平成19年第4回佐野市議会定例会会議録

平成19年第4回佐野市議会定例会会議録




平成19年第4回佐野市議会定例会会議録(第5号)
(抜粋)
平成19年12月13日(木曜日)
 議事日程第5号
  日程第1 一般質問

○議長(高橋功) 以上で当局の答弁は終わりました。
 3番、大川圭吾議員。
          (3番 大川議員登壇)

○3番(大川圭吾) ただいまより一般質問をさせて頂きます。今
回のテーマは、1.デジタル防災行政用無線システムについて、2.
(仮称)たぬま保育園・ときわ保育園・くずう保育園3園の建設費
の比較について、3.学校教育における方言の取り扱いについての
3項目です。
 まずはデジタル防災行政用無線システムについてです。平成14
年10月に全国消防長会の消防通信特別委員会において、無線デジタ
ル化への指針が示されました。その理由として、近年、携帯電話な
ど電波を利用する電子機器類が多数開発されそれに伴い普及したた
めに、電波環境が次第に厳しくなってきており、より以上の電波の
有効利用を図る必要性があります。また情報通信技術の発展により
データ送信等による電波利用の高度化が図られてきており、消防や
防災の分野においても、こうした技術を積極的に活用し、機能強化
を図りながら高度な利用ニーズに応える必要が生じてきております。
 そこで総務省は通信システムの高度化と無線局数の急速な増加に
対応するため、消防・救急無線のデジタル化を行うこととし、アナ
ログ無線の免許期限を平成28年5月31日までとしております。デ
ジタル無線に移行しますと、音声通信のみならず、メールや画像に
よる各種の情報が同時に送受信できることから、災害活動や救急活
動がより的確に行えると言われています。またメリットとして個人
情報の保護がはかれることや、同時多発災害及び大規模災害におけ
る無線の混信を避けることができることが挙げられています。
 しかしながら、無線のアナログからデジタル化への移行は、メリ
ットばかりではなく多額の整備費用を要することやデジタル無線に
移行するまでの間、相互応援の体制上アナログ無線の併用が一定期
間必要であり、維持費が増大するなどの問題点も指摘されておりま
す。またデジタル化そのものへの疑問、費用対効果が少ないことを
指摘する人もいます。
 今年の6月定例議会に、議案第71号佐野市デジタル防災行政無線
(移動系)システム整備工事請負契約について、が上程されました。
これは先ほど説明した背景のもとに、総務省消防庁が消防救急無線
のデジタル化を進めていることによるものであると理解しておりま
す。この議案は私が所属する総務常任委員会に付託され、また契約
しようとする金額が2億6250万円と高額なことから基本的なこと
を含めていくつか質問をさせて頂きました。
 総務常任委員会では私を含めて4人の委員が質問を行っておりま
すが、ここでは時間の関係上、私の質問の要点のみを振り返ってみ
たいと思います。まず、現在アナログでやっているものをデジタル
化するメリットは何ですか。アナログの最新機種を導入したほうが
総合的には費用的にメリットがあると思いますが、デジタル化する
理由をお聞かせ願いますとの私の質疑に対し、情報政策課長は、現
在まで1市2町はアナログ波を使ってそれぞれのチャンネルで運用
していましたが、総務省が周波数の有効利用ということで、いまま
で150MHzあたりの周波数を防災無線用で使用していましたが、今度
は260MHz帯で、方式が全く違います。デジタル化になると携帯電話
に近い形態をとっていきます。それにより周波数の利用体系が非常
に効率的になり、利用効率が上がるということで総務省がデジタル
化に移行しなさいと進めているところです。との答弁がありました。
 先ほどアナログの150MHz帯からデジタルの260MHz帯に、という
話がありました。いい点だけの説明がありましたが、実際260MHz
帯になるとUHF帯に近づくため通信距離が短くなる。また、電池の
消耗が激しくなります。プラス面はもちろんありますが、周波数が
高くなるので電波の届く距離が短くなる、そういうマイナス面もあ
るわけです。そのへんはどのように考えておりますか。との質疑に
対し、おっしゃるとおり、技術が進みますとそれなりに電池の消耗
など激しくなりますが、やはりデジタル化にするメリットのほうが
大きいです。基本的に総務省の許可がアナログでは下りなくなって
きていることが第1点です。デジタルですとファクシミリの送信も
可能になります。例えば飛駒の奥のほうで災害が発生した場合に撮
ったデジカメの写真がそのままファクシミリで送ることができると
か、そういうことまで可能になります。どちらかというとデメリッ
トよりメリットのほうが非常に大きいということで、デジタル化に
移行していくことになります。との答弁がありました。
 総務省の消防庁としては平成28年までに高度な情報通信システ
ムを構築するという、国主体のデジタル化を国主導で行おうとして
いると思うのです。国主導で行おうとしているその中に佐野市が存
在しており、その中でデジタル化をやっているのではないかと思う
のですが、それを佐野市だけでみるといろいろなマイナス面、プラ
ス面があるとの説明ですが、実際は国主導の中で佐野市もやらざる
を得ないという中でこの議案が出てきたのが本当なのではないので
すか。との質疑に対し、そのとおりです。いまアナログ波の免許は
下りない状態です。デジタル移行ということで、全国的に260MHz
のデジタルの無線に移行しつつあります。との答弁がありました。
 アンテナ基地は佐野市内に何箇所くらい設置予定ですか。との質
疑に対し、電波の直進性が強くなっているため、今までのように山
を迂回するなど若干困難な地域もあります。基地局のアンテナは唐
沢山に1本立てます。そのほか飛駒支所、野上支所、秋山に1箇所
中継局を立てます。それで全域をカバーするようにします。との答
弁がありました。
 この議案第71号は総務常任委員会において4人の質疑後全員の
委員の賛成により原案の通り可とすることに決定し、議会最終日の
6月15日に議員全員の賛成により可決されました。ここでは総務常
任委員会において解明されなかった部分について質問を行います。
 まず、デジタル防災行政用無線(移動系)システム整備事業のこ
れから3年間の詳細な予定を内容及び予算規模を含めてお聞きしま
す。同じく同報系についても同様にお聞きします。また降水量、河
川の水位等の観測データを伝送するため、観測所等との間を接続す
るテレメーター系と呼ばれるものもありますが、佐野市としてはこ
のテレメーター系の整備をする予定はありますか。ありましたらこ
れからの整備計画と予算規模をお願いします。さらにこれらの整備
計画に関して付随する設計管理委託料関係や測量費用も含めた用地
取得関係も生じると思いますが合わせてお聞きします。また統制局
と移動局相互間で通信を行うために要する費用と内容についてもお
願いします。
 アナログ通信からデジタル通信への移行する間、併用する期間が
あると思いますが、どのくらいなのでしょうか。そしてその期間を
なるべく短くするのが費用を少なくするために必須であると考えま
すが、そのような努力はしているのでしょうか。またデジタル無線
はアナログ無線に比べて維持管理費用が膨大に増加するとの指摘も
ありますが、年間での運用費用はどのくらいの差があるのでしょう
か。デジタル無線は移動用無線機の大重量化を招き、機動性の低下
をもたらすとの指摘もありますが、この点に問題は無いのでしょう
か。
 デジタル化に伴って現在の150MHz帯から260MHz帯へ移行するこ
とにより通話距離が短くなり、その分だけ基地局が必要になると言
われています。その結果、基地局の設置費用がかかり、基地局も被
災する可能性が高まり、災害に対して脆弱なシステムになると言わ
れています。このことから、デジタル化は多大な費用を掛けて災害
に弱いシステムを造るだけだとの意見もありますが、この点につい
ての見解をお願いします。
 防災行政用無線を防災以外に使用するような事は考えているので
しょうか。もしそのような場合には管理運用規程により定めなけれ
ばならないと考えますが、いかがでしょうか。また救急患者の心電
図を市民病院に送信して医師の判断を仰ぐような使い方も考えられ
ますが、このような利用は考えているのでしょうか。大規模災害時
にはスケールメリットを考えた整備が必要とされていると考えます
が、隣接する自治体相互の応援活動はどのように考えているのかを
県との関係や指示系統を含めてお伺いします。
 デジタル化のメリットの一つとして通信の秘匿性の向上が挙げら
れておりますが、現在消防や救急現場での個人情報の取り扱いはど
のようになっているのでしょうか。消防無線や救急無線で個人情報
のやりとりを不特定の個人に知られるようなことは無いのでしょう
か。
 次は専門的な話になりますが、山間部では直接波と反射波による
マルチパスによる同期の欠落が起きて、ダイバーシティアンテナを
用いても通話が出来なくなる現象がデジタル波でも生じると言われ
ておりますが、この点の問題は無いのでしょうか。またデジタル方
式には2種類があり、SCPC方式とTDMA方式ですが、どちらを採
用する予定なのかとその理由をお伺いします。

 2つめの質問は、(仮称)たぬま保育園・ときわ保育園・くずう保
育園3園の建設費の比較についてです。今年の6月定例議会に議案
第72号として(仮称)たぬま保育園新築工事請負契約についてとい
う議案が上程され総務常任委員会へ付託されました。一つ目の質問
と同じように私は総務常任委員会に所属しておりましたからこの議
案を注意深く見た訳ですが、ふと疑問に思ったことがありました。
それは契約しようとする金額が税込みで1億9110万円がときわ保
育園と比べてかなり安いと思われたのです。この議案に関しては3
人の委員が質問を行っておりますが、今回の質問の関係上、私と青
木委員の質問を要旨ですが振り返ってみたいと思います。まずは私
の質問ですが、以前建設されたくずう保育園やときわ保育園は、4
億円以上の金額だったと思います。今回はそれらより1.5倍の規模
にもかかわらず、半分以下の金額になってしまったというのはどう
いうことですか。との質疑に対して、契約検査課長は次のように答
えています。くずう保育園とときわ保育園は、太陽光発電設備付き
で工事されたので、それで単価が上がったかと思います。くずう保
育園は単価にすると平米金額31万8千円、ときわ保育園は36万6
千円、今回のたぬま保育園は約31万3千円ということで、設備等か
らみると大きな差がありませんので、太陽光発電の関係での差では
ないかと思います。続いて青木委員の質問です。鉄骨平屋建という
ことですが、木造という考えはなかったのですか。それに対して子
育て支援課長は、設計の中ではいろいろな考えもありましたが、遊
戯室や保育室が広くなる関係で、木造にすると大型断面集積材とい
う特殊な材料を使わなければならないということもあり、鉄骨でと
いう方向になりました。青木委員は他にいくつか質問をしておりま
すが、今回の私の質問とは直接関係ありませんので、ここでは省略
します。
 私は手持ち資料として何も持っておらず、あくまでも記憶で質問
しましたので、契約検査課長の答弁に全て納得した訳ではありませ
んでしたが、ときわ保育園に比べて建設費が安くなっていることで
すし、特に反対する理由はありませんでしたので議案に対しては賛
成しました。
 そこで委員会終了後に資料請求を行い、内容を精査してみました。
記憶していたときわ保育園の建設費が4億円を超えていたと言うの
は間違いがありませんでした。話が煩雑になりますのでこれから全
て消費税抜きで話を進めますが、くずう保育園の建設費は4つの工
事があり合計金額が4億1150万円、落札率は金額の合計の平均で
99.18%であるに対して、(仮称)たぬま保育園の場合は4つの工事
のうちの新築工事のみであり、1億8200万円で、落札率は81.38%
で、落札率17.8%の減少でした。ちなみに、ときわ保育園は6つの
工事で成り立っており、合計金額が3億7190万円で落札率は金額の
合計の平均で98.52%でした。
 また6月に答弁のあった契約検査課長の平米あたりの建設単価は、
総費用を建物の延床面積で割った単価であり、建物のみの建設費用
ではないので建物以外の費用に大きな影響を受けるために直接的に
は比較できないことが分かりました。なお、くずう保育園の契約金
額の合計は4億1150万円、消費税込みで4億3208万円、ときわ保
育園は契約金額の合計が3億7190万円、消費税込みで3億9050万
円でした。しかし最終的には追加工事等で消費税を含めて、くずう
保育園が4億8628万円となり5420万円の増加、ときわ保育園が4
億3716万円となり4666万円の増加となっております。しかし、こ
こでは(仮称)たぬま保育園の最終的な金額が出ておりませんから、
あくまでも当初の契約金額でかつ煩雑を避ける意味から消費税抜き
の数字で質問をします。
 6月の契約検査課長の答弁では、3つの保育園の建設費が大きく
異なるのは太陽光発電設備の差であるとのことでしたが、それを差
し引いても私の疑問は解消されなかったので、今回いくつか質問を
行うものです。(仮称)たぬま保育園とくずう保育園は定員が120
名、そしてときわ保育園は80名です。もちろん80名から120名に
1.5倍の定数規模になったからと言って建設費が1.5倍にはならな
いことは十分に承知しております。
 ここで質問に移ります。くずう保育園の建築及び外構工事費は2
億8500万円で(仮称)たぬま保育園の新築工事費は1億8200万円
です。くずう保育園の場合は建築ばかりではなく、外構工事も含ま
れていますから同じようには比べられませんが、仮に外構工事を1
000万円と仮定すると差は9300万円となり大きすぎるように感じま
す。この原因は何でしょうか。
 建築及び外構工事はくずう保育園では2億8500万円、それに比べ
てときわ保育園は2億5500万円であり、くずう保育園に比べて定数
が3分の2であるときわ保育園の建設費が高いように思われますが、
その理由は何ですか。
 ときわ保育園は6つの工事全てが指名競争入札であり、落札率が
最低の96.34%から最高の99.11%、くずう保育園は4つの工事から
なり最低の96.34%から最高の100%でした。(仮称)たぬま保育園
は4つの工事からなり擁壁工事のみ指名競争入札で入札率95.94%
で、最も費用を要する新築工事は条件付き一般競争入札で81.33%
でした。これを見ると指名競争入札ですと入札率が高止まりしやす
く、一般競争入札ですと比較的に低くなるようにも感じますがどう
なのでしょうか。もしそうだとするとその理由をお伺いします。
 6月の委員会において、遊戯室や保育室が広くなる関係で、木造
にすると大型断面集積材という特殊な材料を使わなければならない
と答えておりますが、(仮称)たぬま保育園とくずう保育園を比べた
場合、延床面積及び建築面積ともにそれほど大きな差は無いように
思います。答弁にあったように遊戯室や保育室が木造から鉄骨に変
更しなければならない程に大きくなっているのでしょうか。部屋の
広さと合わせて答弁をお願いします。また(仮称)たぬま保育園に
太陽光発電設備を設置しなかった理由は何ですか。
 一般的な保育園の土地代を含めない建設費と言うのは、もちろん
定員でも異なるとは思いますが、全国的にみてどの位であり、佐野
の3園はその値と比較して安いのでしょうかそれとも高いのでしょ
うか。ある程度の基準があると思われるのでお伺いします。

 最後の質問は学校教育における方言の取り扱いについてです。現
在さの広報に連載されている市民記者である森下氏の佐野弁ばんざ
いを楽しみにして読んでいます。佐野弁つまりこの地方独特の言葉、
方言ですが私は強くこの方言を大切にしていきたいと言う思いがし
ておりますので今回質問を行うものです。
 私が小学生の1年生の時の話ですから、今からもう四十数年前の
話になりますが、今でも昨日の出来事のようにはっきりと覚えてい
ることがあります。確か国語のテストで、いくつかの簡単な絵が何
であるか書きなさいと言う問題でした。いくつかある絵の一つです
が、横には丸が四つありその中にひらがなで絵の名前を書く問題で
した。その時の私はちゅうちょなく“きりばん”と書いて提出しま
した。帰ってきた答案を見ましたら大きなバツが付けられており、
不正解でした。不思議に思った私は家に帰って親に聞きましたら、
その正解はまな板ではないかと言われ、きりばんはまな板とも呼ば
れていることをその時に始めて知りました。両方ともに4文字だっ
たのでテストの時は疑問に思わなかったのです。担任の先生はきり
ばんと言う名称を知らなかったのだと思われます。大人になってか
ら何人かの友人に聞いたのですが、このきりばんと言う呼び方は当
時の佐野市全体で使われていたのではなく、どうも私が住んでいる
鐙塚町とあとはわずかの地域だったようです。この言葉などは非常
に限定された地域で使われていたのかもしれません。でも、包丁で
野菜や魚などを切る板つまり、切板(きりばん)と呼んでいたと考
えると、語源から言ってもまな板よりもきりばんの方が今でも相応
しい呼び方であると信じています。このたび“きりばん”を広辞苑
で調べましたら、まな板と同じとの説明があり掲載されていました。
しかし、ばんは私が思っていた板ではなく、旋盤の盤の字を使用し
ておりました。今ではきりばんと言う単語が死語になってしまった
のはとても残念に思っております。
 また私が勤務する会社は、この地方以外の出身者が多いので、言
葉が通じないことも良くあります。自動車の“はま”がと言うと、
何だその“はま”とはと聞かれます。はまとはタイヤの事かと聞か
れて、いやタイヤとは違うよ、ではホイールか、いやタイヤとホイ
ールを合わせて“はま”と呼ぶんだと説明すると、俺の方では“は
ま”とは横浜の事だけどなと言われたりします。また貸したものを
返してもらう時に“なしてくれ”と言いますが、これも通じません。
洗濯物を“おっこむ”の、この“おっこむ”なども通じない言葉の
一つです。このような言葉は、嬉しいことにまだいくつか残ってお
ります。
 現在はグローバル化との言葉がはやり、さかんに世界標準を目指
さなくてはならないような錯覚に襲われますが、真に守っていかな
くてはならないのは地方の独自性の文化、言葉で言えば方言だと思
います。地域に強く根ざしたものこそ世界に通用するものだと言わ
れています。考えてみれば、今や全世界で通用しているクラッシッ
ク音楽と言え、世界的に見ればヨーロッパと呼ばれる一地方での完
成された音楽文化ではないでしょうか。
 今年の春に元マイクロソフトの副社長そしてアスキーの社長であ
った西和彦氏の講演を聞く機会がありました。その中で西氏は、英
語は単に流ちょうに話せれば良いと言うことではない。ゴットつま
り神と発音しても、アメリカ人、中国人、日本人、アラビア人、エ
ジプト人それぞれにゴットの意味している文化的な背景が大きく異
なる。この言葉の持つ背景を良く理解していないと大きなトラブル
が生じることになる。これは英語を流ちょうに話すこと以上に重要
であり、あまり日本人はこのことに気が付かないようだ、と語って
いました。
 ある一人の日本人の話ですが、親の仕事の関係で日本とアメリカ
を往復しながら成長し、発音上は完全なるバイリンガルとなりまし
た。しかし日本語と英語ともに発音はともかくとして、言葉として
の完成度がどちらとも中途半端になってしまったために、思考を高
めることが出来ずに、友人たちと少し高度の話をするとついて行け
なくなってしまったそうです。日本人、アメリカ人とも深く話し合
うことが出来ずに本人は悩んでいるそうです。この事例を一般化す
ることは危険かも知れませんが、英語教育を始めとする外国語教育
に対して一つの示唆を与えているようにも感じます。つまり考える
と言うことは言葉を介してであり、特に高度な思索は本人には意識
されないにも関わらず、生まれ育った地域での言語がその人の人格
形成に対して多大なる影響を与えているのだと思います。
 つまり、世界的にグローバル化が進めば進ほど反対に地方独自の
文化が重要になり、その文化の中心になるのが日本語そしてその中
にある方言、人によっては生活語と呼んでいる言葉が需要になって
くると思われます。そしてその方言によって世界に通用するような
独自の考え方を持った子供たちが生まれてくるのだと思います。佐
野市史や田沼町史を読みますと、この地方での方言の数は多くあっ
たようですが、今ではかなり失われてきているように思います。や
はり言葉は時代の移り変わりとともに変わっていくのはしかたない
面も多くありますが、書籍の中だけに記録しておくだけで使わない
のはもったいないような言葉もあります。しかし、言葉は生活する
上での人々の共有財産であり、一人が使用するだけでは言葉の利用
価値がありませんからなかなか難しいところもあります。
 ここではあまり深くは触れませんが、言葉には文化の優越性があ
ります。京都弁を自信を持って話す人はいますが、東北弁を自信を
持って話す人はマスコミに出ている少数の人を除いてはほとんどい
ません。それは昔文化経済の中心であった京都で話されていた京都
弁は、話す人に優越性を感じさせるからだと言われています。京都
弁には東北弁には無い、文化の優越性とそれに伴う自信があるので
す。そう考えると、私たち大人は子どもたちに大きな自信を持って
方言、生活語を子どもたちに伝える義務があるようにも感じます。
 以上のことを踏まえて質問に移ります。方言はこの地方独自の文
化遺産であると同時に生きた重要な生活上の道具でもあると思いま
す。言葉は生きていますから、ある程度の変化はやむを得ないとは
言えますが、やみくもに標準語のみを重用するのも疑問であり、積
極的に方言を残す努力をするべきだと考えます。そこで小中学校で
は方言の取り扱いをどのようにしておりますか。文部科学省の指針
ではどうなっているのかを標準語との比較の中でお答え願います。
 市長並びに関係各部長の真摯なるご答弁を期待し、私の第1回目
の質問とさせて頂きます。

○議長(高橋功) 当局の答弁を求めます。
 まず、教育長。
          (教育長 登壇)

○教育長(落合一義) 大川圭吾議員の一般質問にお答えいたしま
す。
 私からは、学校教育における方言の取り扱いのご質問にお答えい
たします。文部科学省の指針とも言うべき学習指導要領には、小学
校5年または6年、さらに中学校2年または3年の国語の授業で共
通語と方言について学習するように記載されています。
 方言は、生まれ育った地域の風土や文化、歴史的、社会的な伝統
に裏づけられた言葉であり、地域の言語生活を生き生きとさせる豊
かな言葉と思います。一方、共通語は全国的なコミュニケーション
の基本であり、地域を超えて通じる言葉です。国語の授業では、学
習指導要領に基づき、共通語と方言の違い、それぞれのよさや役割
を学習し、相手や場に応じた使い分けができるように指導していま
す。国語の授業で方言に興味を持ち、総合的な学習の時間などを使
い、自主的に佐野の方言などについて調べている児童もいます。
 通信技術が進歩した今、正確な情報や自分の思いを伝える、そう
いう伝えるためには共通語をきちんと使いこなす能力、このことが
不可欠であると思います。しかし、情報化社会だからこそ懐かしさ
と温かさを感じる方言を一層大切に後世に残していこうとする心情
や態度をはぐくむことも大切であると考えています。
 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(高橋功) 次に、行政経営部長。
          (行政経営部長 登壇)

○行政経営部長(須藤作次) 一般質問にお答えをいたします。
 私からは、まず初めに、移動系、同報系、それぞれの3年間の予
定についてとのご質問でございますが、まず移動系の整備につきま
しては現在工事を実施中で、本年度中の完了を予定しているところ
でございます。また、同報系の整備につきましては、本年度、契約
と無線機器の製作を行い、平成20年度にはこれらの据えつけ工事並
びに佐野、田沼地区への屋外子局の設置工事を実施し、最終年度と
なる21年度には葛生地区の既設無線設備を更新し、全域デジタル方
式による無線設備の整備を完了する予定となっております。継続費
の中で2年整備分9億367万円につきまして入札を行い、確定した
契約額を2月議会に付議する予定でございます。
 次に、佐野市としてのテレメーター系の整備予定があるのかとの
ご質問でございますが、整備に関する費用や費用コストを考慮し、
現在のところテレメーター系の整備は考えておらないところでござ
います。
 次に、整備計画に付随して生じる設計管理委託料関係や用地取得
関係の経費についてとのご質問でございますが、まず移動系の整備
工事に関し、設計管理費といたしまして委託料が110万円としてお
ります。また、同報系の整備に関しましては、設計管理費といたし
まして委託料が381万円、用地関係の事務費といたしまして535万
円ほど予算に計上しておりますが、歳出をできるだけ削減する目的
から、用地に関しましては有償取得ではなく、無償による賃貸とす
ることで地権者との交渉を進めております。
 次に、統制局と移動局相互間での通信を行うために要する経費と
内容についてのご質問でございますが、通信に関しましては、市で
整備いたしました光ファイバー網及び無線電波を使用することから、
専用の電話回線等に係る経費負担がないため、基本的に無料となり
ます。また、維持管理に関しましては、主な経費といたしまして、
電波利用料、保守委託料、電気料、その他諸経費などがあり、移動
系では年間約500万円、同報系では年間約1,000万円程度かかるこ
とになります。
 次に、アナログとデジタルの併用期間についてのご質問でござい
ますが、議員ご指摘のとおり、市といたしましても併用期間の短縮
による経費負担をできるだけ考慮いたしまして整備を計画している
ところでございます。
 まず、移動系の整備に関してでございますが、単年度で工事を完
了する予定であり、アナログ無線撤去後、直ちにデジタル無線設置
を考えていることから、併用期間はございません。また、同報系の
整備につきましては、既設の葛生地区の無線は更新直前までアナロ
グで運用いたしますが、その間に佐野、田沼地区にデジタル無線の
屋外子局を新設いたします。運用期間は新設が完了した最終年度か
らとなりますので、葛生地区のアナログをデジタルに更新する時期
のみの併用運用といたします。これにより併用期間も最短にとどめ
る予定でございます。
 次に、デジタル化によるアナログとの年間の費用経費の比較につ
いてのご質問でございますが、デジタル方式で整備した場合とアナ
ログ方式で整備した場合とを比べると、新規に整備した場合は運用
経費に大きな相違はございません。
 次に、無線機の大重量化による機動性低下の問題についてのご質
問でございますが、今回整備するデジタル無線では、音声並びにフ
ァクシミリ通信のみを使用いたしますので、機動性は確保できるも
のと考えております。
 次に、デジタル化に対応した基地局の増加による災害への影響に
ついてのご質問でございますが、仮に統制局が被災した場合でも各
基地局がすべて使用できなくなるのではなく、基地局折り返し通信
という機能によりまして、各基地局ごとに運用が可能となります。
また、地区の主要施設に配備予定の半固定局も各地区において仮の
基地局としての機能を果たせるよう、送信出力の大きい機器を選定
するとともに、屋外アンテナを設置することなども考慮に入れてお
ります。
 次に、防災行政無線の防災以外への使用及び管理運用規程の整備
についてのご質問でございますが、市で整備いたします移動系デジ
タル防災無線は、市の関係施設のほか、電気、ガス、電話、鉄道、
病院などの防災関係機関に設置するとともに、市役所の電話交換機
にも接続いたします。通常時は防災用だけでなく、水道や道路工事
現場などにおいて事務連絡用の通信を行うほか、電話交換機を介し、
内線電話としてすべての移動局から相互通話することも考えており
ます。
 なお、管理運用規程につきましては、現行の防災無線でも定めて
おりますが、先ほども申し上げましたとおり、電気、ガス、電話、
鉄道、病院など、市以外の防災関係機関とも無線を設置いたします
ので、各機関との設置協定の締結を行う予定であります。その後に
管理運用規程についても見直しを行います。
 次に、救急患者の心電図等の市民病院への送信についてのご質問
でございますが、先ほどご説明申し上げましたとおり、今回整備す
る防災行政無線は音声とファクシミリ通信のみを使用しますので、
心電図の伝送などのデータ伝送は行いません。しかしながら、今後
市の各施設において安全対策のため心電図等の導入を検討するよう
な機会がありましたら、防災無線にも連動させるよう検討してまい
りたいと考えております。
 次に、大規模災害における隣接自治体相互応援及び県との指示系
統への活用をどのように考えているのかとのご質問でございますが、
今回整備する移動系デジタル無線では、他市町村の周波数に合わせ
て通信できる応援モードという機能を考慮し、整備しているため、
応援協定を結んでいる自治体においてデジタル無線が整備されれば、
応援モードによりお互いのエリア内で運用し、応援活動が可能とな
ると考えております。
 次に、デジタル化における電波のマルチパス障害の可能性につい
てのご質問でございますが、今回整備するデジタル無線設備は、マ
ルチパスの影響を低減させるため、無線機器に直接波と反射波の時
間差を計算し、1つの波として合成、認識する遅延等化機能を搭載
させており、これにより地形による反射、散乱した電波をあらゆる
角度から解析することで障害を抑える予定でございます。また、マ
ルチパスの影響を受けないよう、昨年度に行いました実施設計業務
において事前に電波実験を実施し、マルチパスの影響について市内
各地区でデータを収集し、障害の少ない場所に無線機を設置するよ
う検討しております。
 さらに、葛生庁舎、野上支所、飛駒支所に中継局を設置し、直接
波が受信できるようにすることでほとんど障害の生じないシステム
が構築されるものと考えております。
 次に、防災行政無線の通信方式についてのご質問でございますが、
市町村防災無線のデジタル化においては、TDMA方式で整備する
方式を採用し、整備を進めております。
 次に、たぬま保育園、ときわ保育園、くずう保育園、3園の関係
でございます。指名競争入札は入札率が高どまりしやすく、一般競
争入札は比較的低くなると感じるが、どうなのかというようなご質
問でございます。それにつきましては、指名競争入札につきまして
は、入札参加機会の均等、公正性等を基本に地元業者の育成、地域
性を考慮し、指名業者の選定をして実施しております。一般競争入
札につきましては、一定規模以上の工事につきまして、公平性、透
明性、そして競争性を確保するため、広く一般に入札参加者を募り
入札を行う方式であり、この3園の工事の入札結果につきましては、
一般競争入札のほうが指名競争入札に比べ、より競争性が働いた結
果、落札率が低かったと判断をしております。
 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(高橋功) 次に、消防長。
          (消防長 登壇)

○消防長(佐山朝勇) 一般質問にお答えいたします。
 初めに、デジタル化のメリットの一つとして通信の秘匿性の向上
が挙げられている中、消防無線や救急無線で個人情報のやりとりを
不特定の個人に知られることはないのかとのご質問でございます。
現在消防無線としては市町村波、県内共通波、全国共通波の1、2、
3波、そして救急波の6波の無線周波数を活用しまして、災害現場
へ消防車両の誘導及び現場活動に必要な情報の交信を行いまして、
火災、救急、救助等の業務を遂行しているところでございます。
 最近では、広域にわたります周波数帯を受信可能な無線レシーバ
ーが電器店やホームセンター等で手軽に入手できる上、インターネ
ットにおきましても全国の消防本部で使用しております無線周波数
を掲載しているサイトもございまして、不特定多数の個人の方が容
易に消防無線を聞くことができる状況でございます。このようなこ
とから、火災、救急、救助等の業務の遂行に当たりましては、個人
情報にかかわる内容の情報の交信について、平成16年には全車両に
携帯電話を持たせまして業務に当たっているところでございます。
ことし6月に改めて個人情報の取り扱いについて全職員に注意を喚
起し、保護に努めているところでございます。
 次に、防災行政無線の利用の一つとしてのご質問で救急患者の心
電図送信の件がございました。消防本部の6台の救急車のうち5台
は傷病者情報を医療機関へ送信するための心電図伝送システムが装
備してございます。現在佐野厚生総合病院、佐野市民病院、足利赤
十字病院、下都賀病院で受信することができます。そして残り1台
の、ことし3月の末に東分署に配備していただきました救急車につ
きましては、より救命率の向上を図るために、全国で初めてのシス
テムの導入になりますが、携帯電話のデータ通信とインターネット
の光回線を使用して送信することにより、医師が病院に居ながらに
して救急車内での傷病者の映像や心電図の動きをリアルタイムで見
ることのできるシステムを装備しております。今月中に足利赤十字
病院救命救急センターとの交信を開始する予定でございます。なお、
データ互換による送信ですることになりますので、傷病者情報を確
実に保護することができるようになると思っております。
 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(高橋功) 次に、都市建設部長。
          (都市建設部長 登壇)

◎都市建設部長(佐野博) 一般質問にお答え申し上げます。

 私のほうからは、くずう保育園とたぬま保育園の建築及び外構の
工事費の差についてのその原因は何かというご質問でございます。
たぬま保育園につきましては、外構工事を別途発注しておりまして、
建築工事が1億8,200万円、外構が5,295万円、合計で2億3,495
万円であり、くずう保育園の内訳は、建築が2億3,712万円、外構
が4,788万円、合計で2億8,500万円となっております。くずう保
育園の方が5,005万円高くなっております。これは、延べ床面積が
たぬま保育園は1,275平米、くずう保育園は1,529平米と、くずう
保育園のほうが254平米大きいことが主な理由でございます。これ
を平米単価で比較しますと、たぬま保育園は平成19年度建設費で平
米当たり18万4,200円、くずう保育園は平成15年度建設で平米当
たり18万6,300円、くずう保育園のほうが平米当たり2,100円ほど
高くなってございます。
 次に、くずう保育園の定数の3分の2であるときわ保育園の建設
費が高いように思われるとの質問でございます。それぞれの建築及
び外構単価がくずう保育園は平成15年度建設で平米当たり18万
6,300円、ときわ保育園は平成16年度建設で平米当たり21万3,700
円、その差、平米当たり2万7,400円の差がございます。その理由
につきましては、外壁の仕上げや木工事についてときわ保育園のほ
うがグレードが高くなっていることによる原因と思われます。
 次に、遊戯室や保育室が木造から鉄骨づくりに変更しなければな
らないほど大きくなっているのでしょうか、たぬま保育園に太陽光
発電設備を設置しなかった理由はということの質問でございます。
今回のたぬま保育園で鉄骨づくりを採用した理由は、木造と比較し
まして試算したところ、約10%程度低コストでございます。かつ地
震や災害に強い準耐火構造とすることができることが主な理由でご
ざいます。安全、安心な施設の設備に重点を置いたことによるもの
でございまして、木造か鉄骨を選定した理由としては、保育室や遊
戯室の広さとは直接関係ございません。
 次に、太陽光発電を採用しなかった理由についてでございますが、
太陽光発電は地球環境に優しいクリーンエネルギーとして有効と思
われます。そういうことから採用を検討しましたけれども、機器設
備の投資に約2,400万円が必要であります。その際、国からの補助
金1,200万円、グリーン電力補助金400万円を利用して、差し引き
初期投資が800万円必要になります。一方、東京電力へ売電したと
きの料金は年間で約22万円という試算でございまして、初期投資額
800万円を償却するには約36年かかり、この間の維持管理費もかか
ることから、実質財政状況の厳しい中、経済的に不利と思われます
ので、採用を見送ったということでございます。
 次に、全国的に見て佐野の3園は安いのでしょうか、高いのでし
ょうか、ある程度の基準があると思われますという質問でございま
すが、全国的なものについてはちょっと把握してございませんけれ
ども、県内における保育園の実績では、建設単価が平均平米当たり
22万7,000円、本市の3園の実績は、平成15年度建設のくずう保
育園、平米当たり24万1,000円、平成16年度建設のときわ保育園
が平米当たり25万3,000円、平成19年度の建設、たぬま保育園が
平米当たり22万円となっております。平均的なグレードの保育園で
あろうかと思っております。
 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(高橋功) 以上で当局の答弁は終わりました。

 3番、大川圭吾議員。
          (3番 大川議員登壇)

○3番(大川圭吾) ご答弁ありがとうございました。
 最初に、ちょっと方言の取り扱いについて、答弁が最初だったも
のですから教育長のほうに再質問を行いたいと思います。先ほどの
答弁では、小学校5、6年、そして中2で国語の時間の中で学習指
導要領にのっとって方言を教えているというふうな話がありました。
共通語と言われましても、結局共通語というのは東京付近で話され
ていた言葉を共通語というふうにしたのであって、共通語というの
が昔から存在したというふうなわけではないというふうな認識をし
ております。
 そして、方言を教えているというふうな内容なのですけれども、
方言というのはこういうものだというふうな博物館を外から見て教
えるようなことを教えているのか、それとも「この地方にはこうい
う方言があって、こういう意味があって、皆さん、これからもそう
いうのを絶やさないように使っていきましょう」というふうな、そ
ういう教え方をしているのか。それによって大きく異なると思うの
です、いかに教えるということであっても。ただ知識として教える
のか道具として教えるのか、その差は非常に大きいと思われます。
そういう意味でどういうふうな内容を教えているのか、ちょっとそ
れをお聞きしたいと思います。
 それと、デジタル防災行政用無線についてかなり詳しく聞いたの
ですけれども、大体わかってきました。その中で幾つか質問させて
いただきたいのですけれども、併用する期間がないというふうな話
で、本当にこれで大丈夫なのかというようなことを再確認したいと
思うのです。何か前の電波塔を撤去して新しいので使う。もちろん
その併用期間ない前には十分実験やそういうことをやって大丈夫だ
ということを確かめた上で併用期間をなくすのだとは思うのですけ
れども、それでも万が一出た場合にもとに戻れないわけですから、
そのほんのわずかなとき問題ないのか。ふと思いましたら、例えば
銀行が合併したときにキャッシュカードのシステムを一元化して、
ありとあらゆることが問題ないということを確認した上で合併にな
ったにもかかわらず、ある大手銀行では初日には大変なトラブルが
生じたということがありますので、ちょっと確認の意味でお聞きし
たいと思います。
 それと、ちょっと聞き漏らしたかどうかわかりませんけれども、
この切り替えの時期がいつかということがなかったと思うのですけ
れども、もしわかりましたら教えていただきたいと思います。
 それと、デジタル化によってチャンネル数が増加するということ
を聞いているのですけれども、チャンネル数の増加はどのようなメ
リットがあってどう利用するのか、もしわかりましたら教えていた
だきたいと思います。この場でわからなければ結構ですけれども。
 それと、大きな災害が起きたときに、ここには余り活断層は通っ
ていないというようなことをお聞きしたのですけれども、万が一阪
神大震災みたいなことがありますと、佐野市というのは隣の群馬県、
埼玉県とも近隣ですから、栃木県内だけではなくて栃木県も含めた
埼玉県、群馬県、それとの連携も必要だと思うのです。もしそうい
うことも可能かどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
 それと、あと電池の消耗が激しくて、そして重くなるのはわかっ
ているのですけれども、それでも移動性には全然問題はないという
ふうな答弁がありました。これも参考のためにですけれども、どの
くらい大きくなるのか、電池が重くなるのか、もしわかりましたら
教えていただきたいと思います。
 そして、この防災無線のほうは心電図を市民病院に送信するよう
な話はないけれども、消防長の答弁ではもはやそういうことはやっ
てますよというふうな話がありまして、ちょっと私も知らなかった
のですけれども、私の認識以上にそういう点は進んでるなというよ
うな感じがしました。6台中5台、残りの1台ももうじきやるとい
うことで、これに関してはよろしくお願いいたします。
 そして、通信の秘匿性に関しましては、現在は携帯電話でやられ
ているということで、携帯電話の場合はほとんど秘匿性は守られて
いるというふうな話は聞いたことがあるのですけれども、非常に特
殊な場合、それも聞くこともできるというふうな話も一部では聞い
たことがあるので、携帯電話だったら完全に守られますよというよ
うなことがもしわかりましたら教えていただきたいと思います。
 それと、たぬま保育園の場合、鉄骨にすると約10%ぐらい低コス
トになるというふうな話がありました。佐野バスターミナルの場合
はなるべくこの地方の材木を使いたいということで、三毳材だと思
うのですけれども、それで木造建築にしたというふうなことがあり
ました。コストの関係で難しいこともあるかもしれませんけれども、
なるべくこの地方の材木を使っていってほしいというふうなことを、
これは要望ですけれども、言っておきたいと思います。
 それと、いろいろ答弁を受けたので私の中ですべて消化すること
はできなかったのですけれども、このたぬま保育園、くずう保育園、
そしてときわ保育園、この3園で平米当たりの単価はほとんど同じ
ですよ、全く問題ないですよという答弁がありましたね。それとも
う一つは、一般競争入札と指名競争入札では、やっぱり一般競争入
札のほうが厳しいので価格が下がるというふうな話がありましたよ
ね。価格は入札の方法が違うので、片やそういう差が開いたんだと
いう答弁とともに、ある面では3園とも同じぐらいの値段だという
ふうな答弁があったと思うのですけれども、そこが非常に矛盾を感
じたところです。その点についてちょっとどうなのか、その矛盾点
についてお聞かせ願いたいと思います。
 以上で第2回目の質問とさせていただきます。

○議長(高橋功) 当局の答弁を求めます。
 まず、教育長。
          (教育長 登壇)

○教育長(落合一義) 大川議員の再質問にお答えいたします。
 「ハマ」「なしてくれ」「おっこむ」、大変懐かしい言葉、私も小さ
い子供のころ使ったことを思い出します。「きりいた」はちょっと聞
いたことがないのですが……
          (「きりばん」と呼ぶ者あり)

○教育長(落合一義) 「きりばん」、それはちょっとお聞きしたこ
とがないのですが、大変懐かしくお話を伺いました。やはり方言は
そういう地元、そういうものに密着した指導が大切だと思っており
ます。
 実際学校でも方言ではこんな学習をしています。小学校5年生で
ありますが、「方言と共通語に関心を持とう」というところで「カボ
チャ」の呼び方、皆さんご存じでしょうか。いろいろあるのです。
私などが知っているのが「トウナス」「ナンキン」、もう一つあるの
です。これは地域によるのですけれども、「ボウブラ」とも言うので
すね。あるいは「怖い」という言葉があります。「怖い」という言葉、
これは地域によって使い方、意味が違ってくる。「恐ろしい」という
意味と、それから「疲れた」という意味がありますよね。そういう
のを具体的な例を挙げながら方言を子供たちが学習していることが
現状でございます。
 中学1年生、中学2年生もありますが、ちょっと長くなりますの
で、ここで省略したいと思いますが、ではもう一つご紹介します。
中学2年生、「方言と共通語」の学習では、秋田弁バージョンの「大
きな古時計」、こういうものも教えたりしているようです。いずれに
しましても学習指導要領に基づいて行う国語の授業では、方言と共
通語をお互いに比べながら、各地域の風土、伝統、文化に裏づけら
れた方言の温かさ、正確に自分の考えなどを相手に伝える共通語の
必要性など、先ほども申し上げましたが、それぞれの特性と役割を
学習し、場や相手に応じた使い方を身につけられるように指導して
おります。
 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(高橋功) 次に、行政経営部長。
          (行政経営部長 登壇)

○行政経営部長(須藤作次) 再質問にお答えをいたします。
 まず初めに、デジタル移動系、同報系での切り替えというような
ご質問でございました。これにつきましては、先ほど若干述べさせ
ていただきましたけれども、移動系につきましては平成20年度当初
より、同報系につきましては平成20年度より佐野・田沼地区のデジ
タルの運用を開始し、平成22年度当初より全地区で運用を開始する
というようなことでございます。これにつきましても、先ほど議員
ご指摘のように、とにかく試験運転等も万全の体制をとりながら短
期間で移行させるというようなことで臨みたいと考えておるところ
でございます。
 次に、併用なくて大丈夫かというようなことでございますが、こ
れにつきましては、工事の途中で仮免許による試験運用等を用いま
して、十分なテストを行った上で本運用というような形にしていき
たいと考えているところでございます。
 次に、電池のことについてどれぐらい重くなるのかというような
ご質問をいただいたところですが、重量的には変わらない、最近は
携帯と同様に軽量化が図られているということで、重くしなくても
十分対応できるというようなことでございます。
 それに、他市、他県についての応援関係のご質問がございました。
これにつきましては、先ほど応援モードというようなことで機能の
関係をお話しさせていただきましたように、応援協定を結んでいる
自治体であれば、この機能を利用しながら相互の応援活動が可能と
なるというふうに考えているところでございます。
 最後になりますけれども、価格差というようなことと入札率とい
うような中のお話、先ほどちょっとされたのかなというふうに考え
ているところでございますが、価格差と入札率との直接的な関係と
いうのでなくて、入札率というようなことから申し上げますと、た
ぬま保育園が19年度入札をしたわけです。ときわ保育園が16年度
に入札をしたわけです。これを比較いたしますと、請負率で平成19
年度のたぬまが実施した請負率が82.32というような形になります。
平成16年のときわが実施をしました請負率が95.82というようなこ
とで13.5の差があるということでございます。それと、たぬま保育
園、先ほど申し上げました19年度との比較を15年度に建てました
くずう保育園との比較では、82.32%と96.06%ということになりま
すので、13.74%の差があるということでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(高橋功) 次に、消防長。
          (消防長 登壇)

○消防長(佐山朝勇) 再質問にお答えいたします。
 携帯電話の秘匿性についてどこまで確実なのかというようなご質
問でございました。現在どこまで確実ということについてはわかっ
ておりませんが、後で調べてみたいと思っていますので、よろしく
お願いいたします。ただ、携帯電話はデジタル波ということになろ
うと思いますので、デジタルの場合は入ったものをコードで解析し
て暗号に置きかえて送る、コードでまたそれを戻すということにな
りますので、そういった意味からすると、途中で引き抜いてそれを
取り出すというのはなかなか至難のわざだろうというふうに一般的
には考えられると思っておりますので、かなり確実性は高いという
ふうに今理解しております。
 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(高橋功) 次に、都市建設部長。
          (都市建設部長 登壇)

○都市建設部長(佐野博) 再質問にお答えいたします。
 3園の実績でお話ししましたくずう保育園が平米当たり24万
1,000円、それからときわ保育園が平米当たり25万3,000円、それ
から19年度建設のたぬま保育園が22万円ということでお話ししま
したけれども、くずう保育園とときわ保育園につきましては、太陽
光発電設備にそれぞれ2,640万円と2,450万円かかっておりますか
ら、その分差し引きますと3園平均で約22万4,000円ということで、
基本的には県のレベルの価格とそうは変わらないということでの補
足を説明したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上、答弁といたします。

○議長(高橋功) 以上で当局の答弁は終わりました。
 3番、大川圭吾議員。
          (3番 大川議員登壇)

○3番(大川圭吾) では、最後の質問をさせていただきたいと思
います。
 まず、デジタル防災行政用無線システムにつきましては、これは
要望とさせていただきたいのですけれども、9億円もする非常に大
変な事業だと思うのです。そういう意味で進捗状況とか議員全員協
議会とか、そういう場を通じてその進捗状況などを教えていただき
たいと思います、かなり大きな事業であるものですから。
 それと、次にたぬま保育園、ときわ保育園、くずう保育園の3園
の比較で、先ほども質問して現在も答弁をいただいたのですけれど
も、たぬま保育園の場合は平成19年で落札率が82.32、ときわ保育
園が平成16年ですけれども95.82、ここで13.5%、10%以上を超え
る落札率の差があるわけですね。くずう保育園は平成15年ですけれ
ども96.06%、13.74%の差がある。つまり13.5%から13.7%ぐら
い落札率が差があるわけですね。これは、繰り返しになりますけれ
ども、一般競争入札と指名競争入札の非常に競争の差でこういう差
が出るのだというふうな答弁がありました。私もそれは納得して、
さまざまな地域の業者を守らなくてはならないとか、佐野市の税金
は佐野に落とすとか、そういうふうなことがありますので、それは
別に問題はないとは思うのですけれども、その後に3園で平米当た
りの単価が余り差がないのだというような話がありましたね。とき
わ保育園が若干高いのですけれども、これはグレードが高いために
平米当たりの単価が高いのだというふうな第1回目の答弁でありま
した。13%以上も落札率が違うのに、どうして平米当たりの価格差
がこんなに少ないのかというのがはっきりわからないのです、どこ
から来ているのか。それをもう一度わかるようにご答弁願えればと
思います。
 それと、最後の学校教育における方言の取り扱いについてなので
すけれども、たしか地域の高齢者が小学校に出向いていろいろなこ
とを教えるような授業があったと思います。私の地区の通学区域に
ある犬伏小学校でも鐙塚町の方が宮比講神楽を教えており、子供た
ちが運動会のときに教えてもらった踊りを披露したのを見ました。
同じようにその土地、土地の高齢者や先輩が学校に出向いて方言の
使い方や意味などを教えるような授業があってもよいように思って
おります。佐野市でもそのような人たち、ボランティアと呼んでも
よいかもしれませんけれども、方言指導士などの資格を与えること
によって教える側の励みにもなるのではないかなと、こんなことを
思った次第であります。
 以上、この3園の建設費の比較についての1点だけ、そのほかの
2点については要望とさせていただきますので、よろしくお願いい
たします。

○議長(高橋功) 当局の答弁を求めます。
 行政経営部長。
          (行政経営部長 登壇)

○行政経営部長(須藤作次) 再々質問にお答えをいたします。
 入札の関係でちょっと申し上げますと、15年と16年度の葛生に
おける入札執行なものですから、内容的に詳しいところまで我々調
べもできませんし、調査がちょっとできない状況ですが、この2つ
のときわ保育園、くずう保育園ともに、歩切りといいまして、実質
的な設計価格を予定価格として1,000万円から2,400万円ぐらい低
く設定をし、そして入札をかけているというようなことがあるもの
ですから、実質的にこの請負率そのものがずばり差が先ほど申し上
げましたように13.5、13.74というようなものにスライドするとい
う形でない部分がございます。その辺ご理解いただいて答弁とさせ
ていただきます。

○議長(高橋功) 以上で当局の答弁は終わりました。
 暫時休憩いたします。

          午前11時58分休憩
                          以 上