籾山和久の考え
なぜ、うどん会なのか
うどん屋でもないのに、なぜ、うどん会の会長をしているのか、よく聞かれます、そんな時、かつこつけて、町興しなんですよ、と答えています、相手のかたは、たかが「うどん」で町興しなどできるの、という顔をします。しかし、私はひるまず、食で町興しするのが、一番、てつとりばやいと思っているんです、と答えています。普通の場合は、ここで会話は終わります。
私は本当は、この先、聞いてよ、聞いてよ、といつも、思っています。ここは紙面なので、かってに書かせてもらいます。
いろいろ町興しの方法はあると思います。皆さん考えてみてください、町興して何に、私は桐生地区を活性化することだと思っています、活性化てなに、元気で、イキイキしてる町、自分達が住んでて誇りが持て、そんな町なら行ってみたいと思はれる町を作ること、多くの人々が桐生を訪れお金を落してくれること。
それでは、桐生に行ってみたい、と思わせるにはどうすればいいのか、
東京の友人に桐生てどんな町、聞いたところ、高校野球の強い、織物が盛んだつた、パチンコのメーカーのある町と答えました。
桐生に魅力感じる、訪れてみたいと思う、と聞いたら、隣り町の足利は歴史を感じるので、行ってみたいけれど桐生にはね、そっちの方に行くとすれば、佐野インターで下りて、ラーメン食べて足利を散策したいね、という答えでした。
これは、まずい、、桐生の良さがまつたくわかつていない、以下のように説明しました。
桐生は今でも織物の町でノコギリ屋根の工場が日本一多くのこつていて、大川美術館があり、からくり人形や鉾の常設館があり、匠の里であり、本町一、二丁目の近代化遺産、なんといっても梅田地区の自然はすばらしい。
ここから、本題に入ります。
美味しい「うどん屋」が100軒以上あるよ、関東平野の一番奥にあり桐生から日光連山がはじまり、ここから流れだす水は素晴しい、この地区は昔から、両毛、上毛と言われており、毛の国でした、毛とは小麦のこと、土地と風土で良質な小麦がとれた。
その為に
1、うどん屋さんの数か日本一(人口1万人当たり)
2、室町時代からつづいている庚申の日には朝までうどんを食べるという習慣があつた。(11年前まで梅田地区の一部で行われていた)
3、桐生のうどんは都(みやこ)うどん(1200年前に織物が白滝姫によつて伝えられた時に一緒に持ち込まれたとおもわれる)
4、冠婚葬祭にはうどんがつく(今でも佛にはうどんとおはぎがつきますが、以前は結婚式にうどんがついた、この辺だけ習慣だそうです)
5、お客様をもてなす一番の方法は、うどんをぶっておむかえすること。
6、桐生はうどんとそばの比が8:2(東洋大学調べ、そば、うどん店の出数)館林5:5 これほどうどん好きの町はないかも。 7、桐生ほど手打ちにこだわつた地区はない。
彼の目はランランと輝き 近い内にぜひ、桐生に行きたいといいだしました。
桐生うどん会の運動は桐生100年の計と思ってやつてます。
桐生地区が全国の人々から、うどんの美味しい町と一度、認知していただくことができれば、未来永劫、うどんを食べにきてくれます、名物として通販でも売れるようになるでしょう、この運動は、今、桐生に生きてる人々だけの、ものではなく、子供や孫、100年先の桐生の人々の為と考えています。
今後の桐生うどん会の進め方
1、なんといっても美味しいうどんにこだわりつづけること、
たしかに、桐生のうどんは美味しいけれど、日本のうどん処にする為には、今のレベルではダメだと思つています。
2、マーケティングができてない。
2年前にうどん会で名古屋に研修にいき、参加してくれたメンバーは、皆さん感じました。
若者がラーメン屋ではなく、うどん屋でカレーうどん、や、みそ煮込みうどんを食べている光景を見て、若い人にも受け入れられ るメニューを開発しなければと強くおもいました。
3, 麺類商組合でうちだしたカレーうどん
この運動は素晴しい、うどんの町で町興ししてる所は多いけれど、日本にカレーうどんの町はない。日本のオンリーワンになれ る。又カレーうどんは、客層を若者からお年寄りまで、貧しい人からお金持ちまで、幅広くとれる。
桐生のうどん屋にはほとんどの店でやつており、一番商品として売りだしている店も多い
桐生には群馬大学があり、有名な芭蕉さんのカレーは、昔、インドの留学生におそわつたということを聞いたことがあります。
そのながれで桐生のうどん屋さんにはカレーうどんがあるのではないかと思われます。
4、同じような店ばかり
切り口の違う、個性的な店も必要
5、ひもかわうどん
桐生の最大の特徴は彼岸から彼岸まで鍋に使われるひもかわうどんだと思います、一部の店では年間とうしてやつてる店もで てきて、大変良い傾向だと思います。ひもかわうどんの生かし方も今後の課題とおもつています。
6、観光用のうどん学校を作りたい
1時間くらいでうどん作りを体験してもらい、打ちたて、ゆでたてを食べていただく。
7、一日うどんツアー
麦畑見学ーうどん学校(うどん作り体験)ーうどん製造工場見学ーうどんマップでうどん屋さんめぐりーうどん歴史博物館見学
8、うどん横丁、うどん館
札幌のラーメン横丁、横浜のラーメン館のようなもの
これは近くに集客力のある施設ができないと、単独では難しい
先日も、桐生うどん会と麺類商組合青年部の共催でこどもうどん教室を桐生西公民館でおこないました。
麺類商組合、麺類商組合青年部、桐生うどん会でスクラム組んで進んでいけたら10年後には
桐生うどん会のキャチフレーズである「西の讃岐に 東の桐生」と言われるようにできると確信してます。
常々、あたたかいご支援ありがとうございます、沢山の方々のおささえで、つづけられております今後ともよろしくお願い申しあげます。
心に描いたものが、実現するという宇宙の法則
(生き方 稲盛和夫 27ページ 京セラ、KDDI創業者)
仏教には、「思念が業をつくる」という教えがあります。業とはカルマともいい、
現象を生み出す原因となるものです。つまり思ったことが原因となり、その結果が現実となって表れてくる。だから考える内容が大切で、その想念に悪いものを
混ぜてはいけない、と説いているのです。積極思考を説いた哲学学者である中村天風さんも、同様の理由から「けっして悪い想念を描いてはいけない」といっています。
人生は心に描いたとおりになる、強く思ったことが現象となって現れてくる まずは、この「宇宙の法則」をしっかりと心に刻みつけてほしいのです。人によっては、このような話をオカルトの類いと断じて受け入れないかもしれません。しかし、これは私がこれまでの人生で数々の体験から確信するに至った絶対法則なのです。
すなわち、よい思いを描く人には良い人生が開けてくる。悪い思いをもっていれば人生はうまくいかなくなる。そのような法則がこの宇宙には働いているのです。思ったことがすぐに結果に出るわけではないので、わかりづらいかもしれませんが、二十年や三十年といった長いスパンで見ていくと、たいていの人の人生は、その人自身が思い描いたとおりになっているものです。
私も六十歳をすぎて上記の事は、稲盛さんとまつたく同じ考えです。
売上が上がらないのではないか、
今のやり方はダメなのではないか、
とマイナス思考すると、かならず、そうなります。
こうすれば、売上はかならず上がる、
今のやり方をこう変えれば、うまくいく、
とプラス思考すると、かならず、そうなります。
リーダーで最も必要な資質は、賢明である、情熱がある、リーダーシップがある、経験がある、などなどの資質のなかで、プラス思考が飛びぬけて大切だとおもつています。
いいかえると、プラス思考でない人はリーダーになってはいけないのです、もし、マイナス思考の人がリーダーになると廻りの人々を不孝にしてしまいます。
私も時間はかかりましたが、最近はプラス思考ができるようになつたように思います。
同志全員でプラス思考人間になろう。