んでしまうので木地固めや布着せなどの仕事を時間の合間を見て進めるようにしています。

5/19

 先週、箱屋さんにお願いしていた箱ができてきました。気に入った立派な箱ができてきました。
 「くぼた」では、普段、基本的には箱をお付けしていません。それは、いろいろな場面で使っていただきたいという気持ちから、いつも手の届くところに置いて頂きたいと考えているからです。
 しかし、最近、箱の有無が作品の性格を伝える一つの方法にも思えてきましたし、箱から出したり、しまったりすることも使う楽しみの一つになる気がしてきました。

5/16

 いつの間にやら、緑も随分と濃くなり、花は咲き変わっていました。季節の移り変わりがやけに速く感じます。
 7月には今までの展示会とはちょっと違うグループ展に参加させていただくことになっています。こちらの展示会は、自分としては新たな挑戦!!にしたいと思っているので、とても楽しみです。ただ問題は、イメージした作品が自分で作れるのか。ちゃんと完成するのか・・・って。これは根本的な相当の問題ですよね。みなさんに迷惑を掛けないよう踏ん張って準備します。詳しくは、また後日。
 明日と明後日は、お店が定休日になりますので、このコーナーもお休みさせていただきます。
 今日も、読んでくださってありがとうございました。

5/15



5/14

 「くぼた」での標準的なお椀の下地は、まず器の裏に粉を蒔き、表に蒔き、全体を拭き漆をして研ぎます。この4工程を粉を変えながら4回繰り返します。回数にこだわっているわけではないのですが、今までの経験上、今のところ4回は必要性を感じています。写真は4回目の拭き漆が終わったところです。今日は、この椀の研ぎ仕事から始めます。

5/13

 一昨日の休日は、一日、仕事をしていたわけではなく、ちゃんと?休日らしく映画も観てきました。観てきた映画は「岳」です。正直なことをいうと、この日、観ようと候補に挙げていた映画の中で、「岳」は三番目ぐらいの位置づけでした。当日たまたま家を出るのが遅くなり、映画館に着いたとき、たまたま上映時間がピッタリだったのが「岳」でした。
 でも、遅くなって本当に良かった。偶然にも時間がピッタリで本当に良かった。
 私が感想を文章にしてしまうと安っぽくなってしまいそうなのであえて書きませんが、(気まま日記に丸投げしま〜す。)恥ずかしながら、二人して全編にわたってボロボロでした。好きな映画の一本になったので紹介させていただきました。

 今日は、すでに日差しが強く掃除をしていると汗ばんできてしまいます。
 仕事は、2種のお椀の下地を中心に変わらず進めています。

5/12

 昨日は、桐箱屋さんに行って箱をお願いしてきました。複数のものを1つの箱に収めたかったのでどんな箱にしたら良いのか、かなり気がかりでした。結局、自分だけでは判断が付かなかったので、収めたい物を持って行き相談に乗っていただきながらの注文になりました。そのときのケースによって、いろいろな方に助けていただきながらの仕事です。

5/10

 今年のG.Wも終わってしまいましたね。皆様は、どのように過ごされましたか。
 連休中は、お客様も多くいつもとは違うテンションで仕事に向かっているので、終わった途端、少しボーとしてしまいがちです。
 でも、「くぼた」の休みは明日。今日もう一日、気を抜かず仕事に励みます。

5/9

 棚の上の重箱はまだ休ませて仕事の中心は、合麓椀と端反の小ぶりなお椀になっています。両方ともすでに仕上がりの塗りまで決まっており、一日一工程は確実に進めていくようにしています。一日の仕事始めは、必ずこの2種のお椀からです。

5/8

 数日前、黄砂の予報が出ていたようですが、塗りの工房内も黄砂のようになっています。「くぼた」でやっている蒔地(まきじ)という下地方法は、漆を塗った上に粉を振り掛けるようにするので、仕事中、工房内は煙ったようになってしまいます。マスクをしていても仕事が終わる頃には、鼻の中まで真っ黒(くろ?)になり髪もガビガビです。

5/7

 最近仕上げた220ミリ×110ミリのお皿です。刳り抜いた木地に松煙の黒で上塗りした渋い仕上がりです。木地は1つの木の塊から出来ていることが感じられるよう、でも主張が強くなりすぎないよう心掛けて作ってみました。雑な仕事にならないよう丁寧に、でも神経質にはならないよう仕事を進めました。

5/6

  昨日までの連休中、例年に比べ人出は少ないようです。これはフラワーパークの藤の花をゆっくり見るチャ〜ンス!!! 毎年、「人を見て来たようだった。」と話されるお客様が多いですが今年は聞きませんから・・・。
 ただ、フラワーパークから、回ってこられる方がいらっしゃらないだけ??という話もありますが・・・。
 先日から重箱は休ませていますが、塗るのは休んでいませんよ。お椀やら、カップやらを塗っています。

5/5

 いつから始めたのか、自分でも定かではないこのコーナー。観光地でもある足利の今日の天気や季節の移ろいをお知らせ出来ればと考え写真を載せ始めたのが始まりでした。なのでタイトルも「今日の足利」と・・・。
 そのうち文章を添えるようになり、自分が書けそうなことはやはり、作ることに関してだという思いに至り、いまのようになってきました。
 ここで、正直どうでもいいことだとも、宣言するほどのことでもないと思うのですが、タイトルを普通に「日々のこと」と変更します。単に自分の気持ちの問題です。たいした内容はないですが、日々続けていけたらいいな〜。ということで。これからもよろしくお願いします。
 今日も、読んでいただいてありがとうございます。
 
5/4

 今日は、水曜日ですが平常通りの時間で営業しています。天気もよく気持ちのいい朝ですし、足利散策にでもお出かけください。散策ついでに「くぼた」にも寄っていただけたら嬉しいです。
 昨日、研いだ重箱は、少なくとも2〜3日、工房の棚の高いところで休ませることにしました。蓋の反り具合、身の重なり具合を見てこの先を決めたいと思っています。

5/3

 気が付けば、木々は一回り大きくなり葉をたくさん茂らせていました。写真では見難いですが、冬にバッサリ頭を切られたケヤキも、もじゃもじゃとした緑の帽子をのせているようになっています。
 重箱は、今日、研ぐ予定にしています。

5/2

 重箱は、内側と外側、それぞれ一日に一回ずつ生漆(きうるし)を塗ったところまで進んでいます。
 木は水分を含むと膨らみ動き出します。漆器で使う木地は、動き難い木を選び使い方にも気を配ります。動いたとしても元に戻るよう、よく乾燥させながら形にしていきます。
 この重箱も塗り始めて動き出し、特に蓋は反ってしまいました。ただ良く乾燥された木地ですし、このまま置いておいても元に戻ると思います。万が一、完全に戻らなくても修正可能な程度なので心配はしていません。
 反りの様子を見ながら塗りを進めていくと漆の吸いが止まり、だんだんと外の影響も受け難くなり動きもなくなってきます。ただ、完成しても全く影響がなくなるものではないので、極端な乾燥や熱は避けていただきたいです。
 「木は動くもの」が大前提です。

5/1

 写真は、昨日紹介したお重です。素地固めをした後に面を取ったところです。通常、塗る前に面を取るのですが、見えやすいかと思い後にしてみました。角を1ミリほど鉋やノミで取っていきます。この1ミリが、見た目にも機能的にも大きな影響力を持つので慎重に進めます。この面次第で素地の良さが台無しになりかねないのです。














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