当院で受託可能な新型コロナウイルス関連の自費検査は以下のとおりで、い
ずれも医師による検査結果証明書が発行可能です。事前のお申し込みをお願
いいたします。
　　　ＰＣＲ検査／現時点で最も精度が高い
　　　簡易抗原検査／安価で検査結果が速い
　　　抗体価検査／目的に応じた各種抗体検査
　　　
当院での自費検査のお申し込みには２通りあります。
（１）当院へ直接申し込む（主に国内での使用目 的、 海外も可の場合あり）
（２）ＴｅＣＯＴ（海外渡航者新型 コロナウイルス検 査センター）サイト経
由で申し込む
　　　＊経産省によるTeCOTは令和4年9月でサービス終了
　　　
当院におけるＰＣＲ検査や簡易抗原検査（迅速診断検査）の説明、ならび
に、キャンセルポリシーについて、このページの後半で説明しております。
それらの内容をご理解、ご承諾のうえ自費検査をお申し込みください。
抗体検査については、現状では結果の判定に明確なガイドラインがなく、こ
のページでは説明しておりません。希望者の目的に応じて個々の対応となり
ます。
（３）当院におけるＰＣＲ検査について
（４）簡易抗原検査（迅速診断検査）について
（５）キャンセルポリシー
　　　
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（１）当院へ直接申し込む場合
電話や窓口でお申し込みください。
また、（３）当院におけるＰＣＲ検査についてや、（５）キャンセルポリシー
もご確認のうえ自費検査をお申し込みください。
　　　
海外渡航時は、次項の（２）ＴｅＣＯＴサイト 経由で申し込むをご利用くだ
さい。
　　　＊経産省によるTeCOTは令和4年9月でサービス終了
　　　
海外渡航目的の場合は、以下をお読みのうえ、管轄省庁や各国・地域大使館ホ
ームページ、旅行代理店などで必要とされる検査項目をご確認ください。
　　　
◎ＰＣＲ検査について
　当院のＰＣＲ検査はＬＳＩメディエンスへ委託しております。
　卓上型の簡易検査装置によるＰＣＲ法でなく、TacManプローブを用いた
　リアルタイムＰＣＲ法により検査します。
　現時点で最も精度が高い検査方法ですが、結果の報告が翌日となります。結
　果を急ぐ場合で、証明書の提出先が検査方法を指定していない場合は、迅速
　抗原検査をお受けください。

　ＰＣＲ検査料金：15,600円税込み（英文併記の証明書料金含む）
　　　　　　　　　　　　　　証明書が不要であれば（結果のコピーのみで可
　　　　　　　　　　　　　　であれば）、11,700円税込みとなります。
　　　　　　　　　　　　　　鼻咽頭採 取も唾液採取も同じ料金です。
　　　
　　　＊お支払いは現金のみとなります。クレジットカード、その他のキャッ
　　　　シュレス決済はご使用できません。振込の場合は入金が確認された
　　　　以降の検体採取となりますので、予約する前に窓口でご相談くださ
　　　　い。
　　　＊提出先で求められている証明書の書式を、事前によく確認しておい
　　　　てください。
　　　　事前に当院の書式見本をお渡しすることもできます。
　　　
　ＰＣＲ検査の実施日、時間：月〜土、午前１１〜１２時
　　　　　　　　　　　　　　海外渡航（出国）目的は月〜木、午前１１〜１２時
　　　　　　　　　　　　　　いずれも要予約
　　　
　　　＊保険診療でなく自費診療ですが、証明にあたっての本人確認用とし
　　　　て保険証をご持参ください。また、万一、陽性だった場合は、その保
　　　　険証を用いて保険診療を行います。
　　　＊海外渡航に用いる場合は、番号確認用としてパスポートも必ずご持
　　　　参ください（証明書に記載されます）。
　　　＊新型コロナウイルスワクチン接種後でも、検査はお受けいただけます。
　　　＊感染後の治 癒証明にＰＣＲ検査は使えません。
　　　＊原則としてドライブスルーで採取しますが、ご希望により屋内採取し
　　　　ます（感染症用の部屋が消毒済みの場合のみ）。
　　　＊唾液採取の場合は検査３０分前から飲食、うがいをしないでください。
　　　＊提出先によっては唾液は不可、鼻咽頭であることが求められます。
　　　＊提出先の多くは、必ず来院して検体採取すること（院外での自己採
　　　　取を認めない）を求めているようです。
　　　＊複数人同時の場合は、代表者様が事前に窓口で相談されることをお
　　　　勧めします。
　　　＊海外からの団体旅行客の出国時検査をお申し込みの旅行代理店様
　　　　は、バスの大きさや客数について事前にご相談ください。マイクロ
　　　　バスは入場可ですが、大型バスの場合は別途相談となります。また、
　　　　６名以上は唾液のＰＣＲ検査のみ受託可能です（鼻咽頭は５名以下
　　　　）。検査結果証明書の受渡しと日程についても下記をご参照くださ
　　　　い。
　　　
　ＰＣＲ検査の結果通知：検体採取から結果通知、証明書発行までおよそ２４時間
　　　　　　　鼻咽頭はおよそ２４〜３６時間程度、唾液はおよそ２４時間
　　　　　　　以内です。
　　　　　　　ただし、土曜、日曜、祝祭日は結果通知、証明書発行ができま
                     せんので、それらの前日に検査を受けられた場合、結果通知、
　　　　　　　証明書発行は休み明けとなります。海外渡航（出国）目的は
　　　　　　　月〜木に検査をお受けください。
　　　
　　　＊現状、新型コロナウイルス検査としてはＰＣＲ検査が最も精度が高
　　　　い方法ですが、全ての陽性者を検出できるものではありません。一部
　　　　は偽陰性となってしまうことをご理解、ご承諾ください。
　　　＊提出先の多くは、検体採取後の一定時間以内（例；採取から７２時
　　　　間以内）に証明書を提出することを求めております。出張や会合出
　　　　席などへの移動時間に余裕がなく結果を急ぐ場合は、提出先が下記の
　　　　簡易抗原検査（迅速診断検査）による証明書を認めているかをご確
　　　　認ください。
　　　＊提出先によっては、当院書式による証明書でなく、提出先独自の書式
　　　　であることを求めています。
　　　＊海外渡航（出国）の際は、提出先がデジタル証明書（ＰＤＦ）を認
　　　　めていれば、クラウドからダウンロードまたはメール添付でお受取り
　　　　いただけます。一方、海外でも医師自筆のサインや押印を求めている
　　　　提出先があります。その場合は検査　翌日に来院して証明書を受取
　　　　る必要があります。旅程をご配慮ください。
　　　
◎簡易抗原検査（迅速診断検査）について
　事情によっては、安価で結果が早い簡易抗原検査も実施可能です。
　（４）簡易抗原検査（迅速診断検査） による検査証明についてをご参照く
　ださい。
　　　
◎抗体検査について
　目的に応じて個々に対応いたします。
　最近、IgM抗体価など抗体検査を求めている渡航先もあるようですが、当院
　でも検査可能です。料金や結果通知までの時間は都度ご確認ください。現時
　点ではＰＣＲ検査と同日報告は不可で、渡航目的の場合、数日ほど先行して
　抗体検査を受けておく必要があります。

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（２）ＴｅＣＯＴ（海外渡航者新型コロナウイルス検査センター）サイト
経由で 申し込む場合
海外渡航時は、経済産業 省ＴｅＣＯＴサイトをご利用ください。
当院はＴｅＣＯＴ対応施設として登録されており、多くの国や地域への出国
時に使える証明書をＴｅＣＯＴサイトから発行可能です。
海外からの団体旅行客の出国時検査をお申し込みの旅行代理店様は、前 項 （
１）の 団体旅行客についての記載もご確認ください。
日本への入国時検査については、状況が流動的ですが、原則対応可能です。
その時点での最新情報を管轄省庁ホームページや旅行代理店、ＴｅＣＯＴサイ
トなどでご確認いただいたうえで、お申し込みください。
また、（３）当院に おけるＰＣＲ検査についてや、（５）キャンセルポリシー
も ご確認のうえ自費検査をお受けください。
　　　＊経産省によるTeCOTは令和4年9月でサービス終了
　　　
　　　
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（３）当院におけるＰＣＲ検査について
ＰＣＲとは、ポリメラーゼ・チェーンリアクション（ポリメラーゼ連鎖反応）
の略で、連鎖反応として何回も核酸増幅を反復させて微量なウイルス遺伝子
を発見する手法です。
ＰＣＲにも各種方法があり、卓上型の簡易検査装置から精密な大型装置まで
ありますが、検査に要する時間や精度は、核酸増幅の反復回数と遺伝子検出
プローブによります。
　　　
当院のＰＣＲ検査は（株）ＬＳＩメディエンスへ委託いたします。同 社は国
内大手検査会社の一角を占める信頼性の高い検査会社で、ＰＣＲはTaqMan
プローブによるリアルタイムＰＣＲ法です。また、行政検査として検査を行う
同社では、精度を高めるためダブルチェックで結果を確定させており、費用と
時間がかかる原因となっております。
これに加え、地方にある当院から都市部にある検査場へ専用の梱包容器で発
送するにも時間がかかります。当院でのＰＣＲ検査結果の通知には、おおむ
ね２４時間前後を見込んでください。
　　　
ただし、安価で結果通知が早いとされる通販型ＰＣＲ検査でも、当地では注
文から発送、結果通知まで３日ほどかかると思われますので、時間的にはかえ
って当院の方が早いでしょう。また、簡易検査装置によるＰＣＲ検査であれ
ば、簡易抗原検査（迅速診断検査）も精度が同等であり、であれば、簡易抗原
検査の方が安価で、所用時間も速いです。
　　　
提出先の多くは、検体採取後の一定時間以内（例；採取から７２時間以内）
に証明書を提出することを求めております。出張や会合出席などへの移動時
間に余裕がなく結果を急ぐ場合は、提出先が下記の簡易抗原検査による証明
書を認めているかをご確認ください。
　　　
現状、新型コロナウイルス検査としてはリアルタイムＰＣＲ検査が最も精度
が高い方法ですが、全ての陽性者を検出できるものではありません。精度管
理されている検査会社でも一部は偽陰性となってしまうことをご理解、ご承
諾ください。
　　　
通販や都市部繁華街などで安価で短時間のＰＣＲ検査が出回っておりますが、
これらの大半は医療機関ではなく、多人数の検体を混ぜて同時測定していた
り（プール法）、ダブルチェックを行わず費用低減や時間短縮しているものと
推測され、偽陰性や偽陽性の頻度が、精度管理されている検査会社や医療機
関検査室に比べ劣っている可能性があります。
自費検査をご希望の方々におかれましては、当院での検査費用と時間がかか
る理由をご理解、ご承諾いただき、時間の余裕をもって検査をお受けくださ
い。
また、キャンセルポリシーもご確認くださ い。
　　　
ＰＣＲ検査は微量のウイルス遺伝子を検出しますので、新型コロナウイルス
に感染し治癒したあと、すでに感染力が無くなり社会復帰可能後でも、残存
しているウイルス遺伝子の成分で、しばらく陽性の期間（場合によっては数
週間以上）が続きます。したがって、罹患後の出社や登校に際し、治癒証明
としてＰＣＲ検査を行うことは推奨されません。入院後の退院判定にＰＣＲ
検査を用いることは行われておりますが、陽性か陰性かだけでなく、ＰＣＲ反
応のＣｔ値（ウイルス量）などを参照し判断するものです。
通常、治癒証明にはウイルス検査は不要で、発症日から一定日数をもって出
社や登校可とします。
　　　
********************
　　　
（４）簡易抗原検査（迅速診断検査）による検査証明について
抗原検査には定性法（簡易なキットによる迅速診断検査）と定量法（専用の
機械を用いておおむねＰＣＲ検査に準じる精度で判断できる検査）がありま
す。うち、当院で実施可能なのは定性法で、検査証明書の提出先が簡易抗原
検査を認めていれば、これを自費で行うことは可能です。
簡易抗原検査は、費用がＰＣＲ検査より安価で、結果もその場で判明します
が、検査精度はＰＣＲ検査より劣ります（実際には新型コロナウイルス陽性
なのに簡易な迅速診断で陰性と判断されてしまう率がＰＣＲ検査より高い、
あるいは、実際には新型コロナウイルス陰性なのに簡易な迅速診断で陽性と
判断されてしまうことが時にある）。したがって、精度が劣ることを理解し
たうえで複数の人数を安価に急ぎで検査したいなどの事情がある場合に向い
ている方法です（本来は有症状の場合に用いるべき）。
簡易抗原検査は信頼度の低い市販の検査キットがたくさん出回っております
が、当院は検査証明を行う立場から、少しでも精度を保てるよう医療用とし
て認可されている検査キットを用い、医師による鼻咽頭からの検体採取のみ
を行い、そのため高額となります。
簡易抗原検査による証明書をご希望の場合はメリット、デメリットをご理解、
ご承諾いただき、また、証明書を求めている相手先がこれを認めていることを
事前にご確認ください。
　　　
◎簡易抗原検査（迅速診断検査）について
　簡易抗原検査料金：鼻咽頭検体　10,000円税込み
　　　　　　　　　　　　　　当院書式（英文併記）の証明書料金を含みます。
　　　　　　　　　　　　　　証明書が不要であれば（結果のコピーのみで可
　　　　　　　　　　　　　　であれば）、6,100円税込みとなります。
　　　
　簡易抗原検査の実施日、時間：月〜土、朝１１〜１２時
　　　　　　　　　　　　　　要予約
　　　　　　　　　　　　　　空いていれば当日受付可、状況によっては上
　　　　　　　　　　　　　　記以外の診療時間中でも対応化。
　　　　　　　　　　　　　　複数人の場合、当日受付できない場合もあり
　　　　　　　　　　　　　　ます。
　　　
　簡易抗原検査の結果通知：検体採取から結果通知、証明書発行までおよそ１時間
　　　　　　　　　　　　　　土曜や祝祭日の前日でも即日発行できます。
　　　
　　　＊簡易抗原検査は、ＰＣＲ検査より安価で迅速に診断できますが、精
　　　　度の点で劣っていることをご理解ください。そのため、当院では唾液
　　　　や鼻の入り口での自己採取（さらに精度が悪化する）でなく、医師に
　　　　よる鼻の奥からの採取（鼻咽頭検体）のみで対応させていただき、
　　　　市中検査より高額となります。
　　　＊証明書の提出先が、簡易抗原検査を認めていることを事前にご確認く
　　　　ださい。
　　　＊提出先によっては、検体採取後一定時間以内（例；採取から７２時間
　　　　以内）の書類提出が求められます。
　　　＊複数人の検査を同時に行いたい場合、事前に代表者様が窓口で相談さ
　　　　れることをお勧めします。
　　　＊キャンセルポリシーもご確認ください。
　　　
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（５）キャンセルポリシー
・感染症を疑う症状（風邪のような症状）がある場合は、軽微な症状であって
も自費検査をキャンセルし、保険診療の対象とします。この場合、絶対に玄関
から待合室に入室なさらず、たとえ平熱でも必ず電話で当院の発熱外来を予約
のうえ来院し、専用の通用門から入室して検査をお受けになってください。
・無症状でも検査が陽性となった場合、陰性証明書は発行できません。
・当院に来所し、所定の料金（証明書も含む）をお支払いいただいた時点で検
査の受託契約が実行となります。ＰＣＲ検査の場合、検査日に検査容器を含む
発送用梱包セットを開封しますが、以降、利用者様のご都合によるキャンセル
の場合で、すでに検査会社が検体を集荷した後は全額返金できません。一方、
集荷前の場合で容器が未使用であっても、開封したセットは再利用できず、診
療録や証明書も準備済みのため、セットと手数料の代金（4,500円税込み）は
返金できず、これを差し引いた分のみ返金となります。抗原検査の場
合、検査日に検査キットを開封した後のキャンセルは、キットと手数料の代金
（4,400円税込み）は返金できず、これを差し引いた分のみ返金となります。
・その他の不測の事態が発生した場合もキャンセルさせていただきます。キャン
セルの原因が、当院や検査委託先機関の都合による場合は全額返金いたします
が、悪天、広域災害、公的交通機関の停止などによる検査実施困難の場合、当
院や委託先検査機関に原因がなく予測困難だった場合は返金いたしかねます。
また、受託困難にてキャンセルとなった場合の利用者様の不利益についても、
当院や委託先検査機関は責を負うことはできません。
・感染者多発やその他の事情で委託先検査機関からの検査結果通知が遅延した
場合、検査をキャンセルできず返金もいたしかねます。また、結果通知の遅延
に伴う利用者様の不利益についても、当院や委託先検査機関は責を負うことは
できません。
　　　
(2022.5.8更新)