平成19年第3回佐野市議会定例会会議録

平成19年第3回佐野市議会定例会会議録




平成19年第3回佐野市議会定例会会議録(第4号)
(抜粋)
平成19年9月12日(水曜日)
 議事日程第4号
  日程第1 一般質問

○議長(高橋功) 以上で当局の答弁は終わりました。
  3番、大川圭吾議員。
          (3番 大川議員登壇)

○3番(大川圭吾) ただいまより一般質問をさせて頂きます。今
回のテーマは、1.佐野市民活動及び生涯学習の推進について、2.
学校裏サイトについて、3.佐野に出土した青磁器について、4.
保育料の滞納についての4項目です。
 最初の質問は佐野市民活動及び生涯学習の推進についてです。当
初質問の件名を生涯学習の推進についてと言う題目で行う予定でい
ましたが、佐野市のホームページを覗いていましたら偶然に佐野市
市民活動推進に関する条例の骨子(案)に対する市民の意見募集につ
いてとの項目を見つけましたので、市民活動についても触れさせて
頂きます。
 昭和22年から24年生まれの団塊の世代と呼ばれる700万人近い
人たちが定年を迎えつつあります。そのうち何割かは引き続き働き
続けると思いますが、これを機会に趣味やボランティア活動、NPO
などに力を入れていく人たちも多くなるだろうと思います。各地区
にたくさんあるスポーツや趣味のサークルも60歳以上の人たちに
よって運営されているものが多いように感じております。また各地
区の公民館活動も活発であり、展示物のレベルも高いものがあると
思っておりますが、これも高齢者主体のようです。もちろん高齢者
主体でも悪いことではありませんが、もっと若い人たちの参加があ
っても良いのではないかと思います。
 一部の人だとは思いますが、定年になっていろいろなサークルに
入ってもなかなか仲間になじめない人もいるようです。ピラミッド
構造の組織の中で必死に働いてきた人が、いざ60歳になって肩書き
のない全ての人が同格のサークルに入ってもとまどうことは十分に
予想されます。やはりスムースに定年生活に入るには10年程度の助
走期間と言いましょうか、準備期間が必要であると思います。そこ
で、私は仕事以外の活動を市民活動とか生涯学習とか呼び、とても
重要なものだと考えここでテーマとして取り上げました。
 では若者はどうでしょうか。高校または大学を出て就職をしても
仕事が忙しく、会社と自宅の往復になってしまう人も多いだろうと
想像しております。私は特に高齢者に比べて若者の活動が停滞して
きているように感じております。団塊の世代に比べて1学年当たり
の人数が半分以下とか長引く就職難やニートそして派遣社員の増加
なども影響をしているものだと思います。ですからこれからは益々
若者の生涯教育の重要性が増して来ているように思います。
 少し過去を振り返ってみますと、私が働き始めたのは30年以上前
ですが、既に佐野市において青年団はありませんでした。そして青
年団の後継団体として佐野市青年団体連絡協議会というものがあり、
これは青年団の後継とは言え内容は大きく異なり、若者のサークル
の集まりでした。この団体は佐野市の社会教育団体と認められてお
り、佐野市から年間5万円の補助を頂いておりました。当時各地区
の公民館では、19歳の人たちを集め、一年間に渡り色々な勉強会や
イベントを行っておりました。確か二十歳の集いと言っていたと思
いますが、この人たちが1年間の集まりを終了させてはもったいな
いとの事で、サークルを作り佐野市青年団体連絡協議会、訳して佐
青協に所属してもらいました。私が成人式に参加した時の配布物の
一つとして佐青協のチラシも入っており、成人式の夜に集まって二
十歳を語り合おうそして祝おうと言う内容が記載されていたことを
今でも覚えております。この数年後に私は佐青協の役員になってか
ら、成人式の配布物の中に佐青協へのお誘いの冊子を入れてもらい
ました。このように昔は行政が若者に社会教育の場を与え、またそ
の後の受け皿があったように思います。
 30年前には佐野市には既に青年団は無かったのは先に述べた通
りですが、田沼町にはまだ残っておりました。しかし田沼町におい
ても青年団は団員の確保に苦労していたようです。なぜなら青年団
はスポーツやレクレーションを中心とした趣味のサークル活動だけ
では済まないところがあります。地域の青年組織ということで、盆
踊りや体育祭、敬老会などの地域の行事に若さゆえにあてにされま
す。また社会教育団体であるということで、教育行政の枠内にもあ
り、その方面からもあてにされることになります。いわば青年団は
地域という横の線と行政という縦の線に囲まれた団体であり、地元
や行政の主催する行事などの折りに、若者たちに呼びかける窓口に
なっていました。当時私は田沼町の青年団の人との交流もあり、一
緒に活動したことも楽しい思い出として残っています。また当時は
農家の跡継ぎの若者たちで組織されていた4Hクラブの活動も活発
だったように記憶しております。
 そして、青年団のように地域や行政にあてにされることのない、
つまり趣味やレクレーションだけを行うことの出来る場所が出来ま
した。それが勤労青少年ホームです。佐野では確か昭和46年の6月
に会館したと記憶しております。私は佐野に帰ってきた年ですから
昭和51年に登録し、昭和52年からはかなり利用しました。この勤
労青少年ホームは厚生施設に恵まれていない中小零細企業で働く若
い人たちの居場所作りとして建設されました。当時は田沼にも勤労
青少年ホームがあり、佐野とも積極的に交流しておりました。しか
し時代の移り変わりとともに勤労青少年と言う言葉自体も死語とな
ってきているように感じております。
 ボランティア活動については現在の状況は良く知りませんが、昔
と比べて非常に活発になってきていると思います。佐野に総合ボラ
ンティアセンターが出来たのが良かったのでしょうか。私も視覚障
害者のために本や当時の市政だよりをカセットテープに吹き込んで、
それを高速ダビング機で30個ほどコピーして郵送することをやっ
ておりましたが、今は全てこの作業を他のボランティアサークルに
委譲しております。しかし、この体験を通してたくさんの盲人の方々
に触れあえ点字を読むスピードには驚かされたことなどもありまし
た。
 以上、公民館活動、青年団、勤労青少年ホーム、ボランティア活
動など、私のささやかな活動をふまえてその中で感じたことを述べ
てきました。佐野市市民活動推進に関する条例の骨子(案)には、少
子高齢化や価値観の多様化などの社会情勢の変化により私達の地域
は、様々な課題をかかえています。このような中、市民、市民活動
団体、事業者、市がお互いを尊重し、協力しながら新しい公共サー
ビスの仕組みをつくることが求められています。そこで、市の市民
活動に対する姿勢を明確にし、協働によるまちづくりを継続的に推
進していくため、市民活動推進の基本理念等を定めた条例が必要と
なります。と、条例策定への経緯の中に述べられており、私もその
通りだと思います。ここで、これらの考えを含めて生涯学習まで広
げていくつか質問をさせて頂きます。
 これから制定予定の市民活動推進条例についてお聞きします。市
内には様々な団体が存在していると思います。また地域課題を自ら
解決するため、柔軟性や専門性を持つ市民や市民活動団体による活
動が期待されますと言う事は良くわかります。そこで市民活動推進
条例を適応する市民団体はどのように決めるのでしょうか。募集を
して活動内容やメンバーをチェックし、認定することになるのでし
ょうか。またこの条例の定める理念は良く分かりますが、市民団体
としての具体的なメリット、例えば補助金をもらえるとかはあるの
でしょうか。
 学校教育が教師という専門教育を受けた人によって行われるのと
同じく、社会教育の場においてもそれなりに専門家が必要であると
考えます。佐野市においては公民館活動やボランティア及びNPOへ
の支援に関して、専門家の配置はどのようにしているのでしょうか。
また各種団体は継続するために人づくり、つまりリーダーの育成が
必要だと思いますが、具体的な取り組みは行っているのでしょうか。
また生涯学習の取り組みとして市民と共に取り組んでいる事業があ
りましたらお聞きします。
 かなり前ですが、確か公民館主体だと思いますが、これからの社
会を担う青年のリーダーを育てる取り組みとして青年リーダー講座
や二十歳の集いなどがありました。現在は特に青年の活動が停滞し
ていると思います。そこで佐野市としては青年に限定した取り組み
をしておりますか。
 以前は行政主導で行っていた市民大学ですが、現在は市民参加型
で行っていると聞いております。これはこれからの行政と市民との
あり方を示唆していると思います。このような形で運営してから何
年か経過していると思いますが、このような取り組みを佐野市とし
てはどのように評価しているでしょうか。

 次は学校裏サイトについてです。学校裏サイトとは中高生が仲間
同士で立ち上げる携帯電話やパソコン上の掲示板の事です。この学
校裏サイトは全国的に問題になっており、中傷やいやがらせを受け
た子どもたちがうつになった後に不登校になったり、転校を余儀な
くされたり自殺に追い込まれたり、その影響は深刻です。おそらく
佐野市においても例外ではないと思いこのテーマを取り上げました。
 思い起こせば10年以上前は電話線を使ったパソコン通信の時代
でした。この頃はパソコン通信でさえやっている人はマニアと呼ば
れる人くらいで、インターネットなどは話として聞いている程度で
した。その後パソコンソフトのウインドウズ95が普及し始めた頃か
ら
インターネットも急激に普及するようになり、今や当たり前になっ
ています。さらには現在では小学生でさえ携帯電話でのメールのや
りとりなども普通となりました。
 パソコン通信の時代は管理者がいましたから現在のような問題は
生じていなかったと思いますが、インターネットの時代になり特定
の巨大掲示板を覗きますと、ありとあらゆる非難や中傷そして罵詈
雑言など読むに耐えない文章に満ちあふれています。人間って匿名
となるとこれ程までに残酷になれるものかとも思い、非常に不愉快
になりますので今はほとんど見ることはありません。友人とこのこ
とについて話していましたら、非常に過激な事を書いている人に実
際会ってみると意外に普通のおとなしい人なんではないですかと言
っていました。もしそうだとすると、ネット上の匿名性は人を変え
るのか、本来人間が持っている理性の下に覆い隠されている醜い部
分を表に出してしまうのかも知れません。またそうしてしまう程ま
でに、現在はストレス社会なのでしょうか。
 純真な子どものような心と良く言われ、私たち大人はその言葉に
疑問を挟むことはあまりありません。しかし、私の子ども時代を思
う時に、時として子どもは大人以上に残酷であり、むしろ残酷さが
少しずつ無くなって行くことがつまりは大人になる事であるように
も思います。ですから大人の目で子どものいじめ問題を考えている
と、本当のいじめの悲惨さを理解できないように思います。なぜな
ら大人は相手が自殺するまでいじめたりしませんが、子どものいじ
めは相手が自殺するまで追い込んでしまうこともしばしばあります。
またいじめはいじめられる側にとっては死を意識する程に苦痛であ
る反面、いじめる側にとってはそれがストレス解消や喜びになって
いる点がいじめを根絶できない要因の一つであると感じています。
 さて裏サイト問題ですが、携帯電話でどこでも誰にも悟られずに
自由に他人の悪口や欠点を書き込めます。文章は単刀直入になりや
すく誤解を受けやすいものです。ですから私は非常に便利な電子メ
ールですが、必要以上には使わないようにしております。特に議論
などはメールでは行いませんし、必要以上に丁寧な文章にするよう
に心がけています。それはわずかな行き違いによって友人を失う可
能性が高いからです。相手と面と向かって話す場合は、相手の顔の
表情や態度と言葉のイントネーションや調子によって言葉以上のも
のを伝える事ができますが、文章はそのようなことは全くありませ
ん。言葉だけの電話でさえ、間の取り方などで話している言葉以上
に、時には相手の健康状態でさえ分かる時があります。その点、匿
名の書き込みのような場合には人権感覚が欠如しやすく、時には無
責任で陰湿になりやすくなります。しかし書かれた本人のショック
は計り知れなく、その後の人生に非常に大きな影響を与えることも
予想されます。しかし、書いた方は自分の情報だから書くのは勝手
と言うような軽い気持ちの少年少女がほとんどであり、その落差に
も驚かされます。しかし、書いた本人でさえ次には書かれる側にな
ることを知らなければなりません。
 このように全国的に非常に大きな問題になっている学校裏サイト
ですが、佐野市としては実態を把握しているのでしょうか。もし把
握しているのでしたらそれについての実態と対応についてお聞きし
ます。また学校として子どもたちが学校裏サイトについてどのよう
に思っているかを知る必要性を感じますが、そのような取り組みを
行った事はあるのでしょうか。
 児童・生徒とPTAを含めて携帯電話を持つ必要性や学校への持ち
込み、メールでのトラブルに関しての話し合いなどは行ったことは
あるのでしょうか。安全対策の一環として携帯電話の必要性との兼
ね合いはどのようになっているのでしょうか。また情報端末の負の
側面について教える必要性を感じますが、そのような取り組みは行
われているのでしょうか。
 学校裏サイトも一校一サイトから最近ではクラスや部活動、グル
ープ単位など細分化されてきており、全貌をつかむのが難しくなっ
てきているようです。そこで群馬県が行っているような、市民の有
害情報を市民にモニターをお願いし、それを学校や書き込み主に知
らせる制度を早急に作る必要性を感じますが、見解をお伺いします。

 3つ目の質問は佐野に出土した青磁器についてです。今からほぼ
3年前の2004年10月6日に若松町の佐野城跡第17次発掘調査で、
わずか数センチの地中から完全な形として掘り出されました。発掘
直後に私たち議員にもこの朗報は伝えられました。手元の資料によ
りますと、この青磁器は高さ17.9cm、口縁部5.0cm、胴部経9.0cm、
そして重さが457gだそうです。
 確か昨年だったでしょうか。石田収入役、現副市長と話していた
らこの青磁器の事が話題になり、今郷土博物館に行けばこの青磁器
の現物を見ることが出来ると教えてもらい見てきました。またこの
時の話では、この青磁器は祭壇の両側に設置してある花瓶の可能性
があり、一対の片方ではないかとの説明もありました。
 宇都宮市の県立博物館で行われた鑑定では、中世の陶磁器研究で
知られる国立歴史民族博物館の小野正敏教授によりますと、14世紀
の元の時代、中国浙江省にあった龍泉窯系の窯元でつくられた青磁
と考えられるそうです。焼き物に詳しい知人の話によりますと、青
磁は一般の焼き物とは異なり、焼くときに酸素を奪う還元焼きとよ
ばれる独特の焼き方で、失敗すると窯の中の全ての焼き物が失敗し
てしまうそうです。ですから青磁器の焼き上がりは非常に緊張する
そうです。また青磁器の作り方は中国で始まったようですが、その
後日本にも伝わり焼き方そのものは完成している、つまり現在ある
もの以上のものを焼くことは出来ないとも聞きました。
 ここに一枚のチラシがあります。平成19年度巡回展 栃木の遺跡 
最近の発掘調査から
 土の中には、まだ見ぬ歴史が埋まっています。平成19年度の巡回
展は、県立博物館・県立しもつけ風土記の丘資料館・県立なす風土
記の丘資料館を会場に開催します。写真 佐野城跡出土(佐野市)
青磁 不遊環花生(14世紀前半)となっています。
 ここで質問に移ります。栃木県立しもつけ風土記の丘資料館のチ
ラシによりますと、佐野市で出土した青磁器が今年の4月21日の土
曜日から6月10日の日曜日まで展示されることになっていました。
現在はここでの展示は終了していると思いますが、現物はどこにあ
りこれからの予定はどのようになっているのでしょうか。
 新聞記事によりますとさらに調べたいと書かれておりました。そ
の後わかったことなどありましたらお伺いします。付けた名称が花
生ですから花瓶であるとの結論だと思いますが、一対の花瓶の片方
ではなく酒瓶ではないかとも聞きました。そのような可能性はない
のでしょうか。
 数百年前の中国製の磁器が佐野から出土したのを機会に、この磁
器を日中友好に使えないかと思います。例えば佐野市と友好交流都
市を結んでいる中国の衢州市の研究者を呼んでのシンポジウムの開
催や、意見を求めることなどをしても良いかも知れませんが、いか
がでしょうか。
 以前に盛んに行われていた衢州市への訪中団がこの頃行われてい
ないように思いますが、事実関係と、もし行われていないのでした
らその理由をお聞き致します。

 次は最後の質問になりますが、保育料の滞納についてです。まず
はこのテーマを取り上げた理由ですが、昨年の秋だったでしょうか
職員の方から保育料の滞納の問題で苦慮していると聞いたのが発端
です。その時は滞納と言っても国保税、市民税、市営住宅など様々
な部署にありますから保育料とは言ってもそのうちの一つにしか過
ぎず、あまり気にはとめませんでした。しかし、今年の5月の読売
新聞に、保育料滞納34億円、差し押さえもとの題名で、本来徴収さ
れるべき保育料に占める滞納率の割合は2.3%に達している。支払
い能力が十分あるにもかかわらず、長期間にわたって滞納を続ける
保護者も多く、財産差し押さえなどの強行処置をとる自治体も現れ
ている、と報じていました。さらにその理由として、今回、滞納世
帯の傾向を尋ねたところ、「生活困窮者が増加している」という回答
もあったが、「支払い能力がありながら納めない『悪質滞納者』がい
る」との回答が目立ち、「住宅や車のローンがあるため支払いができ
ないと主張する保護者が増加している」という指摘もあった、と続
いていました。そして滞納率0.5%の学校給食費に比べても非常に
高率であるそうです。そして先月、8月ですがテレビでもこの保育
料の滞納の問題が全国的に報道されたことにより市民の関心も極め
て高くなっていることが予想されることが、今回このテーマを取り
上げた理由です。
 8月23日の下野新聞では、保育料の滞納90億円との見出しで
06年度について全国調査を行ったことを報じていまして、栃木県に
おいては全国平均を上回る3.8%の滞納率で総額6千万円にも上る
ことがわかったそうです。
 市営住宅費を滞納した場合には退去を求めることができますが、
保護者が保育料を滞納しても児童福祉法により、児童を退所させる
ことはできないようです。これは子どもを第一に守ることを理念と
しているからかも知れませんが、ある意味では保護者はこの児童福
祉法を悪用していると言えるかも知れません。またこの法律を制定
した時には、まさかこれ程まで滞納者が増えるなどということは予
想していなかったのかも知れません。
 ここで質問に移りますが、まず佐野市での滞納者数、滞納率、滞
納総額とその年度別の傾向をお伺いします。さらに低所得者の滞納
率が高いか低いか変わらないかも合わせてお願いします。また支払
い能力がありながら納めない割合と、収入減のために納めることの
出来ない割合はどのようなものでしょうか。また悪質な例を差し支
えない範囲でお願いします。
 厚生労働省は対応の強化を求める通知の中で、滞納の初期段階で
の家庭訪問や悪質なケースへの差し押さえの徹底を要請しているよ
うですが、佐野市での対応についてお聞きします。特に差し押さえ
などの強行措置についてはどのように考えているかを児童福祉法を
からめてお答え願います。
 市長並びに関係各部長の真摯なる御答弁を期待し、私の第1回目
の質問とさせて頂きます。

○議長(高橋功) 暫時休憩いたします。

          午後 零時07分休憩

          午後 1時10分再開

○副議長(荒井仁市) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続行いたします。
 当局の答弁を求めます。
 まず、市民生活部長。
          (市民生活部長 登壇)

○市民生活部長(青木勇) 大川圭吾議員の一般質問にお答えいた
します。
 私のほうからは、佐野市民活動及び生涯学習の推進についてのう
ち市民活動についてお答えいたします。まず、市民活動推進条例の
適用する市民団体はどのように決めるのかにつきましては、現在ま
だ条例案ですが、市民活動団体は定義の中で市民活動を行うことを
主たる目的として継続的に活動を行う団体を考えておりますので、
本市のすべての市民活動団体をいいます。また、これから制定予定
の条例には市民活動団体を認定する制度を取り入れておりませんの
で、活動内容などをチェックすることは考えてはおりません。
 次に、市民活動団体としての具体的なメリット、例えば補助金を
もらえるのかにつきましては、現段階では補助金での支給は考えて
おりませんが、情報提供や人材を育成する研修の場など活動する上
での支援をしていきたいと考えております。
 以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(荒井仁市) 次に、生涯学習部長。
          (生涯学習部長 登壇)

○生涯学習部長(大森博) 一般質問にお答えいたします。
 私のほうからは、生涯学習について及び佐野に出土した青磁器に
ついてのご質問です。まず、生涯学習の推進について、社会教育の
場における専門家の配置はどのようにしているのかというご質問で
ございますが、現在教育委員会では社会教育を行う者に専門的、技
術的な助言と指導を行う職員として社会教育主事を5名、各種学習
相談、社会教育団体の指導、助言、公民館活動のボランティア育成、
サークル支援、講座の開設等を担当する社会教育指導員を生涯学習
課に5名、公民館に6名、合計11名を配置しております。
 次に、リーダーの育成のため具体的な取り組みを行っているのか
というご質問でございますが、まず指導者研修派遣事業としまして
栃木県家庭教育オピニオンリーダー研修、栃木県親学習プログラム
指導者研修、栃木県女性指導者研修等があり、研修終了後には各種
団体に所属していただいたり、講師としてご活躍をいただいている
ところでございます。
 次に、指導者研修開催事業としましては子供会育成会、指導者研
修講座や女性指導者講習会、安足地区PTA指導者研修会等の各種
研修があり、これらの事業を通して地域指導者の育成支援に努めて
いるところでございます。
 次に、生涯学習の取り組みとしまして市民とともに取り組んでい
る事業があるかとのご質問でございますが、公民館事業としまして
は平成12年度より企画、立案から運営までを市民から募集しました
スタッフを企画運営職員とともに市民大学事業を実施しております。
また、主な事業としましては楽習講師フェア、楽習作品の展示等を
行う生涯楽習フォーラム開催事業や団体やグループ等の要望に応じ
て楽習講師を派遣する楽習出前講座開催事業等を行っており、この
ほか子供会育成会指導者研修講座開催事業や家庭教育推進講座等の
事業につきましても各種団体との共催や講師派遣をいただいておる
ところでございます。
 次に、佐野市として青年に限定した取り組みをしているかとのご
質問でございますが、現在青年団体活動促進事業や栃木県青年海外
研修派遣事業を行っております。青年団体活動促進事業は、青年団
体に関する活動支援を行うもので、これらの事業を通してサンタが
まちにやってくる等の各種イベントが青年の手によって開催されて
おり、青年活動の充実、支援に努めているところでございます。栃
木県青年海外研修派遣事業は、県が実施している海外研修に地域を
代表する青年を派遣しているもので、研修の成果を生かして各種団
体や各種事業等においてご活躍をいただいており、このほか成人式
企画運営委員会や佐野市芦屋町青少年交流事業等に青年の参加をい
ただき、展開をしているところでございます。今後さらに青年団体
の輪を広げていくため、青年を対象とした研修の機会を充実し、青
年団体の育成支援を行っていきたいと考えております。
 次に、市民参加型で行っている市民大学について佐野市としては
どのような評価をしているのかとのご質問でございますが、市民大
学は従来公民館職員で企画、運営を行っておりましたが、平成12
年度より市民の学習ニーズに的確にこたえ、さらに魅力ある講座内
容とするため、市民からスタッフを公募し、講座の企画から運営ま
でスタッフの一員として取り組んでいただいております。今後もこ
の形態を維持しながら、市民と協働による市民大学事業として引き
続き進めてまいりたいと考えております。
 次に、佐野市で出土した青磁器はどこにあるのか、これらの展示
予定はとのご質問でございますが、青磁につきましては平成16年度
佐野城跡第17次発掘調査により出土したもので、文化財保護審議会
とともに検討し、文化財に対する啓発及び愛護向上を図るため、広
く活用してまいりたいと考えておるところでございます。このこと
によりまして、栃木県の遺跡展と称しまして栃木県立博物館から「平
成19年度巡回展栃木の遺跡<最近の発掘調査の成果から>」と題し
まして展示会を開催したいので、貸し出しについての要請がありま
して、県南会場である下野市の栃木県立しもつけ風土記の丘で4月
21日から6月10日まで、県央会場であります宇都宮市の栃木県立
博物館で7月21日から9月9日まで、県北会場である栃木県立なす
風土記の丘資料館では平成20年2月2日から3月16日まで展示さ
れる予定となっております。それぞれの展示期間終了後以外は、佐
野市郷土博物館に保管されることになっております。今後の予定に
つきましては、貴重な文化財でございますので、本市郷土博物館な
どと協議を行い、望ましい保管と展示、公開のあり方について検討
していきたいと考えております。
 次に、青磁器のその後の調査の結果わかったことがあるか、また
花瓶でなく酒瓶ではないかとのご質問でございますが、出土した青
磁につきましてはその後新たに判明した内容についてはございませ
ん。酒瓶の可能性につきましては、当時日本の床の間の調度品とし
て用い方を示した代表的な資料としまして、名古屋市の徳川美術館
に所蔵されております室町時代に描かれた小河御所並びに東山殿御
飾図というのがありますが、これには佐野城跡で出土した器形によ
く似た小型の花瓶が左右対称で並べられております。これ以外にも
室町時代の記録としまして長頸つぼが対で花瓶として用いられてい
る図を散見することができます。酒瓶につきましては、当時梅の瓶
と書きましてメイピンと言うそうですが、梅瓶という器が酒を入れ
る容器として用いられたことが記録に残っておりますが、この梅瓶
の破片は佐野城でも発見されており、酒瓶として利用されていたも
のと考えられております。これらのことからしまして、出土した青
磁は酒瓶ではなく花瓶として用いられたものと考えられております。
 次に、中国製の磁器である青磁器を中国の衢州市との日中友好と
しての利用の考えはとのご質問でございますが、青磁に関しての資
料は佐野城跡だけでなく、過去に実施しました唐沢山城跡の調査で
も破片が何片か出土した経過があります。来年度以降、唐沢山城跡
の調査を進めていく中で新たな青磁器の出土が期待されており、さ
らなる資料の蓄積が見込まれているところでございます。そのよう
な中で中国から研究者を呼んでのシンポジウム開催や意見を求める
ことについては、今後さらなる資料の収集や関係機関との協議が必
要と考えております。
 以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(荒井仁市) 次に、教育総務部長。
          (教育総務部長 登壇)

○教育総務部長(竹川常光) 一般質問にお答えいたします。
 私からは、学校裏サイトについてでございます。最初に、本市の
実態と対応についてのご質問でございますが、本市におきましても
学校裏サイトが開かれて、そこに個人を中傷する内容の書き込みが
行われるなどトラブルが発生しております。その都度学校や教育委
員会からサイト管理者に削除を依頼しておるところでございます。
また、各学校では生徒指導担当者が頻繁に確認するなど対応をして
おるところでございます。なお、次々に新しいサイトが開かれるな
ど、実態の把握や対応は大変難しいものがあろうと考えているとこ
ろでございます。なお、学校裏サイトを安易な情報交換の場と考え
ている子供もおり、その危険性についての認識が薄い実態も見受け
られるところでございます。
 次に、携帯電話やメール等についての話し合いと情報端末の負の
側面の指導についてでございますが、現在各学校では原則として児
童生徒に対しまして携帯電話は学校へ持参しない指導をしておると
ころでございます。また、情報端末に関する指導につきましては、
各学校において児童生徒の発達段階に応じて学級朝会や集会、教科
等の授業、総合的な学習の時間など機会をとらえて指導をしている
ところでございます。また、保護者に対しても保護者会などにおい
て家庭での指導の徹底をお願いし、専門家を招いて講演会を開催し
たりするなどの取り組みをしておるところでございます。さらに、
保護者や地域の関係者を交えた会議で議題に取り上げるなどの取り
組みもしているところでございます。
 次に、市民モニターによる有害情報の実態把握制度についてでご
ざいます。群馬県で行っております市民にモニターをお願いして有
害情報を把握する制度は、大変有効であろうと考えているところで
ございます。それとともに、児童生徒への指導と携帯電話等の情報
端末を子供に与えている保護者への働きかけも重要であろうと現在
は考えているところでございます。今後、なお一層児童生徒への情
報モラル指導の徹底と保護者啓発に力を入れていきたいと考えてお
ります。
 以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(荒井仁市) 次に、総合政策部長。
          (総合政策部長 登壇)
○総合政策部長(萩原進) 一般質問にお答えいたします。
 私のほうからは、佐野に出土した青磁器についてのうち衢州市へ
の訪中団がこのごろ行われていない事実関係とその理由についてお
答えいたします。佐野市からの訪中団につきましては、ご案内のと
おり昭和54年に始まり、また衢州市との交流につきましては平成5
年の第12次市民訪中団が最初の訪問であり、平成9年の第16次市
民訪中団において友好交流都市の締結に至ったものでございます。
それ以後も引き続き訪中団を派遣していたところでございますが、
大川議員ご指摘のとおり、平成12年の第19次訪中団を最後に実施
しておりません。その理由は、当時の毛塚市長の急逝やSARSの
発生、イラク戦争の影響により中止となり、その後も予算化されず
に現在に至っております。今後も市の主催する事業としての予算化
は予定してございませんが、佐野市国際交流協会において市民訪中
団の検討を行っているとのことでございますので、協会を支援する
ことで両市民間の交流が図れればというふうに考えているところで
ございます。
 以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(荒井仁市) 次に、健康福祉部長。
          (健康福祉部長 登壇)

○健康福祉部長(落合潔) 一般質問にお答えを申し上げます。
 保育料の滞納につきましてのご質問にお答えします。まず、滞納
者数、収納率、滞納額、年度別の傾向等については、平成18年度末
の滞納者数が73人、収納率は97.47%、滞納額は881万6,240円と
なっています。年度別の傾向につきましては、合併後の数字となり
ますけれども、平成17年度末の滞納者数69人、収納率97.38%、
滞納額が813万1,320円であり、人数、額が少しふえている状況と
なっています。低所得者の滞納が高いか低いか、変わらないかにつ
きましては、平成18年度分の保育料から所得税による保育料階層ご
との滞納者数を見ますと、市民税非課税世帯の2階層が4人、市民
税所得割のある世帯の4階層が2人、所得税3万円未満世帯の5階
層が5人、所得税3から6万円、所得税6から12万円の6から7階
層が16人、所得税12から40万円の8から11階層が5人となって
おり、中間層が多くなっています。それと、支払い能力がありなが
ら納めない割合と収入減のために納めることができない割合につい
てはどのようなものか、差し支えない範囲で悪質な事例をとのご質
問でありますが、保護者は保育園に子供を送迎したり、あるいは授
業参観や行事に参加するほか、担任等の家庭訪問も行われておりま
すので、ある程度の家庭事情は保育園で把握しておるところでござ
います。何らかの家庭事情や経済的事情により滞納が発生をしまし
たが、特に悪質な事例は見受けられない状況ですが、DVで保護さ
れたり、夫が行方不明や離婚に至るまでの時期、家族の病気など個
別の事情による滞納が見受けられております。
 次に、厚生労働省は対応の強化を求めているが、初期段階での家
庭訪問や悪質なケースへの差し押さえの徹底を要請しているようで
すが、佐野市の対応について、特に差し押さえなどの強硬措置につ
いて児童福祉法を絡めてとのご質問でございます。佐野市では、平
成18年7月から子育て支援課を挙げて各保育園と連携した滞納者
への計画的な取り組みを始めております。保育園職員と子育て支援
課職員による滞納督促班を編成し、連絡、面接、家庭訪問、徴収、
分納の誓約、民間保育園の協力要請や当年度分への早期対応を図っ
ておるところでございます。児童福祉法の絡みでございますが、保
育につきましては児童福祉法第24条により、保育にかける場合にお
いて保護者の申し込みがあったときは保育をしなければならず、保
育料の滞納を理由に保育所への入所拒否や退所させることはできな
いことになっております。また、児童福祉法第56条では保育料につ
いて地方税の滞納処分の例により処分することができるというふう
になっておりますが、現段階では分割等による納付促進などにより、
努めていただくよう努力をしているところでございます。今後滞納
者が支払い能力がありながら納めない場合などへの強硬措置を含め
た法的な手続や対応については研究してまいりたいと考えておりま
す。
 以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(荒井仁市) 以上で当局の答弁は終わりました。
  3番、大川圭吾議員。
          (3番 大川議員登壇)

○3番(大川圭吾) ご答弁ありがとうございました。幾つか再質
問させていただきたいと思います。
 まず、佐野市民活動及び生涯学習の推進について、平成18年度の
事務報告書の第16章に生涯学習部のことが書いてありました。それ
について見たのですけれども、大変たくさんの事業を行っているの
だなというふうなことがわかります。そして、先ほどの答弁の中に
もこういうことをやっているというかなりのことを述べられており
ましたので、大体内容的にはわかりました。そこで、第1回目の質
問にもしたのですけれども、どちらかというとやはり大人と青年部、
ちょうど20代の部分の教育が社会教育的に劣っているのではない
かなというふうなことを述べたのですけれども、答弁の中では青年
団体活動支援、サンタがまちにやってくる、それとか青年の海外研
修というふうな答弁がありました。そこで、この青年というのは大
人と子供の非常に重要な点でありまして、やっぱり青年活動という
のは独特の文化があるところだというふうに思うわけです。そうい
う中で市のほうも特に若者と一緒に活動できるような、そういう職
員を青年の教育の中で配置する必要があるのではないかというふう
に思うわけですけれども、実際そういうことを考慮して配置してい
るかどうかというようなことをちょっとお聞きしたいと思います。
 そしてもう一つ、市民大学の話で市民参加型でやっているという
ふうな答弁がありました。そして、1つは市民参加でやっています
から、やっている人がプログラムなんか考えているのだとは思うの
ですけれども、だから市民のニーズをその時点でつかまえていると
いうふうなことを言えると思いますけれども、特にやっている人た
ち、そして市、それともう一つ、大多数の市民という人たちがいる
わけです。その大多数の市民のニーズをつかまえる努力をしている
かどうか、その点をちょっとお聞きしたいと思います。
 そして、次、学校裏サイトの話です。答弁を聞きまして、大分詳
しく現状を把握しているなというふうな感じがいたしました。私と
しては、1つ安心したことがあるわけです。学校が全然現状の大変
な状態を把握していないで現状だけが先にいってしまうと、そうい
うことだと非常に大きな問題に発展することがありますから大変な
のですけれども、先ほどの答弁ではかなり現状の問題点も問題点を
確実によくすることはできなくても把握しているという話がありま
したので、その点は安心いたしました。そこで、その答弁の中で保
護者への携帯電話などを使った情報提供というふうな話があったわ
けです。そこで、逆に携帯電話などを使って、1回目には大分負の
側面をここでは述べましたけれども、いじめなどに関してのメール
の相談を逆にできないかどうか、そういうふうなことも思われるわ
けですけれども、いじめその他悩み事、そのようなことをメールを
使って相談できないかどうかお聞きしたいと思います。
 そして、ちょっと1つここで紹介させていただきたいのですけれ
ども、この質問を提出した後の9月5日の下野新聞に「マッハの恐
怖」を書いた柳田邦男さんのことが載っておりました。その中でア
メリカの13歳の少年が執拗なネットでのいじめにより自殺という
ことの事例を述べていまして、そのことについて若干述べているの
を紹介させていただきたいと思います。ネット中傷が社会的に重視
されないのは、第1には便利さに支配されているからだ。さらに、
被害者にとっては人間不信や自己嫌悪に陥り、自殺を思うほど心の
傷が深いのに対し、加害者側はおもしろ半分で自分の内面にある抑
圧感情を発散するためだったり、支配欲の幻想を満たすためだった
りするという大きなずれに人々が気づいていないからだ。小中高生
ぐらいから匿名なら何をしてもいいという対人間関係のモラル意識
の欠落した心を持つのは明らかに人格のゆがみであり、そういう子
供たちがやがて大人になり社会をつくるのだと思うと慄然とすると
いうふうなことを書いておりました。
 続いて、3つ目の佐野に出土した青磁器についてなのですけれど
も、先ほど1回目の質問に述べた、また答弁の中にも述べられてい
ましたけれども、栃木の遺跡の話、こういうパンフレットが出てい
まして、佐野市の花生が載っております。かなり栃木県の中でも有
名になったのではないかなと、うれしく思っておりました。そして、
先ほどの衢州市の専門家を呼ぶのがというふうな話の中でなかなか
難しいという話がありましたけれども、もちろんこの機会をとらえ
てということなのですけれども、佐野市でも専門家がいると思うわ
けです。また、中国の方もいらっしゃると思いますので、できれば
佐野市の中でもそういうことの勉強会みたいなのも開ければという
ふうに思います。そして、1回目の質問ともダブりますけれども、
生涯学習や社会教育の一環として取り上げて、陶器や磁器に興味あ
る人を集めて勉強会か、またはそのような研究会みたいなのもでき
ればいいなというふうに思っております。そこについてどう思うか
ということをお聞かせ願えればと思います。
 そして、最後に保育料の滞納について、佐野市側からの滞納の理
由とかはお聞きいたしました。そして、家庭訪問をやったりいろい
ろな話を聞いているというふうな話がありましたけれども、ここで
お伺いしたいのは滞納者が払えない理由をどのように市側に伝えて
いるのか、それをお聞きしたいと思います。そして、保育園という
のは基本的に働いている人が預けているわけですから、一部例外は
あるそうですけれども、払えないわけはないと思うわけなのです。
ですから、ほかの滞納とはちょっと意味が違うように感じるわけで
す。そこについて市側はどのような見解を持っているのか、あわせ
てお聞かせ願いたいと思います。
 以上で第2回目の質問とさせていただきます。答弁よろしくお願
いいたします。

○副議長(荒井仁市) 当局の答弁を求めます。
  生涯学習部長。
          (生涯学習部長 登壇)

○生涯学習部長(大森博) 再質問にお答え申し上げます。
 青年活動の中で市の若者と一緒に活動ができる職員が必要である
ということで、それに対応する職員の配置をという、そういうご質
問でございます。特別な配置につきましてはしてございませんが、
専門的、技術的な助言、指導を行うと同時に、同じ青年または市民
の目線で行動ができるような職員が創意工夫をしているところでご
ざいます。
 続きまして、市民大学で市民ニーズに対する努力をしているかと
いうことでございます。これは、事前にスタッフの会議等を行いま
して企画、立案、それからスタッフの検討会議、講師等の依頼、そ
ういったものを市民から募集していただいたスタッフの中でそうい
ったもろもろの中身を検討した上で実施しているということでござ
います。
 次に、3番目としまして青磁の勉強会ができないかというご質問
でございます。これについては、まだまだ未知の中のものが相当ご
ざいます。そういったことで先ほどもご説明しましたように、唐沢
山城跡の調査、そういったものも踏まえたところで今後いろいろ青
磁等の出土が見込まれるところでございますので、そういったもの
が出てきた中でいろいろ検討する時点もあろうかと思います。そう
いったことで市民の中でもかなり興味を持っている方もいらっしゃ
ると思いますので、できる範囲で機会を設けてやっていければとい
うふうに考えておるところでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(荒井仁市) 次に、教育総務部長。
          (教育総務部長 登壇)

○教育総務部長(竹川常光) 再質問にお答えいたします。
 私からは、メール相談の件でございます。メール相談につきまし
ては、県教委において10月から24時間対応のメール相談が開始さ
れる予定でございます。携帯電話からいつでも相談できるなど、気
軽に相談ができる体制をつくるのがねらいであろうと考えておりま
す。軽度の内容でも相談できることから、事態が深刻になる前に事
態の解決を図れるなどメリットがあろうかと思います。ただ、相談
が複数回となる場合など、2度目の相談からは電話による相談に切
り替えたいとのことであります。子供や保護者の相談にじっくり対
応するには、議員1回目でご指摘のように直接話を聞くことが大切
であろうと考えておるところでございます。本市におきましては、
佐野市教育センターにおいて電話や来訪による相談を行っておりま
す。今後も電話、来訪による相談に重点を置くとともに、県教委に
よるメール相談についての周知を図りながら、悩みを持った子供や
保護者がいつでも気軽に相談できる体制をつくっていきたいと考え
ているところでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(荒井仁市) 次に、健康福祉部長。
          (健康福祉部長 登壇)

○健康福祉部長(落合潔) 再質問にお答えを申し上げます。
 最初に、払えない理由をどのように市のほうに伝えているのかと
いうご質問でありますが、これにつきましては保育園での面接、滞
納整理班の訪問などにより、そのときに伺っております。
 それから、保育料については仕事を持っている方なので、ほかの
場合とはちょっと違うのではないかというご質問です。保育料につ
きましては、前年分の所得税額、それから前年度の住民税額、住民
課税の状況等によって決まっています。保育料が滞納になっている
ということにつきましては、前年度に所得があったにもかかわらず
今は払えないと。働いていても収入が下がったであるとか、病気あ
るいは離婚とかもろもろの家庭の事情によって支払いが滞っている
と、こういうことで理解をしているところでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(荒井仁市) 以上で当局の答弁は終わりました。
  3番、大川圭吾議員。
          (3番 大川議員登壇)

○3番(大川圭吾) 答弁ありがとうございました。
 3回目は要望にさせていただきたいと思います。まず、佐野市民
活動及び生涯学習の推進についてなのですけれども、特に青年とい
うことにこだわるわけですけれども、少年から成人、老年いろいろ
ありますけれども、非常に青年の時期、高校卒業から25歳ぐらいま
での時期というのは非常に特殊な文化というか、人生の中でも非常
に重要な時期だと思うのです。そういう中でやはり青年活動という
のは一種独特なところがありますので、ぜひとも生涯学習とか佐野
市民活動、そういう大きなくくりだけではなくて、力を入れていっ
てほしいというふうに思います。
 それと、あと青磁器についてなのですけれども、私以前に須永元
と須永文庫のことについてここの場で話させていただきました。そ
れをまとめてインターネットに載せたところ、日本全国からいろい
ろなプロの方、アマチュアの方問わず、問い合わせが来ています。
そういう中で、やはり今アマチュアの方であってもプロの方に劣ら
ずかなり研究熱心な方もいらっしゃいますし、レベルも高いという
ふうに感じております。アマチュアの方は、プロのように広範囲な
知識は持っていないかもしれないですけれども、興味あるところだ
け徹底的に集中的に勉強したり研究したりしますから、かなりその
点だけに関していえばプロの方にも負けない程度のことを持ってい
る人もいるのではないかというような感じがします。そういう中で
いろいろな青磁器なんかについても今はわかりませんけれども、佐
野市内、また近隣においても非常に興味を持っている人もいる可能
性があるわけです。そういう人たちがもし出てきましたら、市のほ
うとしても積極的にその研究に協力していってほしい、そういうふ
うに思います。よろしくお願いいたします。
 最後に、滞納の問題ですけれども、これは今回は保育料だけに関
して述べましたけれども、これは保育料だけではなくてさまざまな
分野で滞納が問題になっております。そして、収入が少なくなって
払えない人と同時に、払えても払わない人も増加している。それを
一緒に考えることはできませんけれども、とはいってもやはり佐野
市にとっては大きな問題でもあると思います。そして、特に払えて
も払わない人が増加するということは、そういう人たちが急激にふ
えるモラルの低下が考えられるわけです。そうなりますと、やはり
社会そのものも非常に生きにくく、まじめな人たちが非常に住みに
くくなる社会がつくり上げられていくと思いますので、やはり何ら
かの措置をしなくてはならないというふうに思いますので、よろし
くお願いいたします。
 以上で私の一般質問を終了させていただきます。

                          以 上