【ドッヂビー】
●概要
外側には軽くて丈夫なオックスフォードナイロンを使用。
トップ部分とリム部分のナイロンは、糸の太さを変えるなど、軽量化のための細かい工夫がいっぱい。芯材に使用しているウレタンは、トップ部分にくらべ、リム部分の方が厚いので、バランスがよく、飛びが安定。また、このウレタンは水を吸収しにくいので、水に浮いたりもします。
●投げ方
ドッヂビーは、平らなエンバン。だから、地面と平行(水平)に投げた方がコントロールしやすいし、狙いやすい。空中でも一番安定している。とにかく、思いきって振りぬくこと。これが、キレイに飛ばす大きなポイントになる。
ドッヂビーは軽いので、投げ出す時のスピードが十分にないと、なかなか遠くまで飛んでくれない。
投げ方は、ヘリの部分を手のひらに当てて、全体をシッカリにぎりこむのがいい。
投げる前には、手首をよく巻き込んでかまえているか自分でチェックすること。
●特徴
①投げやすい
ドッヂビーは、3サイズが用意されていますので、子どもから大人までいっしょになって楽しむことができます。
また、とても軽くできているので、小さな幼稚園児でも簡単に遠くへ投げることが可能です。
男の子と女の子、子どもと大人でも、体力差を感じることなく、一緒に遊ぶことができるのが大きな特徴です。
②捕りやすい
ドッヂビーはやわらかく、当たっても痛くないのが最大の魅力です。
1回ドッヂビーで遊んだ子どもは、それを理解しているので積極的にドッヂビーを捕ろうとします。
ボールを投げる場合、体の大きさや運動能力によって大きな個人差がでます。
それによってボールが苦手な子どもに「怖い」「つまらない」といった感覚が、芽生えることも多いと思われます。
ドッヂビーは、個人の体力差が大きく影響しないように飛行性能を工夫しています。
そのため子どもの運動能力に多少の差があっても、無理なくいっしょに楽しむことができます。
③安全
柔らかドッヂビーは、どんなに力いっぱい投げられて当たっても痛くありません。そのため、子どもでも思いっきり投げて遊ぶことができます。また、公園や学校など、人の多い場所でも安心して遊ぶことが可能です。
④想像力をつける
ドッヂビーはさまざまな方法で投げることができます。子どもたちが自由に遊ぶことで、自然に構造を理解し、新しい投げ方を編み出すことがあります。中には大人では考えつかないものもあります。自由な発想でトライするからこそ、子どものクリエイティブ精神を伸ばすことができるのです。
●遊び方
①ディスクドッジ(ドッヂビーでドッジボール)
ドッジボールで、ボールの代わりに“ドッヂビー”を使います。
ボールと違って当たっても痛くないから、小さなお子さんでもどんどんプレイできます。
②ベースドッヂビー(ドッヂビーでキックベース)
"ドッヂビー"を使ったキックベーススタイルのゲーム。
ピッチングサークルから投げたドッヂビーを、バッターがバッティングサークル内でキャッチ。
バッターはキャッチしたグリップ(握り)のまま投げよう。あとは野球のルールと同じだよ。
③ドッヂビーPK(ドッヂビーでPK戦)
ドッヂビーを使ってPK合戦をしてみよう。
当たっても痛くないドッヂビーだから全員がキーパーにも挑戦できるぞ。投げ方や距離も自由に決めて遊んでみよう。直接ゴールネットに入ればOK。ワンバウンドは相手のポイントになる。
④ドッヂビー・ゴルフ(ドッヂビーでディスクゴルフ)
持ち運びができる簡易ターゲットがあれば、いつもの遊び場があっという間にドッヂビー・ゴルフコースに。ティー(最初に投げる場所)からターゲットまで投げ進み、何投で入れることができたか、投げた回数の少ない人が勝ち。
⑤ドッヂビー・ディスゲッター(ドッヂビーで的当て)
ドッヂビーを使った的抜きゲームだ。ルールは簡単、パネルを射抜けばいい。
遊び方は、パネルをビンゴで揃えたり、抜いた枚数や数字のポイント合計で競ったり、動物パネルでも楽しめる。距離を変えたり、二人で対戦したりと楽しみ方のバリエーションはみんな次第だ。
⑥ポートドッヂビー(ドッヂビーでポートボール)
バスケットと同様に楽しめるゲーム。敵陣の中に台の上に乗った味方がいる。その味方にパスが通ればポイントになる。ゴールになる人は、台から降りてパスを受け取ることはできないから注意。ドッヂビー・アルテやゴール・ドッヂビー同様、チーム対抗で楽しめる。
⑦ゴール・ドッヂビー(ドッヂビーでサッカー)
ルールはサッカーとほぼ同じに考え、ゴールでポイントになる。パスを受けたら走ってドリブル。同点の時は、ドッヂビーPKで決着だ。目指せ!エースストライカー。
⑧キャッチング・ドッヂビー(ドッヂビーでガッツ)
攻撃チームは相手チームに思い切りドッヂビーを投げ、守備チームは地面に落とさずにキャッチできればポイント。距離やチームの人数は自由に決めて楽しもう。最初は両手でキャッチ、慣れてきたら片手キャッチに挑戦してみよう。
⑨アルテ・ドッヂビー (ドッヂビーでアルティメット)
パスを回して攻撃し、敵陣のエンドゾーン内で味方のパスをキャッチできたらポイント。チーム対戦型のゲーム。パスを受けた人はその場に止まって、パスを出すまでその場からは動けないので注意。コートの広さやチームの人数は、自由に選べばいい。みんなで息を合わせて盛り上がろう。