Inline-Skate


インラインスケートは手軽で楽しいスポーツだ。気分爽快で奥も深く、いろんな楽しみかたが出来る。どーも「子供の遊び」とか「アウトロー的だ」とか思われてる気がしないでもないけど、オリンピックや国体に種目がなくたって立派なスポーツなんだよね。もっと子供たちも真剣に出来るような環境があれば変わるんだろーけど・・・。X-Gamesでの日本人の活躍だって何人の人が知ってるんだろーっ!けっこーメダル取ったりして活躍してるんだからっ!
まあ、取りあえずはやってみよーじゃんっ!ってゆーことで、よく店に売ってるインラインスケートだけど、俺の持ってるSK8を中心にちょっと解説をしてみよーっ!

  • フィットネス(スラローム)モデル

K2Flight76
これは一般的に売ってる代表的なインラインスケートのタイプだ。ただしエントリー用から高性能モデルまで値段もいろいろだけどね。これはアグレッシブモデルと比べると右足側のヒール部分にブレーキが付いてる所が大きな違いだ。ウィール径も大きく、重心が高いからスピードは出しやすい。ちょっとくらい路面が悪くたってウィール径が大きいから大丈夫だよ。コーンを並べればスラローム系トリックで遊べるけど、これを履いたら天気の良い日にサイクリングロードなんかをジョギング気分で滑るのがとても気持ち良いっ!そう、別に上手くなくたって滑るだけでも気持ち良いものなんだから。ブレーキで速度調節が簡単だから、多少の坂道があったってみんな一緒に滑って行けるよっ!このK2のモデルはソフトブーツだからそんな滑りかたにはもってこいの履き心地だ。もちろん、ハードブーツだって安定感があって良いんだけど、こっちの方が夏涼しくて気持ち良さそーじゃんっ!!
  • アグレッシブ(ストリート)モデル

StylePointsBob
こちらはアグレッシブモデルで、スポーツ店じゃあないと売ってないかな?値段もちょっと高め。ウィール径は小さくて重心が低く、ジャンプの着地では安定感が良い。初心者の人なんか逆にこっちのタイプの方が最初滑りやすいんじゃあないかな〜?横へのふらつきも少なくって安定感は良いからね。でも、小石なんかに躓きやすいから荒れた所じゃあちょっと滑りにくい。ソール(靴底の部分)が広く、2番目と3番目のウィールの間が開いているのも特徴で、ここでグラインド系のトリックをやるのさ。ハンドレールの上やカーブ(縁石)を滑るのがそーだけど、なかなか楽しそーでしょ??これはフィットネスタイプの靴でやると壊れそーだもんね。このアグレッシブタイプの楽しみはやっぱジャンプしたりグラインドしたりすることだよね。ランページって入ってみたいと思わない?なんか空を飛べそうだよっ!何処でやるかって?ストリートモデルだけどストリートじゃあ危ないからパークで遊ぶのが一番だ。駐車場程度の広さがあれば練習は出来るしね。このK2のモデルはソフトブーツだからけっこー気に入ってるんだけ ど、ハードなスケーターにはハードブーツの方が人気あるかもね。
そう、楽しいスポーツだけど転べば怪我するんだ。俺はバーチカル(ようはハーフパイプ)でフル装備していた。ヘルメット、リストガード、エルボーガード、ニーガード、ヒップガードまで付けていたにも関わらず、ボトムで転んだら肩を外してしまったんだ〜っ!!怪我する時には怪我するんでしょーが無いんだけど、守れる部分はちゃんと守っとこーね。

まあ、代表的なのがこの二つのタイプだよね。どっちもそれなりに面白いから自分のスタイルに合ったものを買って、それを使い込めばどんどん楽しくなるはずさっ!ところで、実はインラインスケートのタイプはもっと細かく別れてるんだけど、大雑把に分けてもこの二つに該当しないやつがあるんだ。それも紹介だけしとこうっ!

  • ホッケーモデル
インラインホッケー用のモデルで、高性能だけど値段もちょっと高い。見た感じはフィットネスモデルに近いけどブレーキは付いてないんだ。
  • レーシングモデル
スピードレース用のモデルで値段も高いっ!ウィールも5個付いてたりする。ブレーキも付いていない、速く走るための競技用モデルだ。
  • オフロードモデル
その名の通りオフロード。大きいウィールが特徴で値段も高い。でもちょっと欲しい気がしない?代表的なのはBigCatCoyoteOutbackなんかだよね。やってみたいなーっ!
  • デタッチャブルモデル
これはウィール部分が着脱式になってるやつだ。基本的にはフィットネス系だけど、移動用って紹介されてることもあるよ。代表的なのはHypnoRBNatureだね。靴としては使えないけどSwitchItなんてゆーのもあるね。
  • フレックスフレームシステム
まだ出たばかりでよくわからない。ウィールが3個で、前2個と後ろ1個の分割構造をしてるんだ。どんな感じなんだろー??フィットネス系の上級モデルかな?ブレーキもついてるし。

<オヤジスケーターもがんばれっ!>

最近俺はオヤジスケーターだっ!小学生の子供と遊んでいる。まあ、ちょっとアグレッシブごっこをやってるよーなもんだけど、これもけっこー楽しかったりする。そんな時に便利なアイテムを紹介しよーっ!

  • キッズ用インラインスケート

K280mini
Mサイズ
これはK2から出ているキッズ用インラインスケートだ。ネジで大きさが変えられ、このMサイズで20cm〜22cmまでカバーしてくれる。Lサイズは22〜24cmだ。やっぱ子供の足はだんだん大きくなってくから、調節出来るのが嬉しいよね。子供が練習しやすいようにソールはけっこー広く作られていて、右足にはブレーキも付いている。初心者でも練習しやすいよね。もちろんいらなくなったら外せるよーになってるわけだ。グラインド部分も小さい径のパイプなら丁度はまるようにカットされている。その辺のパイプにはちょっと小さすぎるけどね。
実際に履かせてみるとその滑らかさに感動してくれるよ。ABEC1だって、おもちゃとは比べ物にならない性能だからね。ウィールが小さいからバランスも取りやすいし、スケートの楽しさを教えるにはバッチリだと思うよ。
  • オヤジ用アーマー
これはGWのバイク用アーマーだ!上半身をがっちりガードしてくれる。たかがスケートするのに非常におおげさだっ!そーまでして何が楽しいんだと思うかもしれないけど、やはりオヤジの体は衰えている。ちゃんと働いて子供に遊ばせてやる金も稼がなくちゃあならないっ!だから怪我するわけにはいかないんだ〜っ!!って思う人はかっこなんか気にせずにアーマー着ちゃえっ!育ち盛りの、どんどん物を覚えて行く子供なんかと張り合っちゃあいけない。
かっこ良く決める為にはストイックな努力が必要だって事を教えてあげなくちゃあね。何回も転びながら新しい事をマスターして行く姿を見せた方が、怪我して情けない姿で看病されるよりよっぽどい〜よっ!これを着て子供とランページで遊ぼうっ!!
もちろん、下半身もガードは必用っ!アグレッシブに楽しむなら、ニー、シンだけじゃあなくヒップガードまで用意しよ〜っ!グラインドの時はシンガード、ジャンプの時はヒップガードねっ!

<こんなアイテムも楽しい>

これは強化プラスチック製のBig Daddy Fun Rumpだ。普通のジャンプランプは高さ60cm以上あるけれど、これは30cm位しかないミニランプで、ちゃんとアールが付いてるところがいーところ。これならアグレッシブ初心者の練習にも対応してるよね。アールがあるとジャンプの時に上に放り投げられるよーな感覚があって楽しーんだ。だから、これで練習して技を磨くのもいーけど、ただジャンプするだけだってけっこー楽しーんだよ。ミニランプだからほんと、気を張らずに楽しく遊べるんだ。
これのいーところは重さ3kgと軽く、携帯性が優れている事がある。でも裏には滑り止めのゴムが付いてるから、ジャンプの時に動いちゃう事は無かったよ。車には逆さにしてつめばコンテナ替りにいろいろ入れられちゃうからあまり邪魔にならないんだ。家に置いとくのはちょっと邪魔だけど、やっぱ逆さにすれば物が置けるしね。駐車場に滑りに行く時に持っていけばこれだけでもパーク気分が味わえる、ちょっといーアイテムだよね。

これは、よく工事の時に車止めのバリケードとして使うU字と、ホームセンターで売ってる建設資材のパイプで作ったものなんだ。U字はあまり売ってないし、買うと高いらしいので、工事している業者さんに交渉して譲ってもらおうっ!パイプは3mのものがついてる。まあ、このくらいが練習には丁度良いかなって思うんだけど・・・。
これは普段は庭の片隅に置いてグラインドシューズで遊んでるんだけど、持ち運ぼうとするとけっこー大変っ!パイプを外して車のキャリアーに付けなくちゃあなんないんだ。それでもやっぱあったほーが楽しいじゃんっ!アグレッシブならグラインドで遊ばなきゃあねっ!

これはフィットネス系の定番アイテム。よくスキーのサマートレーニングでも使ってるよね。コーンに合わせて両足揃えて踏み込みながらターンして行くと、ファンスキーのウェーデルンのよーな感覚なんだ。しかも加速しながらターンしていくところがいー感じかな?これでけっこーウィールを操る感覚が覚えられると思うよ。腕なんかも自由にどんどん動かしちゃえっ!
でも、他にもこれはこれでいろんな遊びかたがあるからね。10個位あればけっこー楽しめるかな?コーンの間隔をランダムにしてみたり、コースを作ってみたり、いろいろ好きにやればいーじゃんっ!でも、基本的にはやっぱ練習してる感じがしちゃうかな??