@小林の滝尾神社                  

場所

 県道今市〜氏家(うじいえ)線を上河内(かみかわち)町方面に進み、道路沿い(ぞい)にある小林の火の見やぐらの先の道を右折(うせつ)し、突き当り(つきあたり)の森の中にあります。

いつごろできたか

 この神社の創立(そうりつ)は明らかでありませんが、室町時代(むろまちじだい)には京都の仏師(ぶっし)[ぶつぞうをつくるしょくにん]による阿弥陀如来(あみだにょらい)[すべての人をすくおうとちかいをたてたほとけさま]などが奉(たてまつ)[おくられた]られたといわれています。

神社のようす

 本殿(本殿)[祭神をおいておくたてもの]を囲(かこ)む建物 (たてもの)には、極彩色(ごくさいしょく)[とてもあざやかないろ]の天井画(てんじょうが)が描(えが)かれ、壁(かべ)には古今三十六歌仙(ここんさんじゅうろっかせん)[むかしのかいどうをえがいた絵]の奉納額(ほうのうがく)が飾(かざ)られています。本殿には細工(さいく)の細かい彫刻(ちょうこく)が施(ほどこ)され、大切に守り続けられています。
 社殿(しゃでん)に向かって左手には、高さ34m、幹(みき)の太さ4.5m、推定樹齢(すいていじゅれい)[木のねんれい]450年になる大きな杉があり、昔から御神木(ごしんぼく)[しんれいのやどる木]として尊(とおと)ばれている。