生理機能検査とは、心電図や呼吸機能検査などのことです。
心電計です。不整脈や狭心症、心筋梗塞などを調べます。時には運動負荷を加えて、心電図を記録したりします(負荷心電図)。また、24時間心電図検査(ホルター心電図)も行っております。
呼吸機能検査機です。肺の容量(肺活量)や換気効率(1秒率、ピークフロー)などを調べ、呼吸器疾患の病態を診断します。向かって左側の機械は、簡易ピークフローメーターで、喘息患者さんが自宅で発作の程度を自己測定するのに用います。
24時間血圧測定機(ADBP)です。血圧値の日内変動を正確に評価する必要がある場合に用います。特に夜間睡眠中の血圧値は、一般にはこの機械でのみ測定可能です。時には、高血圧と考えられていた方が、ADBPを行った結果、血圧が高いのは日中のごく一時期のみで、他はほとんど正常血圧値であったことが判明したりします。
聴力検査機(オーディオメーター)です。当院では主に検診(労働安全衛生規則に基づく)に用いております。
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