騎手のダブル免許・その2
前回の続きです。
ではなぜ今も騎手免許が中央と地方に分かれているのか?
現在、地方のトップ騎手が中央で活躍してるなか、もっている免許が実は違う、というのもおかしな話である。
持っている免許が違うのに同じレースを走れるわけだから、わざわざ免許を分ける理由なんてないのではないか、と思う。
ダブル免許同様、免許を分けず統一にしてしまえば、中央と地方の垣根がなくなる。
そうすることによって、双方の騎手のレベルアップにも繋がるのではないか、と思う。
先月(2003年3月)に農林水産省から、「ダブル免許は問題ない」との見解が発表された。
それにより、安藤勝己騎手は今年いっぱい地方のレースは地方の免許で乗れることになる。
同時に、乗ろうと思えば平日に地方のレースにも乗れるのである。(乗らないらしいが・・・)
もしかしたら、この問題は案外早く解決するのかもしれない。
現在(2003年4月)、安藤勝己騎手は中央の騎手になり、すばらしい成績を収めている。
高松宮記念で初のG1勝利。その後重賞を勝ちまくるという離れ業を見せている。
来年以降、同じような光景が見れるかもしれない。安藤勝己騎手を見ていると、そう願いたくなる。
もしかすると続く・・・かな?