鉄道趣味の始まり

写真1 初めて見た雪かき車 新津 s48

 西小6年の時に担任の高澤吉夫先生が二つのことを教えてくださった。一つはサッカー。先生はカップを買ってらしてクラスを4チームに分けリーグ戦をした。もう一つは鉄道。桐生機関区へ蒸気機関車の見学に行った。その後二つの趣味はこれまで楽しい時間を与えてくれた。教師という仕事の影響力を知り、よい師に巡り会えたことに感謝している。

 調べるということがもっと小さな頃から好きだった。サッカーも本町三丁目の雄文堂で古い指導書を買ってきて勉強しサッカーの記事はみなスクラップした。今は子ども達を教えているが、やっぱり自分でする方が楽しい。もっとも今は小学生相手でちょうどいい。

 中学一年のときメキシコオリンピックで日本は銅メダル。学校にラジオを持ち込んで授業中袖を通したイヤホーンで聞いていた。同じ年、国鉄はヨン・サン・トウのダイヤ改正で両毛線が電化された。改正前夜、足利まで友人と蒸気機関車の引く最終列車に乗った。タイミングというものだろうか。二つの楽しさを教えていただいてすぐ両方に大きなイベントがあったわけだ。

 鉄道趣味は、大学に入ってから貨車一筋。貨車は目立たないし、見向きもされないから調べる楽しさがありそうだと。現車調査で1両ずつデータを調べて台帳を作ったり、国会図書館で古い記録をノートに写す。北海道から九州まで500本以上のフィルムを使った。貨車の写真は2万枚を超えるだろう。

 今回は時節柄雪かき車。写真1は一般的な単線用、写真2は構内用。写真3は神奈川県の相模鉄道のもの。無がい車に雪かきをとりつけ、機関車で押す。妻面に風除けがあって板をはずすとガラス。ワイパーがついており、ここから覗く。神奈川にしては重装備。  桐生では見られないが、雪かき車はバラエティーがあって楽しい。こんな 趣味はあまり知られていない。

写真2 札幌−苗穂間 s58、写真3 相模鉄道 s50