Press Release Follow-Up : Naming for Minor Planet (21328)Otashi

太田宇宙の会 Ota Uchuno Kai(Ota Astronomical Club:OAC)

小惑星(21328)太田市について


 

 小惑星(21328)番は1997年1月11日に太田宇宙の会会員 小林隆男(こばやし たかお)氏が発見した天体です。発見当初の明るさは17等級でした。

  その後1994年4月15日にKitt Peak-Spacewatch天文台で1夜だけ観測されていた小惑星と同じ星であることが判明しました。そして1999年に発見された小惑星 1999 VX60と同一の小惑星であることが判明しております。

1994年から2005年の間に324個の位置観測が報告されております。

 

小惑星(21328)太田市の画像

 

2005年5月8日00時49分15秒(JST)小林隆男氏撮影

中央の白い縦線ではさまれた星が小惑星(21328)です。

 「太田市」はPalomar Mountain/NEAT天文台(観測所コード:644)で7月3日に観測されています。今のところこれが最終観測大泉(観測所コード:411)では、5月7日と31日の2回観測に成功しました。

  次回地球に接近するのは2006年10月、その時の明るさは17.3等と予想されます。最大光度は今回(16.8等)より0.5等ほど暗くなりますが、赤緯が高いので観測は楽でしょう。