『ミサト流 Rのための実践麻雀講座<守備編>』 |
98/12/01 補足加筆
1.はじめに |
「麻雀で勝つためには何がもっとも大切か?」という問いに対しては様々な答えがあると思いますが、σ(^-^)の場合は「守備」がこれにあたります。麻雀というゲームは運が大きく左右します。ということは、仮に最短手順で進んでいった場合であっても必ずしもあがれるわけではないのです。ところが、その対極にある「振る」ということに関していえば、多くの場合たとえ運がなくとも避けることができるのです。極論かとは思いますが、σ(^-^)の経験上麻雀巧者は「あがる」人ではなく「振らない」人なのです。
σ(^-^)の実践論で特に重視していることは4位をとらないということです。2位、3位に関してはやむなしといった面が多分にあります。麻雀は何が何でも1位でなくてはダメだという人にはおすすめできない内容だと思います。ご了承ください。
以前σ(^-^)が収集したデータに興味深いものがあります。過去30試合の順位がどうなっているのかを分析してみたところ、3位が10試合ありました。そのうちの9試合が焼き鳥でした。また、焼き鳥で2位をとった試合が1試合あるほか、4位が2試合ありましたが焼き鳥の試合はありませんでした。つまり、焼き鳥だった試合の順位の内訳は2位が1試合、3位が9試合ということになります。この結果をいいかえれば、「振らなければ4位にはならない」ということになります。4位だった2試合はあがりにこだわった結果、運悪く憂き目をみたといえるのではないでしょうか。
以上のことは東風荘での戦い方においてとても示唆に富んでいると思います。そこから導き出される結論は、「運の良いときにできるだけあがり、運の悪いときはひたすら耐えろ」です。これを実践するにはなんといってもその基礎たる「守備」の面を重視しなければなりません。ということで、次回があるかどうかはわかりませんが、今回「守備」に関してσ(^-^)の思うところを述べたいと思います。
まず強調しておきたいことは、σ(^-^)が主眼においているのは長期的視野でみたRの向上です。また、それを実行するために極端なほどリスクを回避します。例えば、自分がトップであれば役満をテンパっても他者のリーチに対してはおりてしまうというものです。なぜならば、そこで役満をあがるのと満貫を振るのを天秤に掛けた場合、満貫を振る方が痛いと考えるからです。ただ、最近ではRよりも役満画像の方が欲しいのでσ(^-^)もしばしば突っ張ることがあります。そういうとき周りから、「なんでそんな見え見えの清一色に振ったんだ?」って突っ込まれると辛いんですよね(笑)。「人には人の事情ってものがあるんだっ(怒)!!」って言い返すのも大人気ないし・・・。
脇道にそれるのはこれくらいにしておいて、なぜそんなに守備にこだわるかといえば、それは流れを呼び込むためなのです。1度振ってしまうと流れはなかなかやってきませんし、やってきたとしてもその時点で不利を背負い込んでいることになります。耐えに耐えていればたいてい1度は流れがやってきます。いわば、その1度の流れのときに大勝負をかけるための下準備なのです。ターニングポイントがどこなのかは各自で判断しなければなりません。ただ、そこまではじっくり取り組まなくてはなりません。東風荘は多くの場合、4万点未満で勝てます。それを肝に銘じて無駄なリスクはことごとく排除するようにしてください。
ちなみに、σ(^-^)の過去の平均ペースはだいたい3−3−3−1(約1000試合中)です。ここに書かれている方法を実践することでRがすぐに増えることはないかもしれませんが着実に増えていくはずです。気に入らないところは無視してください。あなたの麻雀哲学にσ(^-^)の実践論が加味されてより良いものになることを願っています。
(注)1.ここに書かれている内容は4人麻雀の東風戦をベースにしています。
2.特に、応用形については一般性があるとはいえません。ただし、少なくともσ(^-^)
自身はその有効性を信じています。
2.序盤 |
【ケース@】 配牌には多くの場合字牌が含まれています。同種のものが2枚以上ある場合や特殊な手をねらう場合を除いては、ここから落としていくのが基本的なやり方だと思います。東風荘においては、1鳴きするケースが多くここがまず重要な分岐点になります。
(基本形)
オタ風牌を落とし終わり、将来役牌になる字牌(例、三元牌など)をいつ落とすかという問題があります。この時点ですでに1枚以上切れている場合は落としてもかまいませんが、そうでない場合すぐに落とすのは得策とはいえません。他家の手を助長するケースや将来2枚目をひいてくるケースを考えてのことです。こうした場面では、つながりがなくかつ端にある数牌を落とすべきでしょう。1や9はいうまでもありませんが、ある程度将来メンツになる部分が見えているケースでは2や8であっても落とすべきだと思います。ただ、3から7までの数牌を落とすのであれば字牌を落としたほうが良いと思います。というのも3から7までの中張牌は将来2面待ちになる可能性が大きいからです。
ただし、三色や一通がみえている場合はこの限りではありません。(応用形)
オタ風牌を落とした時点で、すでに他家から混一色の気配が漂っている場合は
すぐに字牌を落とすのはやや考え物です。こうしたケースでは浮いている中張牌やペンター、さらには不必要なトイツを落としていくのも手です。また、東風荘では他家が字牌のトイツを抱えているかどうかが間でわかります。2鳴きを狙っている人にすぐ鳴かせるのはあまり良いこととはいえません。テンパイが近いとき以外はなるべく保持する方が良いと思います。ツモの流れが悪くなったときに鳴かせるなどして活用するのもひとつの方法です。
【ケースA】どのカラー(ワンズ、ピンズ、ソウズ)を軸(そめの意味ではない)に手をつくっていくべきか?すんなり先が見えるケースは良いとしても、先が見えてこないような配牌のケースもあります。出だしを誤ると将来他家と折り合いがつかなくなる可能性が高くなります。そのようときの進め方について触れたいと思います。
(基本・応用形)
T.ドラが字牌でない限りは、ドラのカラーを軸にするのがよいと思います。といのも将来ドラがきたときに受けられる体制が必要だからです。ドラはよほどのことがない限り落としてはならないものです。ドラに有機的なつながりをもたせるためにも、ドラそばをすぐ落としていくということはやめた方が良いと思います。U.親の河に注意して親と同じカラーに揃えていくというのも手です。将来他家の親がテンパった際にあまり手牌を崩さず折り合いをつけることができます。
V.よほど好調な人がいればその人に合わせるというやり方もあります。特に下家が好調なときに有効といえます。
【ケースB】序盤でリーチがかかることが稀にあります。こうしたケースにおいて、待ちが読めないからといって匙を投げて突っ張ってばかりいるのはあまり感心できません。
(基本形)
できる限りおりましょう。この際メンツを保持しようとは考えず極力現物を落とすべきです。現物がまったくない場合にでも、少なくともドラとドラそばだけは保持しないといけません。これは、振る振らないの問題ではなく、振った後点数が高いか低いかを問題にした方法論です。また、カベはもとよりワンチャンスも十分に活用するべきです。自分の手の中にアンコがあれば、それもワンチャンスです。
具体的にいうと、手牌にとあった場合
や
は通る可能性が高いということです。ただし、序盤のリーチはシャボ待ちのケースも十分に考えられるので、たとえカベができていても生牌(河に1枚もない牌)はできるだけ様子をみなければなりません。
(応用形)
序盤のリーチにみられる典型として、字牌のシャボ待ち・スジひっかけ・七対子があげられます。もっとも注意すべきは字牌のシャボ待ちです。少なくとも生牌(特に翻牌)は絶対に落としてはいけません。つぎに注意すべきはリーチをかけるときに落とした牌によるスジひっかけです。
といった形から
を落としてリーチをかけるものがその典型です。七対子の場合はテンパったとしてもタンヤオがつかない限り、ヤオチュウ牌待ちでないとなかなかリーチはかけられないものです。だからといって特に対策があるわけではありません。三十六計逃げるにしかずです。
σ(^-^)の経験上、あまり一般的ではない有効なやり方が2つあります。一つ目は、「2枚カベ(ツーチャンス)」(爆)です。つまりトイツをカベとして見立てたものです。経験則によれば、意外にもワンチャンス(3枚カベ)並の効果があります。2つ目は「はじっこ通る伝説」(核爆)です。1と9に限った数牌は少牌の場合を除けば比較的通ります。双方とも裏付けに乏しい(カベになっている可能性がいくぶん高いという程度)ものですが、経験上はそれ相応の有効性を証明しています。手詰まりした際の最後の手段として考えてみてください。なお、ワンチャンス・ツーチャンスは終盤になるほど効果が薄くなるので注意してください。
3.中盤 |
【ケースC】中盤にはいると手牌は次第にテンパイへ近づいていき、リーチをかけるタイミングが重要になってきます。場合によってはダマにする必要もあります。一見するとリーチは攻撃面ばかりを表しているように思われがちですが、その実守備を放棄する戦法でもあります。リーチをかける以上は守備を放棄するのに見合った対価が求められるのです。
(基本形)
では、守備を放棄するのに見合った対価というのはどういったものを指すのでしょうか?それは、「あがれる可能性が高いリーチである」ということを指します。一方で「高い手におけるリーチ」という考え方もあり、場合によっては後者の判断基準も大切です。ここでは前者について検討してみます。前者の長所は、あがれる可能性が高いがゆえにその消極的効果として振る可能性が低いという点です。後者については守備的側面が薄いのでここでは触れません。■あがれる可能性の高いリーチ■
@三面待ち以上のリーチ
A序盤でのリーチ(役が絡まない限りカンチャン待ちは避けるべき)
Bスジ(もしくはカベ)
C河に迷彩がかかっている場合のリーチまず認識してもらいたいことは、役があるなら(特に東1・東2では)リーチをかける必要性はあまりないということです。例えばピンフをテンパった場合は、まずタンヤオへと変化できるかどうかを考えてください。アタマが中張牌でかつヤオチュウ牌を含んだ旬子が1つしかないならタンヤオに変化するのを待つべきです。変化する前に当たり牌がでた場合は当然ロンです。
(応用形)
■リーチ不要のケース(以下、役が確定していることが前提)■
@トップの場合
Aトップと点差が少ない場合
B大負けしておらず満貫以上が確定している場合
C安手(2翻まで)の場合
D待ち牌がリーチをかけた人の現物に当たる場合ことリーチに関しては守備的側面だけではまず説明できません。それ以上に、その時点での自分の順位や他家との点差がものをいいます。つまり、振るのを承知で勝負にうってでなくてはならない場面も多々あるということです。「はじめに」で述べたターニングポイントとはそんなときだと思います。ただ、ひとつ注意してもらいたいことは、「リーチとはむやみにするものではない」ということです。
【ケースD】他家からリーチがかかります。さて、どう対応するか?
(基本形)
以下、優先順にT.とにかく振らないことが大切です。現物を落としましょう。リーチとは自らテンパイを公言するシステムであり、それに対して振るということはよほどのことだということです。振って後悔する程度の手であれば勝負は無意味です。自分の手が将来的に伸びそうもないときは、メンツでさえもどんどん崩すべきです。生半可に安手テンパイやケイテンにこぎつけるようなことはやめましょう。
U.スジ・カベ・ワンチャンスを使うという手があります。ただし、これも自分の手の高さと十分に相談する必要があります。やむなくこれを使う際も、最低限一発だけは振らないよう現物を落とすべきです。また、生牌は要注意です。
V.リーチをかけた人の河から中張牌がよくきれているカラー(ソウズ、ピンズ、ワンズ)を見極めてください。そのカラーであれば現物でなくてもある程度通るはずです。特に偏った落とし方をしている場合に有効です。
W.リーチをかけた人以外にもテンパって、それをダマテンにしているケースがあります。それは、その人が突っ張っているかどうかを判断材料にしてください。こうしたケースでは、リーチをかけた人の現物で待っている可能性が高いといえます。できるだけ最近現物になったものから落としていってください。
(応用形)
T.典型例
スジひっかけの可能性が高いリーチ■
それまで、2種類のカラー(3種類目はヤオチュウ牌だけも含む)しか落としていなかった人が突然3種類目のカラーの中張牌を落としてリーチをかけるケース。例えば、河が「北南中19AF3發D九九」で五を落としてリーチといったケースでは二や八で待っている可能性が高い。また、こうしたケースに限らずリーチをかける際に落とした牌は比較的スジひっかけになっていることが多いようです。カベひっかけの可能性が高いリーチ■
手牌にトイツやアンコがみられ、かつ複数の他者の河にトイツ(アンコも含む)がいくつも見受けられるケース(トイツ落としである必要はない)。字牌待ちの可能性が高いリーチ■
字牌を落としてのリーチするケース。単騎待ちのケースもあるので、生牌ではないからといって安易に落とすのは危険です。U.スジひっかけを考える
1枚でのスジひっかけと2枚でのスジひっかけ■
スジひっかけには2種類あります。1枚でのスジひっかけ(例.五を落として二待ち)と2枚でのスジひっかけ(例.二・八を落として五待ち)です。経験上、前者の方が圧倒的に多いです。おそらく理由はその複雑性にあるのでしょう。つまり、いざ安牌がなくなった場合後者の方がいくらかマシといえるのではないでしょうか。中張牌と端牌にみられるスジひっかけの差■
1や9で待つスジひっかけは、中張牌で待つスジひっかけとは構造上異なります。具体的に見てみます。4を用いたスジひっかけ(7待ち)の場合、シャボ待ちとペンチャン待ちの2種類が考えられます。また、5を用いたスジひっかけ(8待ち)の場合、シャボ待ちとカンチャン待ちの2種類が考えられます。ところが、6を用いたスジひっかけ(9待ち)の場合、シャボ待ち以外はあり得ないのです。つまり、同じスジといえども1や9といった端牌は中張牌と比べてスジひっかけの可能性がやや低いのです。ただ、当然ながら生牌が要注意であることに変わりはありません。【ケースE】下家の鳴きにどう対応するか?
(基本形)
よほど自分の手が進んでいるのでない限り、それ以上鳴かせてはいけません。下家が鳴いた時点でその河から何を待っているのかを判断し、自分の進路をそれに合わせるなどいくぶん修正する必要があるといえます。(応用形)
他家からリーチがかかった際にわざと下家に鳴かせて、下家をリーチに対抗させるという手があります。そうすることで片方をつぶすことができます。点差や順位と相談して判断してください。ただし、鳴きが終盤であればテンパイの可能性が高いのでよく注意する必要があります。
4.終盤 |
【ケースF】他家のダマテンをどう判断するか?
(基本形)
特に終盤においてはダマテンが多いものです。あまり信憑性があるとはいえませんが、これを見分けるごく簡単な方法があります。それは、他家が3種類目のカラーの中張牌(以下、3色中張牌)を落とした時点でそこそこの手(中盤ならイーシャンテン程度)になっているという判断方法です。それが終盤であれば、即テンパイ(そめ手の可能性大)と判断しても差し支えないと思います。リーチがかかっていないからといって無理な突っ張りは慎むべきです。たとえ、自分がテンパっていたとしてもおりるべきところはおりなくてはなりません。(応用形)
たとえ序盤であっても3色中張牌を落としているような他家は注意すべきです。こうしたケースでは七対子を狙っている可能性が高いといえます。また、3色中張牌を落とした他家の河に「あいだ四けん」の形が見受けられるとすればそこは要注意です。具体的にいうと、「北南西北91二七5九C」という状況では二と七に挟まれたあいだ4つの三・六を「あいだ四けん」といい、危険牌です。「あいだ四けん」の場合、一般的にロンが期待できないのでダマにするケースが多いのです。【ケースG】オーラスの心得
T.トップであれば無理をしないこと。振って3位よりは、ツモられて2位を選ぶべきです。
U.たとえどんなに大差で負けていようとも突っ張ってばかりいてはダメです。最低でも3位を狙いに行くべきです。誰かからリーチがかかっても無理をせず、流局を期待して次につなげなくてはなりません。多くの場合差がついたときに振るのは4位の人です。たとえ3位と何万点もの差があっても役満を狙うという方法が残されているはずです。裏ドラ3期待の4位ほぼ確定リーチといった暴挙はしてはいけません。
5.むすびに |
ここに書いてあることはσ(^-^)流のRにこだわった打ち方<守備編>です。もちろんRなんてどうでも良いという打ち方をするときもあります。チャットだって大切ですからね。
Rであれチャットであれランキングであれ、楽しいのが一番です。(-_☆)
『ミサト流Rのための実践麻雀講座<守備編>補足』
【ケースH】鳴けば鳴くほど守備は疎かになってしまいます。さて、鳴くタイミングはどう判断するべきなのでしょうか?
(基本形)
鳴きもリーチと同様それに見合った対価が求められます。それはつまり迅速性を指します。ですから、手牌がまったく整っていない状態でむやみに翻牌を1鳴きするのはあまり勧められません。ある程度のめどがたった状態での1鳴きは構いませんが、将来スムーズにテンパイにたどりつける見込みの薄いときはあせらず面前で手を勧めた方がよいと思います。特に、後付けについてはよほどのことがない限りもってのほかです。また、2面待ちのチーはよほどのことがない限り避けた方がよいです。よほどの場合でも、そのチーをすることによってテンパイするのでないならやめた方がよいでしょう。
鳴きの回数については多くとも2回までにとどめた方がよいと思います。3回鳴いてしまうと後々おりるにおりられなくなってしまうからです。
(応用形)
カンを考える■
T.カンをするか否かの基準は、他家との点差です。自分がトップであれば一切カンは必要ありません。アンカンができるケースであっても絶対するべきではないと思います。早々に(字牌なら)4枚目を落とすべきです。カンとは基本的に負けている人が逆転の可能性を高めるために行う戦法なのです。U.序盤でのカンは勧められません。というのも、相手が先にテンパイするケースが十分に考えられるほか、カベができていることを早々に知らせることになるからです。カベができているという情報はぎりぎりまで自分だけの特権にしておきたいものです。
V.ミンカンをする条件は、「自分がよほど負けていて、かつテンパっているとき」です。よく注意を払わないと、往々にして自分の首を絞めることになります。
【ケースI】ペンター落としを考える。
(基本・応用形)
ペンターを落とす順序は、「一、二」と「二、一」どちらが良いといえるでしょうか?もちろん、ドラなどの条件が一切絡まない場合の話です。σ(^-^)は前者の方が良いと考えています。というのも、一をきった後に三がきた場合、フリテンになる可能性が高いとはいえ受けの良い形といえるからです。ペンター落としが序盤であれば、「二、三」の形を残しておく価値は大いにあるといえます。また、ペンター落としの最中(ペンターのうち1枚を落とし終わった状態)に他家からリーチがかかった場合を想定してみます。「一、二」の両方が危険牌であった場合、一般的にはカベの原理で「一」の方が通りやすいのではないかと思います。つまり、前者の場合、回し打ちで「二」がアタマになれば仮に「一」をひいてきてもそれを落としやすいといえます。しかし、後者の場合、「一」がアタマになっても「二」をひいてしまったらそれを落とすわけにはいかないので、手詰まりしやすいのです。