せんぷくじをもっとくわしく
もっとくわしく知りたい。
青い太文字には下に説明があります。
どこにあるの?
地元の人が「神山」とか「城山」と呼んでいる高座山(正しくはこういう名前だよ。)の東のふもとにあります。
本当はむずかしい名前なんでしょ?
泉福寺ってよんでいるけど,ただしくは「猪倉山東光山泉福寺」(いのくらさんとうこういんせんぷくじ)っていうのが正式な呼び方です。
いつごろからあるお寺なの?
くわしくはわかっていないのだけれど、
鎮守(ちんじゅ)
高お神社の
棟札(むなふだ)
には,「
天長三年丙午年
九月一九日・・・」と書いてあるのでそれより古い時代からあったようです。
みどころは?
薬師堂
高野槇(こうやまき)
高さ約13メートルあまりで樹齢(じゅれい)300年と言われています。この木は今市市の文化財に指定されています。(写真がなくて残念)
石仏(せきぶつ)
新四国八十八ヶ所の第一番札所 霊山寺から第八十八番札所 大窪寺(おおくぼ)までの
霊場(れいじょう)
があります。こんなふうに伝えられています。
大正十一年に「長谷川きし」と「てい」という女性の人が四国各霊場(れいじょう)をめぐってお参りしました。そして,四国のけがれのないきれいな土をはるばるこの猪倉の地にうつしました。猪倉の人々はこの二人の行いに感動して,霊体(れいたい)八十八の石仏をたてたのです。
楓(かえで)
池のまわりにあるかえでは
竜田
産(たつたさん)と伝えられています。
松
本堂の前には三葉の松(さんようのまつ)が植えられています。これは高野山(こうやさん)
三鈷松
(さんこのまつ)よりとられた種をまいて育てたものです。
なにかおさめられているの?
歴史を教えて!
むずかしいことば
鎮守
(ちんじゅ:このあたりの土地をお守りしてくださる神様)
棟札
(むなふだ:建物を作るとき,工事のいわれ・年月・建てた人などをしるして棟木に打ちつける札)
天長三年
丙午年九月一九日(てんちょうさんねんひのえうま・・・)天長三年は西暦八二六年のことです。
丙午
(ひのえうま:十干と十二支とを組み合わせたものの第四三番目。五行説によると、丙は火の兄で、午は正南の火であるところから、この年には火災が多いとされます。・・・これ小学生にわかりやすくかけないよ〜。)
霊場
(れいじょう:神仏のれいげんあらたかな地。神仏をまつってある しんせいな地)
竜田
(たつた:
奈良県斑鳩(いかるが)町には紅葉で有名な竜田神社というお社があります。竜田の楓(かえで)というと,どうもここが有名らしいのです。正確なことは調べていません。くわしくはご住職にたずねてみてね。)