【シャフルボード】

                       

 

シャッフルボード01●概要

シャッフルボードは、コートの反対側にある得点圏(ダイアグラム)に向かって、円盤(ディスク)をキューと呼ばれるスティックで押し進め、得点を競うゲームである。一種の陣取りゲームで、一度得点エリアにディスクが入っても、相手のディスクに押し出されると0点になってしまい、微妙な駆け引きや戦術がある知的ゲームである。

力は必要としないので、子供から高齢者まで、誰にでも手軽に楽しめるスポーツである。

 

●用具

ディスク:合成樹脂製の円盤。黄色と黒色の2色で、各4枚、計8枚を使用する。

キュー:グラスファイバー製のスティックで、先端は二股になっている。

 

●コート

公式試合は、公認専用コートで行われる。室内では、便宜的にカーペットコートで行われる。

 

 

シャッフルボード02

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●人数、ゲームの種類

2人から4人が正式なゲーム人数。人数が多いときは、4人対4人の簡易ゲームもできる。

 

シングルス:1対1

ダブルス:2対2

ラウンドロビン:1対1対1

 

 

●ゲーム

(1)ゲームの進め方

1.イエローディスクはコート(セパレーショントライアングル)の右側、ブラックディスクは左側に置く。

2.ジャンケンかトスで先攻を決める。先攻の人はイエローディスク、後攻はブラックディスクが自分のディスクとなる。

3.先攻からまず1枚のディスクをシュートし、次は後攻が自分のディスクをシュートする。

これを交互に繰り返し、8枚のディスクがシュートされて、1フレームが終わる。

4.各プレーヤーの得点の合計をスコアボードに記入する。

5.第2フレームは、反対側のコートへ移動し、今度は右側にブラックディスクを、左側にイエローディスクを置き、

第1フレームで後攻だったプレーヤーが、右側のブラックディスクの第1投から始める。

 

 

(2)デッドディスク

ファール・ゾーンの中で止まったディスクは、デッドディスクとなり、直ちにコート上から取り除く。

1.デッドラインに到達しなかったディスク。

2.ベースラインよりも、後ろのディスク。

3.コートとガターに斜めに止まったディスク。

4.ガターに落ちたディスク。

 

3)得点

1.スコアリング・ダイアグラムに入っているディスクだけが得点となる。この場合、少しでもラインに触れていると、得点とみなされない。

2.キッチン(10-OFF)に入っているディスクはマイナス10点となる。セパレーショントライアングルは、線ではないのでディスクが触れていてもマイナス10点となる。

(7点-10点=-3点)

 

シャッフルボード03

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●勝敗

フレーム制とポイント制の2つの方法がある。

 

フレーム制:8回、12回、16回のいずれかのフレーム数を定めて、それぞれの終了時の合計得点を競う。

ポイント制:50点、75点、100点のいずれかの点を定めて、先取した方が勝ちとなる

 

 

●投げ方

1.右手をのばし両肩とキューが直角になるようにセットする。

2.右足を小さく踏み出した後

3.左足を大きく踏み出しながらディスクを押し出す。

4.ディスクは、押し出される瞬間まで、キューヘッドに接触していなければならない。

シャッフルボード04