【フライングディスクゴルフ】
●概要
フライングディスクを何投でゴールに投げ入れるかを競うゲームで、ゴルフと同じように進める。
ゴールはバスケット型で、上部の鎖にディスクが当たると、下のバスケットに落ちる仕組みになっている。
投げる瞬間に鋭く手首のスナップを利かせ、ディスクに十分な水平回転を与えることがポイントである。
ディスクをある程度投げれるようになったら、すぐにコースに出ることができる。
運動量があまり多くなく、年齢や性別に関係なく楽しめるスポーツである。
●用具
フライングディスク固いプラスチックの材料でつくられた円盤状の飛行物。
直径21~40cm、重さ200g以下であれば何枚のディスクを使い分けてもよい。
ゴール直径65cm、高さ140cmで投げたディスクが上部の鎖に当たると、下のバスケットに落ちる仕組みになっている。
マーカーディスク投げられたディスクをマークするミニディスクのことで、一般的には、通常のフライングディスクを代用している。
ゲームを簡単に行う場合は、マーカーディスクを省略することもある。
●コート
自然の地形を上手に利用し、自然をそこなわずに設け、普通、ショートホール、ミドルホール、ロングホールの3ホールを基準とするが、その長さに応じて自由に設定し、9ホール・パー36、又は、18ホール・パー72として1コースとする。
その他、国内にも常設コースが17コースある。
●人数、ゲームの種類
何人でもできるゲーム。通常は4人1組で行う。
●ゲーム
(1)ゲームの進め方
1.スタートのティースロー(第1投)の順番を決める。
2投目からは、投数に関係なく、ゴールから最も遠く離れているプレイヤーから投げる。又、2ホール目以降のスタート順は前のホールのスロー数が少ないプレイヤーから投げる。
2.ティースローは、ティーマークを結ぶスタートラインの後方からスローを行う。ディスクをスロー後はそのラインを踏み越えてもよい。
3.2投目以降、ディスクが着地したところ(ゴールに向かってディスクの先端部)にマーカーを置かなくてはならない。又、投げられたディスクは、マーカーを置くまで触れてはならない。そのマーカーが次のスローラインとなる。
4.ゴールを中心に半径10m以内の区域をパッティング区域と呼ぶ。
このエリアはゴルフでいうグリーンと考えてよい。
5.パッティングエリアからスローした後、マーカーを拾うまでラインを踏み越えてはならない。ラインを踏み越した場合はペナルティー(1投付加)が与えられる。
6.1ホール終了したごとにスコア(スローした数)をつける。この様にして、ホールを回りその合計スコアを計算し、最もスコアが少ないプレイヤーが勝ちとなる。
(2)その他のルール
ロストディスク(投げたディスクを見失った場合)や池、道などの危険地帯、手の届かない木の上などOB地域(コースの敷地外及びコース内でもプレーを禁じている区域)に入った場合は、1投プラスして、OB地域に入った地点に戻り、そこから投げる。