電車での座席の座り方


現在、プチ長距離通勤をしていて、電車にのっている時間が長い。
まーたいへんなわけだが、観察という面からすると、なかなか楽しいものである。

例えば、毎日同じ時間の同じ車両に乗るとする。
そうすると、必ず毎日見かける人が何人も見つかる。
それがまたおもしろいもので、だんだん立つ位置とか動きの傾向とかがわかってきてしまう。
同じ駅で降りる人は、「チーム浅草」とか勝手にネーミングしたりするのも楽しい。

そんな電車で、みんなが気にしていることとすれば、電車の座る場所。
始発列車とか乗ると、必ず両端から埋まっていく。
そして、真ん中に座る人がいて、で満席になる。
図でいうと、
[○   ○]
[○ ○ ○]
[○○○○○]
といった感じで埋まっていく。

なぜ、両端から埋まっていくのかというと、心理的なことが働くからだそうである。
人間には「パーソナルスペース」という考えがあって、
なるべく自分の「パーソナルスペース」を確保したいということで、お互いに離れたところに座るのである。
座っている人の中には、足を大きく広げて座っている人をよく見かける。
迷惑以外何者でもないのだが、あれも立派なパーソナルスペース確保なのである。

ちなみに、パーソナルスペースは自分の正面と利き腕ではない方に多く取る習性があるらしい。
なので、電車では、利き腕と逆の方に座る人を注意した方が快適に座れるのである。

最後に、座席に座るときは、定められた人数分座れるように努めるべきである。
足を広げて、パーソナルスペースを確保する男(おっさん?)が多いので、座れる人数が減っているのは事実。
皆が快適に電車に乗れるように、心がけるべきである。



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