【ニチレクボール】

                       

 

●概要

サークルの中に立って標的球に向かって、2チームがそれぞれ違う色のボールを投げあい、より近づけることによって得点を競うゲームです。

ニチレクボール(屋内用ペタンク)は軟らかい特殊なボール(400g)を使用しますので、体育館や会議室などで床をいためることなくプレーが楽しめます。

 

●競技の進め方

 

競技者を2チームに分け、それぞれ違う色のボールを持ちます。(6個ずつ全12個使用)

 

◎競技者2名の場合・・・・・一人の持ちボールは6個でプレイします。

 

◎競技者4名の場合・・・・・一人の持ちボールは3個でプレイします。

 

◎競技者6名の場合・・・・・一人の持ちボールは2個でプレイします。

 

 

●競技規則

 

1.A・B両チームの代表がジャンケンをします。・・・・・仮にAチームが勝ったとする。

 

2.Aチームがサークルを置いて、その中から標的球を転がすように投げます。距離は6m以上、10m以内です。

 

3.Aチームがボールを標的球にできるだけ近づけるように送球します。

 

4.Bチームがボールを標的球にできるだけ近づけるように送球します。その結果・・・

 

http://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta03.gif

 

 

 

 

 

 

5.次は、標的球から遠いボールのチームが送球します。(上図ではAチームが投げます)

 

6.同様に次も、標的球から遠いボールのチームが送球します。

つまり相手のボールより近くなるまで投げることになります。

 

7.しかし、仮にAチームがボールを全て投げ終わり、Bチームに残りのボールがあれば、そのボールも得点をさらにアップするために送球します。

 

8.A・B両方のチームがボールを全て投げきって1セットが終了します。もちろん標的球に近いチームが勝ちとなりますが、スコア(得点)は・・・

例えば、相手チーム(負けチーム)のベストボールより3個近いボールがあれば3点となります。

相手チームの得点は0になります。

 

9.前のセットで勝ったチームが次のセットで送球サークルを置いて、標的球を転がしてゲームを進めていきます。以後、同様に繰り返していき、13点先取したチームの勝ちとなります。

●得点計算の方法

 

☆セット終了後、最も近いボールのあるチームが得点を得ます。

☆負けたチームのベストボールが基準となり、それにより近い勝ちチームのボールの個数がそのまま得点となります。従って、負けチームの得点は常に0ということになります。

<終了時の得点計算例>

※ボール12個のうち4個は離れた所にあると仮定して図をご覧下さい。

○1セット

http://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta04.gif

相手チームのベストボール http://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta06.gif より標的球に近いボール http://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta05.gif は1個なので http://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta05.gif チームの1点。

○2セット

http://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta07.gif

相手チームのベストボール http://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta05.gif より標的球に近いボール http://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta06.gif は3個なのでhttp://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta06.gif チームの3点。
※この2セットまでの得点合計は3対1で http://ww41.tiki.ne.jp/~toru1116/image/12peta06.gif チームがリードしていることになります。

●ワンポイント

 

・標的球に近い相手ボールをノーバウンドではじき飛ばしたり、ゲームの状況によっては標的球を意図的に移動させるための投球も必要な作戦です。

 

・投球は基本的にアンダーハンドスローでおこないます。

手の甲を上にしてボールをつかみ、逆回転させるように投げるのがベストです。(不必要な転がりを防ぐ)

 

※1試合(13点先取)の平均時間は30分前後ですが、ゲーム展開により、かなりの開きがあります。

競技時間が少ないときは、11点先取にするとよいでしょう。